2025/01/08
コラム
エキサイトゲーム XRで曲げて楽しむ!曲げて獲る!
シマノ最新タックルを手に名手が実釣する「タックル最船端」。今回は松本圭一がフルソリッドゲームロッド「エキサイトゲーム XR」で剣崎ワラサを楽しむ。
INDEX
「専用じゃないけど遊び心を満たす。エキサイトゲーム XRはそんな竿です」
11月にようやく本格化した三浦半島剣崎沖のワラサ釣り。曲げて楽しむ派を自認する松本圭一はエキサイトゲーム XR 73HH220とフォースマスター 2000の組み合わせを用意。
ゆっくりと松輪港を出た一義丸は6時半に水深45メートル、タナ30メートルからスタート。
2流し目、水深51メートルに差しかかった所で松本が喰わせる。エキサイトゲーム XR 73HH220はバットジョイントワンピースならではの美しいカーブを描き、カーボンフルソリッドならではの柔軟かつ軽快な動きで青物の引きとすばやい動きに追従する。
「適材適所に力があるので深く曲がってもしっかりタメがききます。同時に手元まで引きを感じますから、視覚と同時に、手応えも十分に楽しめます」
松本は強気に竿を立て気味にし、あえて竿を深く曲げる。ドラグを締めつつ必要以上に遊ばせず、でも存分に曲げて楽しんでワラサをタモに納めた。
朝の時合が終わり場所移動した先では、エサ取りをかいくぐるように手返しを早めて2本目をキャッチ。そして終盤にかけて潮が払い出す方向になったのを機に、あえて柔軟なエキサイトゲーム XR 64MH200を出していただいた。
「念を押しますが、64MH200をワラサ乗合で使うなら空いているとき、または、マダイメインの時です」
探見丸に映し出される反応はほとんど底。すると、マダイが喰ってきた。マダイ特有の段引きが大きく視覚化され、見ていて実に楽しい。
そしてワラサが喰う。64MHで大丈夫なのかと思いきや、松本は強気で曲げまくる。
「エキサイトゲーム XRは、ガンガン曲げて、ガンガン巻いていい竿。それがソリッドの強みで、ポンピングしなくていいくらいですよ」
73HHに比べ64MHは明らかに軟らかいものの、バット部にパワーがありネジレが制御されているためバランスは崩れない。
「もう一度言いますが、ワラサ乗合なら、64MHは空いているときですよ」
再び念を押す松本だが、その目は笑っている。エキサイトなワラサゲームが、楽しくないわけがない。
FISHING TACKLE
【エキサイトゲーム XR】
極限まで曲げて楽しむフルソリッドゲームロッドに高強度と軽快性、操作性や感度までを高めた新世代ロッド。カーボンソリッド・タフテック∞のコアにカーボンシートを巻き付け、最外層にハイパワーXを施したハイパワーXフルソリッド構造のブランクスにより、深く曲げてもネジレにくく安定したアクションを実現。アイテムは64が2種、73タイプ6種の全8アイテムでライトアジやイサキからマダイ、ヒラメ、青物、中深場、全般、ライト深海やライト泳がせまでフォローする。
【エキサイトゲーム XR 73HH220】
「73HHには220と200があり、ビシアジやワラサで手持ちなら200、ウネリにも対応でき置き竿でも安定させやすい220は中深場という選択もできます」と松本
【エキサイトゲーム XR 64MH200】
「64MH200はワラサ乗合なら空いているとき、またはマダイメインの状況で」と松本
【取材協力】神奈川県剣崎松輪港・一義丸
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