カルカッタコンクエスト

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みなぎるパワー、手に伝わる剛性感。
巻くほどに感じる愉悦、心が官能の滴で満たされていく。
巻くことが悦びに変わる、
無二の世界がそこにある。

駆動部の中枢には軽い巻き上げを可能にするインフィニティドライブをバスリールとして初めて採用。さらにローラクラッチの抵抗を抑えることで、回転抵抗低減に成功しました。また、ハンドルシャフトを支持するベアリングを増やすことによってハンドルのガタつきを排除するとともに、ハンドルノブも大型化してより安定した巻き上げが可能に。
これらにマイクロモジュールギアが加わることで、巻き上げ性能が飛躍的に進化しています。その効果は、引き抵抗の大きなルアーほどリアルに体感していただけるはずです。

ボディのロープロ化にともなってスプールの位置も低くなったことから、より自然なフォームで握り込むことができます。スプールの高さによる親指への干渉が軽減されるため手首の自由度が増し、フレキシブルかつ正確なキャストが可能になりました。

スプールは耐久性を損ねることなく低慣性化を実現したマグナムライトスプールⅢを搭載。SVSインフィニティ、サイレントチューン、S3Dとの相乗効果で飛距離はもちろんのこと、100番は33㎜径、200番は38㎜径とすることでキャスト性能が劇的に進化。狭いオーバーハングの下へも、低い弾道でコントロールよくルアーを撃ち込むことができます。

大径ギアと屈強なボディが生み出す力強い巻き上げはカルカッタコンクエストならではのもの。こと巻きの釣りにおいては全幅の信頼を置いている。何者にも媚びず独自の領域を磨き、その他の部分も確実に進化したこの巻き上げ性能は絶賛に値するね。インフィニティドライブの効果は、引き抵抗の大きいルアーほどリアルに感じられる。高負荷をモノともしないパワフルな巻き上げは、カルカッタコンクエストでしか味わえない感覚だね。

最良のコースに一投で撃ち込めること。これが僕の考える“釣れるリール”なんだよね。なぜなら、それができるか否かで、その後の釣りが変わってくるから。21カルカッタコンクエストは各部が進化したことに加え、ボディがロープロ化されて親指を浅い角度でスプールに添えられるので、手首を自由に使った精度の高いキャストが可能になった。思い通りにキャストできるという信頼があるから、その後も果敢に撃っていけるんだよね。

使用ルアーや状況によってギア比の異なるリールを使い分ける僕にとって待望のアイテム。ノーマルギア、ハイギアにエクストラハイギアが加わり、３つのギア比を選べるようになりました。金属ボディの剛性感、そして巻きの力強さはカルカッタの伝統ともいえるもの。重厚な使用感は、アンタレスやメタニウムをメインとしつつも「ここはコイツで釣りたい！」という気にさせてくれるんですよね。伝統の強さにスピードがプラスされたカルカッタコンクエスト200XGは、僕のタックルシステムに欠かせない一台です。

ジャイアントベイトを始め、マグナムクランク、ヘビースピナーベイト、アンブレラリグなどヘビー系ルアー&リグで使ってきたコンクエスト200だが、小ワザを使ってアプローチする際には素速い巻取りが求められる場面もあった。このXGモデルの巻上長はHGモデルを大きく上回るハンドル1回転89cm。インフィニットドライブの恩恵により、ハイギア化しても巻き感は従来通り軽快かつパワフル。リーリングジャークや速巻きによるエスケープアクション、今まで不可能だった加速のダートを手に馴染んだ愛機コンクエストでもできるのは大きなアドバンテージとなる。速い動きで食わせ、掛けたらゴリ巻き。素早く寄せて主導権を与えない。パワーゲームでアングラーが常に優位に立てる。