2024/07/25
コラム
シマノ史上最強・最大のビーストマスターMD12000で南海深場に挑む×高橋哲也
![シマノ史上最強・最大のビーストマスターMD12000で南海深場に挑む×高橋哲也 シマノ史上最強・最大のビーストマスターMD12000で南海深場に挑む×高橋哲也](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/mv.jpg)
高橋哲也さんが挑むのは南海深場の釣り。そこにいる高級魚を釣りつつ、最終的には水深300mほどのところに潜む幻の魚、カンナギを手にするための策を模索する。頼もしい味方は、シマノ史上最強・最大!! を誇る実用巻上持久力38kg、ドラグ力は驚異の43kgを達成したビーストマスターMD(=モンスタードライブ)12000。果たして狙いの高級魚、夢の大物を手にすることはできたのか。
深場の釣りをしつつ、もう1セットのタックルを準備
高橋哲也さんが、良型魚、大型魚を求めて石垣島の洋上へ訪れた。初日は深場の高級魚を狙うところからスタート。仕掛けを投入する水深が300~450m。底まで落としてアタリがあって巻き上げてくるまでが20分ほど。ハリの数は8~12本。狙うのはオナガダイ、シマアオダイの大型だ。この魚を釣りつつカンパチや幻の魚、カンナギを狙う。カンナギ狙いは、高級魚狙いで掛かった魚が食べられたときにタックルを変えて挑む。カンナギは、大きくなると重さは150kgほどになる夢の魚だ。
よって今回は使うリールとラインは同じにし、ふたつのタックルを用意して挑んだ。
リール:ビーストマスターMD12000
ロッド:ディープソルジャー205II
ロッド2(カンナギ用):ビーストマスターBG165
ライン:タナトル8 8号
カンナギがいる気配があったら、ビーストマスターBG165のタックルを使う作戦だ。
![石垣島から出港して沖の深場を狙う。 石垣島から出港して沖の深場を狙う。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/01.jpg)
石垣島から出港して沖の深場を狙う。
![ディープソルジャー205IIにビーストマスターMD12000をセットしたタックルで釣りはじめ。 ディープソルジャー205IIにビーストマスターMD12000をセットしたタックルで釣りはじめ。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/02.jpg)
![ディープソルジャー205IIにビーストマスターMD12000をセットしたタックルで釣りはじめ。 ディープソルジャー205IIにビーストマスターMD12000をセットしたタックルで釣りはじめ。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/03.jpg)
ディープソルジャー205IIにビーストマスターMD12000をセットしたタックルで釣りはじめ。
![船釣りのエキスパートであり、稀代の大物釣り師である高橋さんが夢の魚を追う。 船釣りのエキスパートであり、稀代の大物釣り師である高橋さんが夢の魚を追う。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/04.png)
船釣りのエキスパートであり、稀代の大物釣り師である高橋さんが夢の魚を追う。
![深場釣り師にはたまらない光景。さまざまな魚が水中から花咲くように上がってくる。 深場釣り師にはたまらない光景。さまざまな魚が水中から花咲くように上がってくる。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/05.jpg)
深場釣り師にはたまらない光景。さまざまな魚が水中から花咲くように上がってくる。
ビーストの名に恥じない、超大物・深海を制するリールが登場
今回使ったリールは、シマノ史上最もパワーがあり、多くの糸が巻ける(PE8号-1200m)ビーストマスターMD12000。内臓されたNEWギガマックスモーターは、19ビーストマスター9000のそれを上回る。パワーだけでなく、掛かった魚が水圧によって、巻き上げ途中に大きく暴れたときにはしっかりとラインが出るドラグ性能を誇る。
(高橋)「ハリに何匹かの魚が掛かったときには、総重量で30~40kgになることがあるので、そのときにはリールのパワーが求められる。その点でビーストマスターMD12000は最大ドラグ力が43kgもあるので頼もしい。また、この力を長時間与えるので、リールの中(ドラグ部)の熱を逃す必要があるが、これもシマノ独自の放熱システムで対処している。さらに強化ギアシステムによって、600mにも迫る長距離の連続投入から巻き上げを可能にしている」
![ビーストマスターMD12000には、大型化されたNEWギガマックスモーターを搭載している。 ビーストマスターMD12000には、大型化されたNEWギガマックスモーターを搭載している。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/06.png)
ビーストマスターMD12000には、大型化されたNEWギガマックスモーターを搭載している。
![パワーと持久力、耐久性を支えるのは、シマノの技術力を注ぎ込んだ強力ギアシステム。 パワーと持久力、耐久性を支えるのは、シマノの技術力を注ぎ込んだ強力ギアシステム。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/07.jpg)
パワーと持久力、耐久性を支えるのは、シマノの技術力を注ぎ込んだ強力ギアシステム。
![探見丸スクリーンが、その時の海中の情報をアングラーに伝える。 探見丸スクリーンが、その時の海中の情報をアングラーに伝える。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/08.png)
探見丸スクリーンが、その時の海中の情報をアングラーに伝える。
![リールの大きさにマッチし、力強く巻ける80/92mmのロングハンドルを搭載。 リールの大きさにマッチし、力強く巻ける80/92mmのロングハンドルを搭載。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/09.jpg)
リールの大きさにマッチし、力強く巻ける80/92mmのロングハンドルを搭載。
![初日最後に力強い巻きで海底から引き離し、難なく寄せられたのは、小型であったが狙いのカンナギ。特大サイズになるカンナギだが、まずは1匹。2日目に期待! 初日最後に力強い巻きで海底から引き離し、難なく寄せられたのは、小型であったが狙いのカンナギ。特大サイズになるカンナギだが、まずは1匹。2日目に期待!](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/10.jpg)
![初日最後に力強い巻きで海底から引き離し、難なく寄せられたのは、小型であったが狙いのカンナギ。特大サイズになるカンナギだが、まずは1匹。2日目に期待! 初日最後に力強い巻きで海底から引き離し、難なく寄せられたのは、小型であったが狙いのカンナギ。特大サイズになるカンナギだが、まずは1匹。2日目に期待!](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/11.jpg)
初日最後に力強い巻きで海底から引き離し、難なく寄せられたのは、小型であったが狙いのカンナギ。特大サイズになるカンナギだが、まずは1匹。2日目に期待!
一発狙いの夢を賭けて水深300~400mでムロアジを泳がせる
2日目はターゲットを100kg超のカンナギに絞って、250~300以上の深場で、ムロアジの泳がせで探っていく。魚が海底で掛かったときには、その場所からはがすまでのタックルパワーが求められる。使うタックルは下記の通り。
リール:ビーストマスターMD12000
ロッド:ビーストマスターBG165
ライン:タナトル8 8号
水深300~400mという場所から100kg超の魚をリフトアップしてくるパワーはもちろん、持久力・耐久力がリールには求められる。そして道具を使いこなすことの重要さを高橋さんは説く。
「リール任せにせず、必ずリールをフォローすること。ファイト中は熱が溜まってくるので、熱を放出するシステムが入っていますが、巻き上げ速度、無駄な力をリールに与えないこと。それを上手にやれば、大きい魚も上がってくると思います」
![水深300mのところ狙い、仕掛けを回収途中の200m付近でヒットしたイソマグロをリリース。 水深300mのところ狙い、仕掛けを回収途中の200m付近でヒットしたイソマグロをリリース。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/12.jpg)
水深300mのところ狙い、仕掛けを回収途中の200m付近でヒットしたイソマグロをリリース。
![大物がヒット!! 深場からビーストマスターMD12000のパワーでリフトアップする。 大物がヒット!! 深場からビーストマスターMD12000のパワーでリフトアップする。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/13.jpg)
大物がヒット!! 深場からビーストマスターMD12000のパワーでリフトアップする。
![水深が浅くなっても弱らない。相手は100kg超のサメだったが、余裕のファイト。100㎏のサメとのファイトで、そのパワーの凄さが分かる。そして今回のチャレンジは終了の時間を迎えた。高橋哲也さんの挑戦は、これからも続く。 水深が浅くなっても弱らない。相手は100kg超のサメだったが、余裕のファイト。100㎏のサメとのファイトで、そのパワーの凄さが分かる。そして今回のチャレンジは終了の時間を迎えた。高橋哲也さんの挑戦は、これからも続く。](/ja-JP/content/fishingstyle/article/2024/240727/img/14.jpg)
水深が浅くなっても弱らない。相手は100kg超のサメだったが、余裕のファイト。100kgのサメとのファイトで、そのパワーの凄さが分かる。そして今回のチャレンジは終了の時間を迎えた。高橋哲也さんの挑戦は、これからも続く。
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