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2022/11/22

コラム

松岡豪之が電動ジギングで攻略! 沖縄県石垣島のキハダゲーム

電動ジギングを始め様々なソルトウォーターゲームの魅力を発信し続けている松岡豪之さん。2022年秋冬、モデルチェンジとなったビーストマスター2000を手に沖縄県石垣島でキハダゲームを展開した。あらためて感じた電動ジギングの楽しさ、そしてビーストマスター2000を始めとしたタックル群の実力を伺った。

キハダゲームにおける電動ジギングの優位性とは?

電動ジギングの優位性をより感じやすいキハダ、ビンチョウ狙いのジギングゲーム。今後のさらなる発展が予想される。

「電動ジギングはこれまでのスピニング、ベイトに次ぐ第三のジギングスタイル。手巻きでは出せなかったスピードを出すことができる点が最大のメリットになります。今回は沖縄県石垣島、パヤオ周りでキハダ狙いを楽しみました。キハダを狙うに当たって考えないといけないのはまずヒットレンジ。基本的には船長が指示してくれますが、そのレンジにジグをしっかり通すことがとても大切です。タックルには強さが求められます。小さい魚も多いですが、そのなかで30kg、40kg、50kgというサイズも喰ってきます。ビッグサイズにもしっかり対応できる十分なパワーを持ったタックルが必要です。また、キハダはスピードに対してとても敏感な魚です。日の傾き加減によって反応するスピードが変わってくるので、ハイスピードからスロースピードまでこちらで合わせていく必要があります」

松岡さんは軽々とシャクっているが、ヘビージグをしっかり動かすことは意外と難しい。電動リールなら初心者でもリールのパワーの恩恵でジグを動かすことは容易だ。

「キハダゲームにおける電動ジギングの利点は、慣れない人でもしっかりジグが動かせることでしょう。重めのジグを使うキハダゲームでは、スピニングでもベイトでもジグをしっかり動かすことが難しかったりします。とくに慣れない人にとっては難しい。でも、電動ジギングなら慣れていなくても確実にジグを動かせます。初級者から上級者までどんなレベルのアングラーでも使いやすいのが利点ですね。

経験を積んでいる人にとってはジグを確実に狙い通りのレンジに送り届けることができる優位性を感じてもらえると思います。指示されたレンジにジグを届けることが難しいときも多いのが現実です。投入直後はラインのマーカーを見て把握すればいいのですが、2回、3回と落とし直すとラインは斜めに出ていきます。潮流の速さや船が流れる速度も変化するので、ジグがどのくらいまで沈んだのか分かりにくくなってきます。電動リールならモニターを見て、何mラインが出ているのかがすぐに分かりますから、調整も計算も簡単にできます。この利点は大きいですよ」

パヤオ周りのキハダジギングではボトムを取ることはない。何回も落とし直すと自分のジグがどのレンジにあるかを把握することが難しくなるが、水深などの情報を簡単に得られる電動リールなら分かりやすい。

高次元のジギングゲームを実現するビーストマスター2000

モデルチェンジしたビーストマスター2000。最大の注目点はジャークの強弱が調整可能なアドバンスモードの追加。より自由な電動ジギングが楽しめる。

石垣島、パヤオ周りの実釣で使用したタックルは以下の通り。ロッドがゲームタイプEJ B63-4。リールはビーストマスター2000。バッテリーがBTマスター11AH。メインラインがオシア8 3号、リーダーはオシアリーダーEXフロロ22号(80LB)。ジグは電動ジギング対応のオシア EJスピード260g。ロッドの番手、ジグのウェイトなどは微調整したが、上記のタックルを使うことが多く、キハダをキャッチしたのもほぼこのタックルに落ち着いた。

石垣島パヤオ周りでのキハダゲームでは4番パワーのロッドと260gのジグがメインとなった。これらの数字は海況によって変わってくることをお忘れなく。

まずは新たに登場したビーストマスター2000から、実釣を通しての松岡さんのインプレッションを紹介していこう。

「200mラインを攻めることもある今回のようなフィールドでしたら、本来は3000番が適正サイズとも思いますが、テスト釣行も兼ねているのでビーストマスター2000を選択しました。実感としては十分に勝負になりましたね。ビーストマスター2000はビーストマスター2000EJのモデルチェンジバージョン。


これまでは3つのモードを選ぶことが出来ましたが、新しいモードがひとつ追加され4つのモードを選択できるようになったのが特長です。電動リーリングジャーク、マニュアルジャークモード、オートジャークモードといったこれまでの3つに新たに追加されたのはアドバンスモード。これまで出来なかったジャークの強さを、L、M、Hの3段階で選択できるようになり、より多彩なジギングを楽しめるようになりました」

テクノロジーの進化、その恩恵をフル享受して生まれ変わったビーストマスター2000。

「アドバンスモードのジャークの強さを選択する目安としては、潮の流れが速いときにはLを選択、逆に潮の流れが遅く、ジグの波動を出しにくいときはHを選択し、強めの動きが出るように意識しています。ジグの形状によってジャークの強さを選択することも大切です。基本的には細長くスリムな形状のジグにはH、扁平なジグにはLが使いやすいと思います。ジグの形状に関わらず、Hを選ぶことで強い波動を生み、激しい動きをジグに与えることもできます。Lを選べば弱い波動、優しい動きを与えることができます。もちろん以上のすべてに関して、Mを選択することでLとHの中間の効果が期待できます。手元に伝わる感覚を大事にして、状況に応じたモードを選択することで、手動でやっていたテクニカルな部分の演出が可能になったのがアドバンスモードと言えるでしょう。自分の場合、アドバンスモードは最後の最後で、ジグのワンアクションに対して意図的な変化を与えるために使うことが多いですね」

機能性が格段にアップしたビーストマスター2000

探見丸スクリーン搭載で、キハダゲームのような中層攻略のジギングも、より直感的に行えるようになっている。

アドバンスモードが追加されただけではない。さらなる先進のフィーチャーが盛り込まれているのが新たなビーストマスター2000だ。

「ビーストマスター2000には探見丸スクリーンが搭載されました。リールの液晶画面で探見丸の画面を見ることができるのです。液晶もカラーになったので非常に見やすい。いつでも手元で探見丸の画像を見ることができ、水深、海底の形状、魚群や魚の大きさといったことが確認、把握できます。液晶画面には瞬時に映像が表示されます。探見丸の画面を見ながら釣りをすることで直感的に攻めることができると思います。探るのが難しいキハダゲームのような中層の攻略も、レンジを絞って効率的に攻めることができます。非常に大きな武器になると思いますよ」

前モデルに対する要望を吸い上げる形で実現した、レベルワインドガイドの大径化。電動ジギングによるビッグゲームでまたひとつストレスが減った。

レベルワインドガイド径が大きくなりました。これによりリーダーとメインラインの結節部分がスムーズに通るようになりました。リーダーは130lb(目安)まで対応しています。ノット部分がスムーズに出て引っかからないので、かなりストレスがなくなりますよ。今回はメインラインが3号、リーダーが80LBでしたが、とてもスムーズな使用感でしたね。

電動ジギングに対応するための必須条件、パワーと耐久性は前モデル譲り、ギガマックスモーターと強化ギアシステムが搭載されています。ギガマックスモーターはパワーだけでなく、半永久的に回転するというブラシレスモーターを採用しているので耐久性の向上に大きく貢献しています。200m前後の水深を300g前後のジグを使って攻めるキハダジギングはハードな釣り。それだけモーターとギアに負担が掛かるのですが、この作業を可能にしているのがギガマックスモーターと強化ギアシステムです。この2つが揃っているおかげで、今回も快適な電動ジギングを楽しむことが出来ました。また、パワーだけでなく、これまでの電動リールでは叶えられなかったジャーク中の瞬間的なスプールの停止を実現できるのもギガマックスモーターの恩恵です。慣性力が小さいブラシレスモーターを採用しているので、ジャーク中にモーターをオフにするとスプールがピタッと止まります。ロッドワークと組み合わせることで任意のラインスラックを生み出し、コントロールすることが可能になります。これにより多彩なスライド&フォールを演出、釣れるジグアクションを繰り出すことができるのです」

今回の釣行で松岡さんが使用したバッテリー、BTマスター11Hについても触れておこう。どれほど進化した電動リールであっても、電力供給に不安があってはその真価をフルに発揮することはできない。電動ジギングのようにバッテリーを酷使する釣りではなおさらだ。BTマスター11AHは従来バッテリーよりも大容量化・高出力化。電動リールの巻き上げ性能を向上させ、高負荷時の巻き上げでは約2倍の放電性能を達成※1。ビーストマスター2000の性能を余すことなく発揮することが可能となっている。さらにビーストマスター2000と探見丸CV-FISHの2つを同時接続可能なダブルジョイントにも注目だ。最先端の電動ジギングを快適に楽しむため、バッテリーを十分に吟味することは、実はとても重要なファクターと言えよう。


※1:当社指定の性能試験(大電流時の放電時間)における電力丸10Ahとの比較。

石垣島のパヤオ周りで使用したロッドはゲームタイプEJ B63-4

電動ジギングの特性を考慮して設計されたゲームタイプEJシリーズ。安心して大型キハダにもチャレンジできる。

電動ジギングでの使用を念頭に開発されたロッド、ゲーム タイプEJ。松岡さんの電動ジギングには欠かせない相棒だ。

「今回使用したロッドはゲーム タイプEJ、電動ジギング対応モデルです。メインに使用したのはB63-4。電動リールのパワーに負けることなく、スピードにもしっかり追従するロッドアクションになっています。注目したいのはスパイラルガイド。電動ジギングで高速アクションをさせているときにガイド絡みが起こるのは致命的。とても絡みにくいガイド設定になっています。グリップ周りは、電動リールをセットした状態でも握りやすい、特殊な形状を採用しています。しっかり指で掴んでホールドしやすいので、長時間の釣りでも疲れにくく、アクションを続けやすい形状です。フロントグリップもしっかりしているので、楽にファイトできました。大型魚とのやり取り中に、疲れたら左右の手を持ち替える、というファイトスタイルも可能です」

大型キハダとのやり取りはどうしても時間を要する。ロングファイトを考慮したフロントグリップはキツい時にこそ真価を実感するはずだ。

「ラインナップは3、4、5,6番と4アイテムあります。番手はリールに巻き込むラインが何号か?また何gまでのジグを使うのか?ということを基準に選びます。この基準に対象魚の特性、狙う水深、レンジを加味します。たとえばターゲット的には3番でいいかな、というときでも、水深が150m、200mとなると遠くのジグをしっかり動かすためにはより硬い4番が必要になったりします。同じ号数のPEラインを使っていても、自分が意図するジグの動きを出すためにロッドを変えることもありますね」

オシア EJスピードにより釣果アップが期待できる新色が登場!

実績十分のオシア EJスピードに3色のNEWカラーが登場。松岡さんが手にしているのはマグロ類に効果的なAケイムラベイト。

「ジグはオシア EJスピードを中心に使用しました。電動ジギング対応を考えて作られたジグですが、近年は通常のスピニングタックル、ベイトタックルのジギングでもよく使っている、とても優秀なジグです。キハダはもちろんですが、ヒラマサ、カンパチ、ブリとすべてのターゲットに対応します。EJスピードがあればどうにかなるという印象で、私のジギングには欠かすことが出来ない万能ジグになっています。そんなオシア EJスピードに新色が登場したので、石垣島ではメインに使ってみました。Aタイプのスケールブーストを採用し、キラキラしたアピールを武器とするAシルバー。マグロがよく反応すると言われるケイムラカラーとアピール力に優れたAタイプのスケールブーストを組み合わせたAケイムラベイト。Tタイプのスケールブーストとグローカラーを組み合わせたカラー、Tグロピンの3色です。この3色の基本的な使い分けとしては、朝マヅメや夕マヅメ、光量の少ないときなどにはボワッとした光でアピールするTグロピンが効果的だと思います。光が出てきて紫外線の効果でアピールしやすい状況になったらAケイムラベイト、完全に光が上がった晴天のときなどは、キラキラしたアピールで誘ってくれるAシルバーを使うことが多くなると思います。水深の違いによる使い分けもあり、です。水深によって光の届く範囲が異なるからです。基本的に深いポイントは光が届きにくく暗いと想定できるので、日中でもTグロピン、Aケイムラベイトなどは効果的だと思います。状況に応じて効果的にアピールできるよう、カラーを使い分けていくことは大切ですね」

3つの新色はマストアイテムと言えるだろう。光量や水深によって使い分けるのが松岡さんのセレクト基準。

ジグはオシアEJスピード&スライド+1で電動ジギングは完結!?

オシアEJスピード、EJスライドはEJの名を冠する電動ジギング対応モデル。ほとんどこの2本で完結する、と松岡さん。

「電動ジギングにおけるジグの使い分けについても触れておきたいと思います。ハイスピードでアクションさせることが多い、というのが電動ジギングの特徴のひとつです。オールマイティに電動ジギングに対応できるよう、ハイスピードで使ってもジグの動きが破綻しないことを第一に考えて作られたのがオシアEJスピード。実際に中速から高速で使うことが多いですが、スリムなシルエットなので水抜けがよく引き重りが少ないので、とても使いやすいですね。多面形状なので、瞬間的にフラッシング、光を放ってくれるのも強みのひとつです。フォール中もロールしながらアピールしてくれます。オシアEJスライドも多用します。扁平なボディ形状なので、しっかり水の抵抗を与えることでブルブルとした波動を出しやすいのが特長です。中速から低速で使うことが多く、ショートピッチでも使いやすいジグです。広範囲をスピーディーに探るというよりは、狭い範囲をピンポイントで狙うという使い方に適していると思います。

以上の2つのジグで自分の電動ジギングはほぼ完結しますが、2つともどちらかと言えば上げのアクションに対応したジグなので、フォール中心の釣りを展開したいというときだけはイージーぺブルを使います。ゆっくり上げてヒラヒラとしたフォールで喰わせたいときに効果的です。フリーフォールでもよく喰ってくるので試してほしいですね」

4つのモードを使い分けヒットパターンを絞り込んでいく

次はアドバンスモードでやってみますね、と楽しそうな松岡さん。ビーストマスター2000のモードチェンジは手元で簡単に行える。

石垣島の実釣では20kg弱のキハダを数本キャッチすることができた。決して簡単な状況ではなかったが、状況に応じてビーストマスター2000のモードを使い分け、最終的にはヒットパターンをしっかり掴み、連続ヒットに持ち込むことができた。さすが電動ジギングの伝道師。面目躍如といったところだ。ここからは松岡さんのビーストマスター2000の各種モードの使い分けについて触れてみたい。

「電動リーリングジャークは広範囲をスピーディーに探っていきたい、というときに有効だと思います。僕の場合、最初はこのモードを選択し、だいたいどのレンジで当たってくるかを見つけていくことが多いですね。今回も電動リーリングジャークでスタートしました。すべてのモードで基準となるヒットスピードを把握するのにも一番適していますからね。スピードが23なのか、25なのか、それとも20なのかといったことですね。今回のようなパヤオ周りのキハダ、トンジギなどで、まず状況を探るためにはとても適していると思います。これでヒットすればこのまま続けてもいいのですが、当たるけれど掛からない、掛かり切らなかったな、ということが多いときはマニュアルジャークモードを選択します。こちらから喰わせの間を作ってあげるという感じです。だいたいヒットパターンが分かってきた、となったらオートジャークモードを選択、再現性の高い釣りを展開するのもおすすめです。ポイントやターゲット、船の流し方などによっても変わってきますが、自分のなかで基準を作り、釣りのパターンを組み立てていく意識でモードを使い分けていくといいと思います。アドバンスモードは前述したとおり、ジグのワンアクションに変化を与えたいときに使用することが多いですね。今回もアドバンスモードのおかげキハダをキャッチ、という場面がありましたよ」

実釣のステージは石垣島のパヤオ周り。いつでもマグロはいるものの、ご機嫌斜めということも珍しくはない。今回も相応のテクニックが要求される状況だった。

小型を何本かリリースするなかで大型キハダへの道を探っていった松岡さん。少しずつ、しかし確実に核心に迫っていったのはさすが。

今回は電動リーリングジャークからスタート、マニュアルジャークモードで小型を数本キャッチ。この2つのモードで絞り込んだスピードやジャークパターンをオートジャークモードで正確に再現、良型キハダを連続ヒットに持ち込んだ。ちなみにハマったオートジャークモードの設定はスピード24、ムーブ0.7秒、ストップが0.3秒。もちろんこの数字はこの日、この時のヒットパターン。このパターンを見つけていくのがキハダジギングのキモと言えるし、醍醐味でもある。

「今回の石垣島ではスピードは21からスタートしましたが、ジグの波動が少し足りないな、と思って24まで上げたらブルンッと波動を感じ始めました。以降はこのスピードでアタってくれましたね」

緩急つけたファイトスタイルが確実なキャッチに導いてくれる

これはなかなかいいサイズですよ、と松岡さん。電動リールのパワーに頼り過ぎないファイトが、確実なキャッチへの近道だ。

最後に電動ジギングならではのファイトについての注意点を紹介しよう。

「電動リールだと、リールの巻き上げがレバーひとつで出来ることもあって、どうしても巻き続けてしまいがちです。でも、ビーストマスター2000のモーターやギアがいくら強いからといって無理な使い方はおすすめできません。スピニングリールを使った場合を想像してもらえば分かりやすいと思いますが、魚が走っているときに巻き続けようとしても巻けなかったり、ドラグが滑ってラインが出ている状態に空回りして巻いても疲れるだけです。人間もオーバーヒートしてしまいます。これはモーターでも同じ。無駄に回転しているのでどうしても熱を持ってしまうし、故障の原因になってしまいます。魚が走ったらラインを出して耐える、魚が止まったら巻き上げるという基本動作を守ることが大切です」

ビーストマスター2000のモーターのパワー、耐久性は十分。しかし、それにも限界はあるし、何よりもパワー一辺倒のファイトはバラシの原因となりやすい。

パワーに頼ったファイトは禁物。電動リールのパワーは生かせるところでだけ使うのが賢いアングラーと言えるだろう。

キハダに限らず、マグロは船に寄ってからのバラシが多い。最後は手動で対応するのも一手だ。

「ガンガン巻いてしまうと結節のところで切れたり、ハリが伸びてしまったりする。身切れも起きやすい。パワーを利用してガンガン巻けばいい、というものでもないんです。電動リールのパワーは使うべきところでしっかり使う、という感じです。魚が引いているときには巻かない。巻けるときにしっかり力を掛けて巻いてあげるという基本を忘れないでほしいですね。ロッドも立てて欲しいですね。ロッドを倒して、ロッド、ライン、魚を一直線にしてしまうとラインに負荷が掛かりやすい。ゆっくりジワっとロッドを立ててやり取りするのが基本です。ロッドの曲がり、パワーを利用してファイトすればラインの負荷を軽減できますし、身切れやラインブレイクなども防ぐことができます」

ビーストマスター2000にはe-EXCITING DRAG SOUNDというドラグサウンドシステムが搭載されている。キハダが走るときにはパワーで対抗するのではなく、心地よいドラグサウンドを楽しむくらいの余裕を持って走らせる、そんなファイトを展開するのが正解、と言えそうだ。

わずかな時間だったが良型キハダは入れ喰いになった。チャンスを逃すことなく数を重ねた松岡さんはさすがに嬉しそう。

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