2023/08/18
コラム
オシア フルスロットル190Fジェットブースト×ノンストップジャーク 田代誠一郎
「これを待ってました、このサイズを。待ってた方も多いんじゃないですかね」。インストラクター田代誠一郎がまさに待望したオシアフルスロットル190Fジェットブースト、そして相棒となる「曲げて獲る」がコンセプトのオシアプラッガーフレックスドライブを携えて、ホームの玄界灘で巨大ヒラマサのキャスティングゲームに挑む。
ノンストップジャークとは?
フルスロットルといえば、田代さんを代表するメソッド、ノンストップジャークを体現するルアーだ。きっかけは、ワンピッチワンジャークには見向きもしなかった巨大ヒラマサがルアーを回収するつもりの早巻きにバイトしてきたこと。以来研鑽を続けているが、その有効なシチュエーションの答えは明確ではないという。「ヒラマサの捕食スイッチを入れて海の中の活性を上げたいとき。あとは広く探りたいときですね」。潮が速いときにも、キャスト数を重ねられるので、より効率よく探ることができる。
オシア フルスロットル190F
ワンピッチワンジャークに反応しない、エサっけがない、ナブラがないなどの状況下でもノンストップジャークで釣果をあげてきたオシア フルスロットル240Fジェットブースト。「それでもカバーしきれない状況っていうのもありました。少しサイズダウンしたものが欲しかった」。それでできたのが、オシア フルスロットル190Fフラッシュブーストだ。「すごく操作がしやすいです。軽いんですよ、引き感が」。手首やリーリングだけでも操作できることから、ノンストップジャークにはまさにジャストマッチする。「本当に待ってました!のサイズです、私は」。
実釣開始
「サイズってすごい大事なんですよね、ヒラマサの捕食しているエサにマッチしたときや、スイッチが入ったときは、ものすごい勢いで喰ってきますからね」。オシア フレックスドライブS83HからS83MHにチェンジしてすぐ、フルスロットルならではの喰い方という朝イチらしい水中バイトをモノにすると、2本目にはファイト中のヒラマサを追う巨大な2本のヒラマサを確認。さらにファイト中のヒラマサをサメの群れが襲うなど、海中の活性の高さを証明するかのように刺激的な捕獲劇が展開される。「あんな捕食のされ方をしたらもう間違いない。このサイズが合ってるんでしょうね。これが答えです」。フルスロットル190Fで間違いない。
オシア プラッガーフレックスドライブ
田代さんがフルスロットル190Fと相性が良いと表現するのが、低弾性ロッドのオシア プラッガーフレックスドライブ。「これはよく曲がる竿です。よく曲がるってことはルアーの操作性とか、魚が掛かった時のファイトですね。やり取りがすごくしやすいです」。操作性の良さとは、荒れた海の不安定な足場でもしっかりとアクションが出せること。また、不意なファイト、不規則な引きにもロッドが曲がることで対応。キャスト時も、曲がるブランクスが飛距離をサポートし、体への負担を軽減。あえて曲がる低弾性ロッドがノンストップジャークを進化させた。
エサかルアーか
強く巨大なヒラマサを相手にするならフルスロットル240F。そしてタックルも高弾性ロッドのオシアプラッガーリミテッドの出番となる。逃げ場の多い浅場では、強引に寄せて魚が元気なうちにランディングしてリリースするという田代さんの理想とするファイトをサポートした。そしてクライマックスは今回の主役、フルスロットル190F。ダツの群れを追うヒラマサをノンストップジャークで仕留めた。「確実にエサだと思ってますよね」
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