トップページ >  CONTENT >  真夏の水面を割る興奮を追って。黒田健史が「ブレニアス ポップホーン 60F」で挑む天草のクロダイ。

2026/01/09

コラム

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真夏の水面を割る興奮を追って。黒田健史が「ブレニアス ポップホーン 60F」で挑む天草のクロダイ。

真夏の水面を割る興奮を追って。黒田健史が「ブレニアス ポップホーン 60F」で挑む天草のクロダイ。
水面を激しく割って飛び出すクロダイ。真夏は、この魚を狙ったトップウォーターゲームが最も熱く楽しめる季節だ。迫力ある瞬間を求めて、多くのアングラーが夢中になる。今回は、新しく登場したポッパーを武器に、インストラクター黒田健史が熊本の天草エリアで挑んだオカッパリゲームの模様を紹介する。

まずは情報収集から。夏のポイント選びで重視した要素とは?

黒田さんが足を運んだのは、熊本県の天草エリア。季節は7月下旬、本格的な夏の暑さが感じられるタイミングだ。「久しぶりのオカッパリです。普段はボートでの釣りが多いので楽しみですね」と黒田さん。暑さが厳しいため、比較的涼しい朝夕に狙いを絞っての釣行プランとのこと。天草エリアには過去に数回訪れた程度で、詳細な情報はあまり持ち合わせていない様子。そこでスマートフォンで航空写真を確認しながらポイントを絞り込み、初日は夕マズメに備えてエントリーすることとなった。

航空写真を見ながら地形を確かめる黒田さん。実釣1日目は潮通しの良いポイントを重点的に探った。
航空写真を見ながら地形を確かめる黒田さん。実釣1日目は潮通しの良いポイントを重点的に探った。

こだわりの性能が満載。新作ポッパーの真価を確かめる。

最初に選んだのは、岬状に張り出した地形のポイント。潮通しが良く、魚の出入りも多いと予測しての選択だ。「5cm前後の小魚が泳いでいるので、これがベイトになっているといいですね」と黒田さん。状況は悪くなさそうだ。今回メインで使用するルアーは、新登場の「ブレニアス ポップホーン 60F」。最大の特徴は、メインウェイトをボディ後方にまで飛び出すほど配置した構造にある。これによりキャスト時の飛行姿勢が安定し、着水後はほぼ垂直に浮く姿勢をとる。そのため、波風で海面が荒れている状況でも安定したアクションが可能だ。さらに独自のカップ形状により、ドーム状の泡で強いアピールを生み出し、広範囲に響くポップ音でクロダイを誘うことができる。
写真左が軸ありの完成版。写真右はプロトモデルでこのままでは回転してしまいアクションが安定しなかった。
写真左が軸ありの完成版。写真右はプロトモデルでこのままでは回転してしまいアクションが安定しなかった。
ほぼ垂直に浮き、アクションが付けやすい。波風で海面が荒れている時は特に使いやすく感じられる。
ほぼ垂直に浮き、アクションが付けやすい。波風で海面が荒れている時は特に使いやすく感じられる。

迎えた2日目の本番。遠投性能とポップ音で沖のシモリを攻める。

そんなポッパーを駆使してクロダイの反応を探っていく黒田さん。しかし初日はあっという間に時間切れとなり、釣果は本番となる翌日に期待することとなった。2日目に選んだのは、サーフのような地形にシモリが絡むポイント。朝マズメの涼しさが感じられる時間帯だった。「沖にもシモリが沈んでいるので、そこに着いているクロダイを狙ってみましょう」と黒田さん。潮位は下げに向かっており、少しずつ前に出ながら沖のシモリを探る作戦だ。静かな早朝の釣り場に、「ブレニアス ポップホーン 60F」のポコッ、ポコッという心地よいサウンドが響き渡る。そして朝日が昇り始めたタイミングで、待望の瞬間が訪れた。
ドーム型のバブルとメリハリのあるポップ音でアピールする。広範囲をテンポよく探りたいときにも活躍する。
ドーム型のバブルとメリハリのあるポップ音でアピールする。広範囲をテンポよく探りたいときにも活躍する。

朝マズメの好機。トップに炸裂するクロダイの連続バイト。

ルアー後方にチェイスを確認した黒田さん。「よし着いた、喰ってこい」と、クロダイとの駆け引きが始まる。逸る気持ちを抑え、一定のリズムでアクションを続けると、ついにクロダイがガバッとルアーをバイト。ロッドに確かな手応えを感じた瞬間、鋭いアワセが決まった。「よし、決まった!」浅場で左右へ激しく走るクロダイを冷静に制御し、見事キャッチに成功。釣れたのは40cm前後の良型で、幸先の良い1匹に満面の笑みがこぼれた。
沖のシモリを遠投して狙っていた黒田さん。朝日が顔を出し始めたタイミングで待望のヒット!
沖のシモリを遠投して狙っていた黒田さん。朝日が顔を出し始めたタイミングで待望のヒット!
しつこくルアーに喰い付いてきたクロダイ。激しく力強い引きで楽しませてくれた。
しつこくルアーに喰い付いてきたクロダイ。激しく力強い引きで楽しませてくれた。

喰わせか、アピールか。状況で使い分けるポップ音の強弱。

さらに追加を狙い、キャストを続ける黒田さん。ここでワンポイントアドバイスをしてくれた。「シモリの近くで魚が潜んでいそうだなというときは喰わせ重視でポップ音を小さめにします。反対に何もない場所では、アピール力重視で大きめのポップ音にするといいですね」そうした意識で誘っていると、再びルアー後方で激しいバイトが発生。すかさずフッキングを決めると、先ほどよりも力強い手応えが返ってきた。ラインがシモリに触れて切れないよう注意しながら、多少強引に寄せる黒田さん。ロッドのパワーを活かし、キャッチしたのは再び40cmクラスの良型だった。「今度はフロントフックをしっかり喰っていますね」と、クロダイの本気度を感じさせる1匹に納得の表情を浮かべた。この魚を最後に日も高くなり、釣行は終了となった。

ポップホーンは安定した飛距離も武器のひとつ。遠投して沖のシモリを狙ってヒットさせた。
ポップホーンは安定した飛距離も武器のひとつ。遠投して沖のシモリを狙ってヒットさせた。
ポップ音の強弱を工夫してヒットを重ねた黒田さん。豪快なバイトと力強い引きを楽しみ満面の笑みがこぼれる。
ポップ音の強弱を工夫してヒットを重ねた黒田さん。豪快なバイトと力強い引きを楽しみ満面の笑みがこぼれる。

3種類に揃ったブレニアスのトップウォーター。その使い分けとは。

今回は狙いどころを絞って挑んだことで、短時間ながら良型クロダイに出会えた釣行であった。最後に「ブレニアス」シリーズのトップウォータープラグについて整理しておこう。今回のポッパー登場により、ラインナップは3種類となった。「ブレニアス ライズウォーク65F」、「ブレニアス ライズジョイント 75F」、「ブレニアス ポップホーン 60F」の3つだ。使い分けとしては、よく知った釣り場でシビアな状況、喰わせを重視するなら「ライズウォーク」が効果的。一方、初めての釣り場やテンポよくサーチしたい場面では「ポップホーン」が有効だ。そして両方のバランスを1本でこなすなら「ライズジョイント」がオススメである。夏のクロダイ釣りは、手軽さがありながらも豪快なバイトと力強い引きが楽しめる魅力にあふれている。ぜひこの機会に、身近な釣り場でトップウォーターのクロダイゲームを楽しんでほしい。
ブレニアスシリーズのトップウォータープラグは3種類に。それぞれの強みを使い分けてぜひ身近なポイントでクロダイを攻略してほしい。
ブレニアスシリーズのトップウォータープラグは3種類に。それぞれの強みを使い分けてぜひ身近なポイントでクロダイを攻略してほしい。

プロフィール

黒田 健史(くろだ けんし)

[インストラクター]

JBTOP50プロ。バスのみならず浜名湖のチヌやシーバスにも精通。国内のバストーナメントを中心に活躍し、上位にランキングされる機会も増えている注目のアングラー。

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