2025/07/01
コラム

瀬戸内海発リアクション一つテンヤロッド エンゲツ XTUNE 一つテンヤマダイ 230H-Fの実力を鈴木新太郎&折本隆由が解説!

瀬戸内海エリアを中心に広がっている、生きエビを使ったリアクション一つテンヤの釣り。この釣法に対応すべく誕生したエンゲツ XTUNE 一つテンヤマダイ 230H-F。テンヤを送り込む、誘う、掛ける、そして闘う。釣るために必要な要素を適切に行うための部材、構造、テクノロジーを余すことなく注ぎ込んで生み出された逸品だ。そんなロッドを手に、鈴木新太郎と折本隆由が、瀬戸内海岡山沖で実釣する。
リアクション一つテンヤ

エンゲツ XTUNE 一つテンヤマダイは、多くの実績を持ち人気のシリーズ。そんなシリーズに、生きエビを使ったスタイルにマッチする「 230H-F」が追加。その性能を、鈴木新太郎さんと折本隆由さんが語ってくれた。

「すべてが自分の努力」と言う瀬戸内海の生きエビスタイルで、鈴木新太郎さんにヒット。
一つテンヤ黎明期から釣りを続けてきた鈴木新太郎さんと折本隆由さんが感じる、瀬戸内海の一つテンヤ釣りの進化と現在。
『生きエビを使った攻撃的な一つテンヤ』は、極めてルアー的な要素が強く、テンヤを操ることに特化した釣りだ。
「この一つテンヤは、放っておいて喰わない。どう見せるかという釣りです。なかなかない釣りです」(鈴木さん)
「今までの一つテンヤの概念からすごくまた一歩、カテゴリー違いのスタイルです」(折本さん)
だからこそ相応に進化したタックルスペックが重要になる。
エンゲツ XTUNE 一つテンヤマダイ 230H-F

シリーズの特性を活かしつつ、新たに高弾性穂先「ハイレスポンスソリッド」を導入。リアクション一つテンヤの釣りに落とし込んだ。
「ロッドひとつでアタリの数が変わる。シャープな動きを出せる竿でないと釣果に繋がらない」(鈴木さん)
エンゲツ XTUNE 一つテンヤマダイシリーズは、絶大な信頼を得ているシリーズ。その理由は、真の軽さの追求と感度と操作性。穂先は強度と感度に優れたタフテック∞を特殊設定したエキサイトトップを採用。スパイラルXコアとハイパワーXで締め上げたブランクスで、強さと繊細さ、さらなる高感度を備えている。リアグリップに採用されているカーボンモノコックグリップからの手感度が、鋭敏さをサポートする。そんな高い基本性能を持つエンゲツ XTUNE シリーズに加わった230H-F。
ふたりが開発に携わり、自信を持ってリリースする、生きエビを動かす操作感に特化すべく進化をとげたモデルとなる。瀬戸内海発のリアクション一つテンヤを極めていくための攻撃的ロッドだ。

超ハイレスポンスモデルのエビデンスは、研ぎ澄まされたティップにある。

「生きエビを使った釣りの『ド真ん中のロッド』」と称した折本さんがキャッチ。
「XTUNEはやっぱり基本的には軽さ、真の軽さを追求してるんですけど、真の操作性のブラシュアップ、ここにかなり我々は注力しましたよね」(折本さん)
ただ硬いだけではなく、タメも効く、そして重いテンヤをクイックにアクションさせることができるティップだ。
高弾性ハイレスポンスソリッドの穂先は、意図したアクションの戻りの素早さがある。これにより、次のアクションに繋げやすい。また張りがあることでフォール中のアタリも明確に捉える。
「ティップと全体的に伝わる一つテンヤの重量感の戻りの一連のレスポンスが、すごく雑味がないクリアな感じでテンポ良くできる。深場の重いテンヤもシャープに動かせる。ロッドによって自身のリアクション一つテンヤのスタイルが、ブラッシュアップされると思います」(折本さん)
「頭ひとつ抜けた操作が可能なロッドです。穂先だけで色々な操作ができる。落とし込み狙いでいって、テンヤがポンと着底してラインがたるむじゃないですか。たるんでても穂先にアタリが出るんですよ。この感度は凄いです」(鈴木さん)
瀬戸内海から始まった1本。他のエリアの生きエビを使った一つテンヤでも活躍するだろう。一つテンヤの進化は止まらない。
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