わずかな力で自在に巻上速度をコントロールすることがタッチドライブの大きなメリット。でも釣り人は魚とコンタクトを取った瞬間に頭が真っ白になって、思わず力が入ってしまう場面があります。タッチじゃなくてプッシュしてしまう。
そこでフォースマスター601/601DHでは力を入れて押しても設定速度以上にならないように中間速設定機能が搭載されました。これによって魚種や釣法の対応力が大幅にアップしました。例えば、イサキやアジビシといったコマセを使った数釣りだと手返し重視だけど最初から速く巻く必要はなく、スローな巻上げからはじめたい。そんな時はあらかじめ巻上速度10〜15に下げて使います。逆に巻上速度を上げる釣りはテンヤタチウオやショウサイフグのカットウ釣り。掛ければ、瞬時に巻上げたいので速度20くらいまで上げます。このような繊細な調整が自在にできるようになったことで、さらに満足度が高まりました。
画期的なシステムが多くの皆様に、手軽にスムーズにお使いいただけるようになったと思います。
また小型電動リールに関してはハンドルを使うよりも電動に頼ることが多いので、左ハンドル、つまりロッドもリールも右腕で操作することで効率が良くなります。NEWタッチドライブは、さらに快適に操作できるので、数釣りでは、きっと釣果が伸びると思います。