2023/06/26
コラム
石垣島フリースタイル実釣×村田基
22ステラ
「いままでのステラも良いんだけど、ごめんなさい、こっちの方が良い」。村田さんが断言する22ステラ。ラインの密巻きをさらに濃縮するスーパースローオシュレーター、放出時のライン抵抗を軽減するインフィニティループで、飛ばすためにラインを必要以上に細くすることなく圧倒的な飛距離を確保する。「綺麗に巻かれるから綺麗に出る」。つまり、強いラインで大型のターゲットが獲れる。そして、一度巻いたら忘れられない巻き心地が、使った釣り人のスピニングリールの常識を上書きする。「これ、普通のことです」。
スコーピオン ワールドジャーク115F/115S フラッシュブースト
村田さんの今を象徴するワールドワイドなフリースタイルルアーとして復活を遂げたスコーピオンブランド。その先鋒となるのがスコーピオン ワールドジャークだ。「バス、トラウト、トロピカルフィッシュ。海の魚から、世界の魚まで、さまざまな魚と闘えるヤツです」。フラッシュブーストを搭載した115mmボディのフローティングとシンキングモデル。ロッド操作に反応し、水をしっかり掴んでジャークやトゥイッチでの安定した切れ味鋭い挙動を見せる。
ワールドシャウラBG 2838RS-2(写真はプロトモデル)
ビッグゲームに特化したワールドシャウラBGシリーズの2838RS-2。「50kg、60kgのキハダマグロとか、30kg、40kgのGTとか、ヒラマサとか、さまざまなものに使えます」。カツオやシイラ、サワラ、セイルフィッシュなどに最適なワールドシャウラBG 2836RS-2のパワーアップバージョンだ。最強8パワーでありながら、ワールドシャウラ規格でもある1m30cmの仕舞寸法はそのまま。遠征での持ち運びも苦ではない、まさに強さを体現する相棒だ。
カルカッタコンクエスト200XG/201XG
安定した剛性を誇る丸型ベイトリールの代表的アイテム、カルカッタコンクエストのXGモデル。「鬼に金棒ってやつですよ」。同サイズの200HGで1:6.5だったギア比が1:7.5になった。「(ハンドル)1巻きでいうと11cmぐらいの違いがくるのね。たかが11cmされど11cm」。ロッドを1回あおって5巻き。それだけで約55cmの巻き取り長の差が出る。多く巻き取れるということは、ルアーの挙動や河川、潮の流れなど、水中の変化をいち早く詳細に感じ取ることができる。「あとはみなさんが状況に応じて使い分けをしてくれれば良いんですよ」。
ワールドシャウラ1581F-3
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