2023/08/22
コラム
ヒラマサキャスティング入門 ルアー操作編 田代誠一郎
![ヒラマサキャスティング入門 ルアー操作編 田代誠一郎 ヒラマサキャスティング入門 ルアー操作編 田代誠一郎](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/MV.png)
季節別の傾向
![春夏秋冬、ヒラマサの動きを理解すれば、それぞれの季節で良型に出会えるのも魅力のひとつだ。 春夏秋冬、ヒラマサの動きを理解すれば、それぞれの季節で良型に出会えるのも魅力のひとつだ。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/01.png)
ルアーの基本操作①:ダイビングジャーク
田代さんが考えるルアー操作の基本は、その季節、そのタイミングに合ったベイトの動きに合わせる“マッチザベイト”による、①ダイビングジャーク、②ショートジャーク、③ロングジャーク、④ノンストップジャークの4つ。中でも最もベーシックなのがダイビングジャークだ。単調な繰り返しではなく、波の状態に合わせて強弱を付け、ルアーが転がらないようにするのがキモ。
![ロッドを横に大きくあおってジャークし、スラックを巻き取りジャークを繰り返す。釣り人との距離が近い場合は船べりから下方向にあおる。 ロッドを横に大きくあおってジャークし、スラックを巻き取りジャークを繰り返す。釣り人との距離が近い場合は船べりから下方向にあおる。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/02.png)
![ロッドを横に大きくあおってジャークし、スラックを巻き取りジャークを繰り返す。釣り人との距離が近い場合は船べりから下方向にあおる。 ロッドを横に大きくあおってジャークし、スラックを巻き取りジャークを繰り返す。釣り人との距離が近い場合は船べりから下方向にあおる。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/03.png)
ルアーの基本操作②:ショートジャーク
ダイビングジャークとは逆に、短いストロークでロッドをあおるのがショートジャーク。ナブラがあって飛沫が残っている状態など、魚の捕食位置でルアーを長い間ステイさせて気付かせて喰わせるイメージで使うのが基本だ。潮波、逆風、横風のように、波を下る状態で大きく長くジャークをするとルアーが転がりやすいので、ショートジャークが最適。ポッパーのような短い移動距離で動かせるルアーもショートジャークにマッチしている。
![小刻みにジャークして糸ふけを取る。少し潜らせるように動かすとバイトに持ち込みやすい。 小刻みにジャークして糸ふけを取る。少し潜らせるように動かすとバイトに持ち込みやすい。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/04.png)
![小刻みにジャークして糸ふけを取る。少し潜らせるように動かすとバイトに持ち込みやすい。 小刻みにジャークして糸ふけを取る。少し潜らせるように動かすとバイトに持ち込みやすい。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/05.png)
ルアーの基本操作③:ロングジャーク
ロングジャークは、ダイビングジャークをさせた後にリールを巻いて、ルアーを水面下に潜らせる操作法で、水面下を泳ぐサンマ、シイラ、ダツ、トビウオなどを捕食している時に有効だ。特にトビウオは逃げる時に飛ぶので、飛ぶ前に仕留めたいヒラマサのスイッチを入れるのには最適だ。
![ルアーをジャークで水面に入れてからリーリングし、ヌメヌメと水中を泳がせる。 ルアーをジャークで水面に入れてからリーリングし、ヌメヌメと水中を泳がせる。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/06.png)
![ルアーをジャークで水面に入れてからリーリングし、ヌメヌメと水中を泳がせる。 ルアーをジャークで水面に入れてからリーリングし、ヌメヌメと水中を泳がせる。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/07.png)
ルアーをジャークで水面に入れてからリーリングし、ヌメヌメと水中を泳がせる。
ルアーの基本操作④:ノンストップジャーク
名前の通りにノンストップで高速巻きを続けるのがノンストップジャーク。田代さんの代名詞とも言えるアクションで、捕食モードに入っていないヒラマサにも強制的にスイッチを入れることができる。潮が速い時、ルアーの巻きが追い付かない時、朝マズメ、夕マズメの一流し目など、広域を短時間で探るには最適だ。やり続けるには体力が必要だが、ハンドルで引っかけてロッドを曲げて、その反動をルアーに伝えるように動かすと疲れにくくなるので意識して引いてみよう。
![細かいジャークを入れつつダート。魚が追ってきたら気持ち緩めて喰わせの間を入れる。魚が幾重にもなってルアーを奪い合う様は、エキサイティングのひと言だ。 細かいジャークを入れつつダート。魚が追ってきたら気持ち緩めて喰わせの間を入れる。魚が幾重にもなってルアーを奪い合う様は、エキサイティングのひと言だ。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/08.png)
![細かいジャークを入れつつダート。魚が追ってきたら気持ち緩めて喰わせの間を入れる。魚が幾重にもなってルアーを奪い合う様は、エキサイティングのひと言だ。 細かいジャークを入れつつダート。魚が追ってきたら気持ち緩めて喰わせの間を入れる。魚が幾重にもなってルアーを奪い合う様は、エキサイティングのひと言だ。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/09.png)
![細かいジャークを入れつつダート。魚が追ってきたら気持ち緩めて喰わせの間を入れる。魚が幾重にもなってルアーを奪い合う様は、エキサイティングのひと言だ。 細かいジャークを入れつつダート。魚が追ってきたら気持ち緩めて喰わせの間を入れる。魚が幾重にもなってルアーを奪い合う様は、エキサイティングのひと言だ。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2023/20230816_v2/img/10.png)
細かいジャークを入れつつダート。魚が追ってきたら気持ち緩めて喰わせの間を入れる。魚が幾重にもなってルアーを奪い合う様は、エキサイティングのひと言だ。
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