2024/09/26
コラム
インショアをスマートに楽しむニューコンセプトロッド・インステージ

2023年からシマノが新しいソルトウォーターフィッシングのスタイルとして提唱している「インショア」。ショアとオフショアの中間という位置づけで、岸から見えるポイントを、ボートから手軽なスタイルで楽しむ釣りだ。そんなインショアの専用ロッド「インステージ」が2024年に登場。シマノインストラクターの黒田健史さん、家田成大さんが解説。
手軽に始められる「インショア」スタイル
ショアからは少し届かない、アプローチできないエリアを、小型のボートを利用して攻めていくインショア。タックルはライトであり、ボートを使う釣りでありながら手軽に楽しめるルアーフィッシングだ。
「この釣りをやって最初に楽しいと思ったのは、船長さんがいて、船長さんの指示で攻めていき、釣れた時に船長さんと自分が一体になれたと感じたところでしたね」と家田さんは言う。



ショアからでは届きにくいエリアを、小型ボートで攻めていく「インショア」。海に囲まれた日本は、インショアフィールドが無数に存在する。そして何より、「釣れる」スタイル。一歩その世界に踏み出せば誰もが夢中になる。


メインになってくるターゲットは、シーバス、チヌ、キビレ、青物、マゴチなど。魚種問わず、その場所で手軽に狙えながらも、真剣に狙っていくと奥が深い魚たちだ。
インステージという専用ロッド
インショアの釣りは、手持ちのショアロッド、ライトなオフショアロッドで楽しめるというのが魅力の一つだが、やはりやり込んでいくと専用ロッドが欲しくなる。
「青物を釣るなら、もう少し安心感のあるタックルで挑みたい、もっと繊細な釣りに向くような感度を備えたロッドが欲しいなどの気持ちが出てきました。そこで今回、フラッグシップモデルという形で、両立できるものを開発したのが、今回のロッドです」(家田)
「このロッドはロゴやカラーもオシャレで、コルクグリップが使われ、今までなかったデザインになっています。単純に持っていてカッコいい。そして使っていて楽しい。性能としてはカーボンモノコックグリップ、Xガイドなどこだわりが詰まっています」(黒田)

オシャレでいて、しっかりとした性能を備える専用ロッドインステージ。ベイトキャスティングモデルが3種類、スピニングモデルが4種類のラインナップ。インショアターゲットに幅広く対応。


「カーボンモノコックグリップを使うことによって、ロッド全体が軽くなのるので、1日使っていて疲れないですね」と家田さんは解説。

黒田さんは「ガイドはXガイドの3Dチタン。エッジが無く、軽くて強いです」と、その良さを絶賛。
ぜひ、この釣りを楽しんでほしい
インショアゲームで、どんなロッドが向いているのか? 悩む人も多いだろう。
「僕の考えとして、インショアゲームを魚種問わず楽しみたい、魚種は何でもよいから、その時に釣れる魚を楽しみたいという方は、ぜひインステージを使っていただきたい。そして楽しんでもらいたいです」と黒田さんは推薦。
「ビッグベイトを投げて大きいシーバスを釣ったり、スピニングでミノーやバイブレーションの釣りを楽しんだり、使い勝手が良く楽しいロッドです」(家田)

ボートシーバスロッドをベースに設計されたインステージ。様々なルアー、そして魚種に対応する。


豊富なラインナップにより、色々なインショアゲームが楽しめる。自身のフィールド、狙う魚、使用するルアーやスタイルに合わせて選んでほしい。
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