トップページ >  CONTENT >  釣種から探す >  抜群の飛距離と使いやすさを備える!オシアプラッガー ライトコンセプトでカツオキャスティングゲームを満喫×田代誠一郎

2024/10/24

コラム

抜群の飛距離と使いやすさを備える!オシアプラッガー ライトコンセプトでカツオキャスティングゲームを満喫×田代誠一郎

抜群の飛距離と使いやすさを備える!オシアプラッガー ライトコンセプトでカツオキャスティングゲームを満喫×田代誠一郎

テクニカルに、そしてエキサイティングに楽しむライトキャスティングゲーム。そんなゲームを堪能するために誕生したロッドがオシアプラッガー ライトコンセプト。カツオ、キハダ、ヒラマサ等のライトタックルキャスティングゲームに対応する、シマノロッドテクノロジーを惜しみなく投入した最高峰のライトキャスティングロッドだ。このロッドの魅力をヒラマサキャスティングのエキスパートとして知られるインストラクター・田代誠一郎さんが語る。

カツオゲームの魅力

巨大なヒラマサやマグロを追う、船長でありアングラーでもある田代誠一郎。ビッグゲームのイメージが強い田代さんだが、実はカツオが大好き。そしてカツオなどのライトターゲットを狙うライトキャスティングゲームも得意とする。
「初めてカツオゲームに出会ったのは2000年ですね。奄美大島に移住してフィッシングガイドのクルーとして働きだした時に、浮魚礁であるパヤオで『投げていいよ』と言われて釣ったのが最初でした。その時のブルブルとした引き、上がってきてからのブルーの美しい色にすっかり魅了されてしまいました。」
その後もカツオをキャスティングで狙ってきた田代さん。カツオゲームは現在も頻繁に楽しんでいる。
「カツオ狙いのライトキャスティングゲームの中で、なかなかカツオ、小型のキハダに向いた、しかも高性能のキャスティングロッドが無かった。今回、ようやく最適といえるロッドが完成しました。それがオシアプラッガーライトコンセプトです。このロッドで一回でも投げた人は、欲しいと思ってしまうロッドに仕上がっていると思います。僕の中ではライトキャスティングロッドでナンバーワンのロッドです。」

ヒラマサ、マグロなどの大物釣りアングラーのイメージが強い田代さんだが、カツオ等を狙うライトキャスティングゲームは大好き。いつも自分の船に、タックルを用意している。
ヒラマサ、マグロなどの大物釣りアングラーのイメージが強い田代さんだが、カツオ等を狙うライトキャスティングゲームは大好き。いつも自分の船に、タックルを用意している。

ヒラマサ、マグロなどの大物釣りアングラーのイメージが強い田代さんだが、カツオ等を狙うライトキャスティングゲームは大好き。いつも自分の船に、タックルを用意している。

カツオ探しとタックル

今回、田代さんのホームである玄界灘から出港。呼子港から出船し、対馬と壱岐の間の七里ケ曽根へ船を走らせた。このエリアでは、黒潮の分流が入る、海水温が少し高くなる7月~10月にかけてカツオゲームが楽しめる。そして到着とともにカツオを探していく。
「カツオの回遊をしらせてくれるのは鳥。探し方は目視と鳥レーダーです。鳥の下ではボイルしていることもあれば、ただ回遊しているだけの時もある。そこからベイトをどのように捕食しているのかを確認し、そしてプラグをキャストして攻めていきます」
ちなみに田代さんの今回のタックルセレクトは、ロッド・オシアプラッガー ライトコンセプトS83L。リールはツインパワー6000XGにPEはオシア8の2号、リーダーはナイロン50lb。そこにルアー・オシアペンシルのソリッド10㎝50gを装着。貫通ワイヤー仕様のモデルで、よりドラグテンションを掛けて使用可能なモデルであり、大型魚にも対応するという。

鳥を探し、カツオを探す。これも楽しみのひとつ。カツオの引きをしっかりと受け止めながらも楽しさも味わえるロッド、そして飛距離が出る小型プラグが必要となる。
鳥を探し、カツオを探す。これも楽しみのひとつ。カツオの引きをしっかりと受け止めながらも楽しさも味わえるロッド、そして飛距離が出る小型プラグが必要となる。
鳥を探し、カツオを探す。これも楽しみのひとつ。カツオの引きをしっかりと受け止めながらも楽しさも味わえるロッド、そして飛距離が出る小型プラグが必要となる。

鳥を探し、カツオを探す。これも楽しみのひとつ。カツオの引きをしっかりと受け止めながらも楽しさも味わえるロッド、そして飛距離が出る小型プラグが必要となる。

カツオ狙いの準備、リーダーの長さ

「カツオ釣りでのタックルを準備する段階で、まず大切なのはドラグ調整です。緩すぎてはフッキングしない、強すぎてもダメ。僕は3~4㎏程度に設定しています。」
またリーダーの長さにも気をつけたほうが良いという。
「リーダーはスプールに巻きこまない長さにしています。ライントラブルを軽減させられるからです。リーダーの長さは1ヒロから1ヒロ半くらい。キャスト時にラインを傷めたくないという理由で、リーダーをスプールに巻きこむ長さにしてリーダーに指を掛けて投げる人がいますが、それではトラブルも起こりやすく、飛距離も出ない。カツオの場合は飛距離が特に重要です。船が進んでいる状態で投げることもあり、ライントラブルが意外と多い。ライントラブルを軽減するためにも、リーダーの長さには注意したいですね。」

カツオの引きは強い。同じサイズなら、他のターゲットよりも強い。ドラグはしっかりと調整しておくことが必要だ。

カツオの引きは強い。同じサイズなら、他のターゲットよりも強い。ドラグはしっかりと調整しておくことが必要だ。

ナブラが一瞬で沈んでしまうこともある。そのためにもキャストトラブルは極力避けたい。リーダーが長いとトラブルの原因になるので、キャスト時にスプールにリーダーが入らない長さがベストだ。

ナブラが一瞬で沈んでしまうこともある。そのためにもキャストトラブルは極力避けたい。リーダーが長いとトラブルの原因になるので、キャスト時にスプールにリーダーが入らない長さがベストだ。

カツオ狙いのアクション

カツオを捕食に導くルアーアクションにはいろいろとある。田代さんの誘い方の基本は、ロッドを小刻みに動かしてトゥイッチしながら表層を動かしていくパターン。ただ引きで表層にてスキッピングさせるというものだ。
「水面のスキッピングはトビウオがベイトの時には特に効果的です。また小型ベイトの時も有効。スキッピングパターンで当たらない人の多くは、ロッドティップを下にして速く巻いていることが多いです。スキッピングさせる時には、ロッドを立てて行うとより効果的。プラグと水面の接地面が少ないほうが良いです」
カツオゲーム、ライトキャスティングを得意とする田代さんは、すぐにカツオをヒットさせた。
「ヒットしてランディングに持ち込むときは無理に上げようとすると、水面で暴れ、その際にルアーが外れてアングラーやランディングする船長に飛んでくる危険があります。無理せず、ロッドを脇に挟んだ状態で誘導し、カツオの顔を出した状態にしてゆっくりとネットインしたほうが良いです。」

カツオ狙いで効果的なルアーアクションには、様々なものがあるが、必ず試したいのがスキッピング。水面で泡を立てながらルアーが泳ぐように動かす。操作はロッドを上げて行う。
カツオ狙いで効果的なルアーアクションには、様々なものがあるが、必ず試したいのがスキッピング。水面で泡を立てながらルアーが泳ぐように動かす。操作はロッドを上げて行う。

カツオ狙いで効果的なルアーアクションには、様々なものがあるが、必ず試したいのがスキッピング。水面で泡を立てながらルアーが泳ぐように動かす。操作はロッドを上げて行う。

ラインディングは慌てずに慎重に。慌てて素早く寄せようとすると、時としてルアーが外れ、それが飛んできてトラブルのもととなる。カツオの顔を出し、落ち着いてからランディングに入ると良い。

ラインディングは慌てずに慎重に。慌てて素早く寄せようとすると、時としてルアーが外れ、それが飛んできてトラブルのもととなる。カツオの顔を出し、落ち着いてからランディングに入ると良い。

飛距離が出せて、トラブルを少なくするガイドの特徴

「このロッドの特徴は、まずはシャープで反発力が高い。そして軽量化やグリップの持ちやすさが追求されています。ガイドにXガイドタッチフリーチタンを採用しているのも大きな特徴ですね。」
このガイドが、ライトキャスティングにおいて強い味方となるという。従来までのガイドと比較すると足高に設計されているのだ。キャスティングゲームでは、ルアーを投げた瞬間にリールから放出されたラインはまず膨らみ、ブランクスに当たる。その後ガイドに収まっていくのだが、その時のブランクスへのライン接触を少しでも軽減するためのガイドなのだ。
「足高にすることでブランク接触が少なくなります。またキャスト時にラインが団子になるトラブルも起こりますが、このガイドは軽減します。そしてラインがスムーズにガイドを抜けていくことで、飛距離が出でいる感覚があります。」

Xガイドタッチフリーチタンのガイドは、足高設計でラインのブランクスへの接触を少なくし、ガイド絡み等のトラブルも軽減する。
Xガイドタッチフリーチタンのガイドは、足高設計でラインのブランクスへの接触を少なくし、ガイド絡み等のトラブルも軽減する。
Xガイドタッチフリーチタンのガイドは、足高設計でラインのブランクスへの接触を少なくし、ガイド絡み等のトラブルも軽減する。

Xガイドタッチフリーチタンのガイドは、足高設計でラインのブランクスへの接触を少なくし、ガイド絡み等のトラブルも軽減する。

グリップはより握りやすい形状を採用

またオシアプラッガー ライトコンセプトもうひとつの特徴として、フルホールディングシートを採用している。
「このリールシートは革命的です。リールシートのリールの足を保持する部分が回転するようになっており、6000番から下のリール装着時は、「S」という文字を上にして装着。8000番以上のリールを装着する時は「L」という文字を上にして装着します。これにより、握った時に手のひらが当たるリールシートのネジ部分とグリップ部分の段差が無くなるのです。より自然に握り込めます。」
さらにグリップのフロント部分は、Vホールドフロントグリップを採用している。
「マグロ、ヒラマサ用のロッドにも採用されているグリップですが、このライトコンセプトモデルにも採用しています。このフロントグリップは、左右がカットされたデザインになっており、手が大きい方、小さい方ともにしっかりと握り込めます。キャスティング時、アクション時ともに握りやすいグリップデザインです。」
ちなみに、このロッドはワン&ハーフの2ピース仕様。仕舞寸法160㎝のため、国内の大型航空機を使用した遠征にも対応する。またこのワン&ハーフ仕様にしたことでバット部がより強くなっているという。これにより不意にヒットするキハダの10~20㎏クラス、ヒラマサの10㎏クラスなどにも対応できる。

段差を無くすフルホールディングシートを採用。しっかりと握り込め、さらに手が痛くなりにくい。
段差を無くすフルホールディングシートを採用。しっかりと握り込め、さらに手が痛くなりにくい。
段差を無くすフルホールディングシートを採用。しっかりと握り込め、さらに手が痛くなりにくい。

段差を無くすフルホールディングシートを採用。しっかりと握り込め、さらに手が痛くなりにくい。

手の大きさに関係なく、しっかりとグリップを握ることができるVホールドフロントグリップ。アクション、ファイトともに握りやすい。
手の大きさに関係なく、しっかりとグリップを握ることができるVホールドフロントグリップ。アクション、ファイトともに握りやすい。

手の大きさに関係なく、しっかりとグリップを握ることができるVホールドフロントグリップ。アクション、ファイトともに握りやすい。

アイテムは4アイテム

アイテムはS83L、S83ML、S76L、S76MLの4アイテムがラインアップされている。
「S83Lは、使用PEが1号~3号。ルアーウェイトは60g位まで使用する場合にオススメのモデルです。5㎏ほどまでのカツオ、キハダ、ヒラマサに対応します。次にS83MLですが、こちらはPEラインがMAX4号まで対応します。ルアーは80gまで使用可能。5㎏から上の魚、ヒラマサなら10㎏、キハダなら15㎏まで対応します。狙うターゲットがやや大きい時、大きい魚もヒットする可能性がある時に、こちらのモデルのほうがスムーズに魚を浮かせられます。またS76L、S76MLもラインナップしています。玄界灘はオーバーキャストの釣りですが、地域によっては乗合船などでアンダーキャストやサイドキャストで投げなくてはならないこともあります。そのような時に扱いやすい長さ設定です。」

ライトとミディアムライトがラインナップされ、より多くの魚、シチュエーショに対応。

ライトとミディアムライトがラインナップされ、より多くの魚、シチュエーショに対応。

フックのアレンジでヒット!

「カスタムとまでは言わないかもしれませんが、フックを1本外してみます。」
と言い、ルアーの腹側のフックを外す田代さん。
「カツオがルアーを見切っている感じがしたので、リアのフック1本にして、海面との接地面を少なくしてスキッピングさせてみます。ハリに喰わせるようなイメージです。」
キャストして、ロッドを立てて高速巻きで巻いてくる。するとすぐにカツオが反応した。だがフッキングまでは至らない。しかし数回のキャスト&リトリーブでしっかりと喰わせた。
その後、竹の流れ物を発見。ここでロッドをS83MLに変更。ラインもオシア8の3号に変更。シイラが着いていることを予想し、走って流れ物に絡んでラインブレイクする可能性を避けるために、多少強引にやりとりできるタックルに変更したのだ。
するとすぐに予想通り、シイラがチェイス。そして見事ヒットさせた。その後、またもナブラに遭遇。カツオ狙いということでタックルをS83Lに戻して攻める。すると一投目でヒットした。
「カツオはいろいろな角度に走るので、Vホールド フロントグリップでグリップがしっかり持てることでファイトがしやすいです。」
引き寄せられたのは、カツオと思いきやコシナガマグロ。カツオ、キメジ、コシナガマグロの混合ナブラだったようだ。満足できる釣果で、今回の釣行は終了となった。
「このロッドを使うと、自分はこんなにキャスティングが上手だったかなと思ってしまうかもしれません。それぐらいよく飛びます。このロッドを使用して、このルアーならどのくらい飛ばせるというのをまず知り、そしてナブラを上手に攻めていくと釣果につながりやすくなると思います。ライトキャスティングのイメージが良い意味で覆されるロッドに仕上がっています。」

フックアレンジで見事キャッチに結び付けた。簡単に釣れない時ほど、試行錯誤が楽しい。作戦が成功したときは、さらに喜びが大きい。
フックアレンジで見事キャッチに結び付けた。簡単に釣れない時ほど、試行錯誤が楽しい。作戦が成功したときは、さらに喜びが大きい。

フックアレンジで見事キャッチに結び付けた。簡単に釣れない時ほど、試行錯誤が楽しい。作戦が成功したときは、さらに喜びが大きい。

最後はコシナガマグロのヒットで終了。田代さんお気に入りのオシアプラッガー ライトコンセプトは、カツオ狙いのメインロッドだ。

最後はコシナガマグロのヒットで終了。田代さんお気に入りのオシアプラッガー ライトコンセプトは、カツオ狙いのメインロッドだ。

プロフィール

田代 誠一郎 (たしろ せいいちろう)

[インストラクター]

遊漁船『サンライズ』代表。20代の大半を奄美大島で過ごしたのちに独立し、佐賀県・唐津市で船長として活躍中。自らも高いレベルを維持するアングラーであり、豊富な経験に基づいた的確なアドバイスには定評がある。

SNS:

facebook instagram

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

この記事をシェアする:

関連記事

RELATED COLUMN

弊社では、お客様が常に快適にウェブサイトをご覧いただけるようCookieを使用しています。

 ”同意します”ボタンをクリックすることによって、弊社のポリシーに従ったCookieの使用に同意されたものと見なします。弊社のCookieの使用方法に関して詳しくは、 こちらをお読みください。