2025/01/06
コラム
メーターヒラマサ連発! ブルズアイ リミテッド・上五島テスト釣行 平和卓也×柴原啓二
『より遠く、より強く』をコンセプトに、ブランクス、ガイド、細部のパーツに至るまで極限の性能を追求し開発された磯遠投ロッドの最高峰モデル、ブルズアイ リミテッド。磯竿4号相当のソフトティップと、メーターオーバーのヒラマサとも対等に戦えるハードバットを融合させた極上ロッドの実力を、平和卓也さんと柴原啓二さんの磯釣り名手ふたりが上五島で実釣テスト。オキアミのボイルを使ったカゴ釣りで大型のヒラマサを狙う(使用ロッドはすべてプロトモデル)。
オキアミ・ボイルを使ったカゴ釣り
2023年11月上旬、平和卓也さんと柴原啓二さんがメーターオーバーのヒラマサだけを狙い、上五島・美良島の磯に立つ。仕掛けはオキアミ・ボイルを使ったカゴ釣り。ふたりが操るのは、シマノ磯遠投ロッドのフラグシップモデル、ブルズアイ リミテッドのプロトモデル。磯竿4号相当のソフトティップと、大型青物の瞬発力とパワーに力負けしない粘りと復元力を備えた磯竿6号相当のハードバットを備え、さらにスパイラルXコア&ハイパワーXによりネジレ・つぶれを徹底追放したブランクスであるため、キャストがブレず、アングラーがインプットした動作を正確に伝えるロッドだ。大型ヒラマサに的を絞った真剣勝負の実釣テストとなる。
柴原さんの1投目、そして続けざまの平和さんへの反応もグレだった。
100㎝のヒラマサ
平和さんへのアタリの直後、強烈なドラグ音とともにブルズアイ リミテッドのプロトモデルが絞り込まれた。
「よっしゃ! ありがとうございます」
タモに入ったのは、100cmのヒラマサ。意中の本命を手にした。
「僕の中では、まだもう少しゆとりがあるなと思いながら後半はやり取りができたので、本来のこの竿が持っているパワーはもっともっと上にあると思いますね」
108㎝のヒラマサ
柴原さんにチャンスが訪れたのは2日目の朝。水面を泳ぐヒラマサの姿が見え、鳥たちも水面に群がっている。
「もういいよ、いくな!」
ドラグが激しく音を立て、ブルズアイ リミテッドがしなる。
耐える時間と攻める時間、激しいファイトを経て、上がってきたのは108cmのヒラマサ。
「バットの強さが全然違う」
消耗戦にも余力を残して勝てるロッドだ。
ブルズアイ リミテッド インプレッション
上五島のカゴ釣りでメーターのヒラマサを獲った平和さん。
「やばいなと思った瞬間からちょっと止まりかけてくれて」
安心したやり取りに移行できたのは、長い間携わってきたブルズアイ リミテッドだからこそ。
「大きな大きな信頼ができるなという」
そしてそれをさらに上回る108㎝を柴原さんが獲る。
「バットへの信頼感はすごいあった」
曲げていなすではなく、そこから止められるかどうか。
主導権は渡さない。
そして再び、柴原さんと平和さんの手にヒラマサが収まった。
飛ばせる『しなり』と操作できる『繊細さ』と闘える『パワー』が融合した1本。
「隅々までこだわって作り上げたブルズアイリミテッド。夢の大物にチャレンジしてみてください」(平和)。
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