2020/08/26
コラム
松本圭一のエキサイトゲームCI4+使いこなしガイド【イサキ編】
四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回のターゲットは外房~駿河湾の各地でベストシーズンを迎えたイサキ。
シマノフィールドテスターの松本圭一が、様ざまな釣りに対応するゲームロッドの最新モデル
「エキサイトゲーム CI4+」の使いこなし術をお届けする。
INDEX
シマノのゲームロッドには多様化する沖釣りのニーズに応えた11シリーズがあり、その中から今回松本がイサキ釣りで選んだのが5月に発売された最新モデル「エキサイトゲーム CI4+」。この竿を使い込んでいる松本に最新タックルの特徴と魅力を聞いた。
エキサイトゲーム CI4+はどんな竿?
この竿の一番の特徴は、細身でよく曲がり、粘り強い特性を持つ「ハイパワーXフルソリッド」をブランクスに採用したことです。
ベースのソリッド素材は、一般的なカーボンソリッドに対して巻き込み強度3倍、巻き込み量5倍の高強度を持つ「タフテック・インフィニティ」です。
フルソリッドのしなやかさを持ちながら、竿全身をカーボンテープでX状に締め上げてネジレを抑え込むシマノ独自の強化構造「ハイパワーX」で強化し、誘いやコマセを振る動作などの操作性を向上させました。
タフテック・インフィニティは穂先によく使われている素材なので感度もよくて、強い。そのうえこの竿は、リールシートに疲労を軽減してくれる「Xシートエクストリームガングリップ」を搭載しているので、長時間シャクる誘いを繰り返しても疲れを感じさせません。
イサキにおすすめのアイテムを教えてください。
アイテムはすべて7:3調子で、M195、MH190、H185、H180の4種類(持ち手により8種類)です。
釣り物にかかわらず、まずは船宿の指定オモリに対応した竿を選ぶことが第一です。イサキ釣りで使うタックルは、コマセカゴの標準オモリが40~60号でアミコマセを使う外房~三浦半島方面と、オモリ80~100号でオキアミコマセを使う伊豆~駿河湾と大きく分けて2通りです。
外房~三浦半島ではM195、MH190、H185が該当しますが、私は軟らかめの竿で曲がりを楽しんで釣るのが好きなのでM195を使っています。この竿で多点掛けすると胴に深く曲がり込んでエキサイティングですよ!
伊豆~駿河湾ならMH190かH185、HH180になります。ハリス3号6メートルほどの長めの仕掛けで指示ダナに合わせて待つ釣り方がメインになるので、私の場合は置き竿でも仕掛けを安定させやすいMH190を多用します。
この竿に組み合わせるおすすめのリールは?
外房~三浦半島のイサキはハリス1.5号3メートルと短めの仕掛けで手持ち竿で積極的にタナを探る釣りなので、私は軽量モデルで水深カウンターを搭載した「バルケッタFカスタム」を使っています。
大型マダイや青物も交じる伊豆~駿河湾では、ハイパワーを発揮する「MUTEKIMOTOR+」を搭載した小型電動リールの「フォースマスター600シリーズ」がおすすめです。
親指の押圧で巻き上げスピードが調節可能な「NEWタッチドライブ」、片手でクラッチのオンオフ切り替えができる「スピードクラッチ」など新機能が満載で、このリールを一度使うと、指先だけで意のままに操れる感覚がクセになるはずです。
EXCITEGAME CI4+
ライトゲームロッドの新機軸!ハイパワーXフルソリッド搭載
エキサイトゲーム CI4+
「エキサイトゲーム CI4+」は、細身で軽量、粘り強く、かつよく曲がるカーボンソリッドのタフテック・インフィニティに、ネジレを抑え込む強化構造のハイパワーXを採用した”ハイパワーXフルソリッド”をブランクスに搭載。Xシートエクストリームガングリップなどシマノ独自の最新技術が集約されたライトゲームロッドだ。
[Xシートエクストリームガングリップ]
使用タックル製品情報
エキサイトゲーム CI4+ TYPE73 M195 RIGHT
エキサイトゲーム CI4+ TYPE73 MH190 LEFT
バルケッタFカスタム 150(右)
フォースマスター 601(左)
バルケッタFカスタム
フォースマスター600/601
伊豆~駿河湾のイサキ釣りではフォースマスター601を使用。親指1本で快適な操作が可能な中間速設定を採用したNEWタッチドライブを始め、ハイパワーを発揮するMUTEKIMOTOR+、スピードクラッチ、NEW海底・魚群水深表示(アキュフィッシュ対応の親機搭載船に限る)などシマノ独自の数かずの機能を搭載。
船GAMEROD
地域&アイテム別対応釣種や各製品特徴など、シマノ船ゲームロッドのすべてがわかるスペシャルサイト 「船GAMEROD」もどうぞご覧ください。
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