2024/07/01
コラム
製品情報
セフィア エクスチューン in 長崎大島 × 湯川マサタカ
湯川さんが訪れたのは長崎大島。春イカシーズンの真っただ中に、それぞれの場所にマッチした釣り方でイカを狙い、セフィア エクスチューンのNEWモデルを使ってもらった。
基本的には春イカなので浅い場所を探ることが中心になるが、ランガンスタイルで高活性のイカを狙うのが湯川さんのスタイル。ゆえにLパワーを用いることが多くなるが、藻場を狙うときには、掛けたイカが藻場に潜らないように、Mパワーを選択する必要性も説いてくれた。
潮が速いエリアや深湯攻略に適したS82M
今回、最初に狙う場所の水深は6、7m。3.5号のエギが使える場所。
「潮流が効き出したら潮が速くて重くなりやすいところなので、こういう場所でやっていくのに強めのMパワー、ショートレングスを選びました。足場が高くないところであれば、ショートレングスが使いやすい」。
このモデルは大き目のエギの操作性にも優れているのが特徴。8フィート2インチは決してロングレングスではないが、スラックを活かした釣りに対応する。
曲がりは1ピースロッドのようであり、ブランクスのパワーをロスするところがない。バットパワーを活かしたシャクリが可能だ。Mパワーだがティップは硬すぎることなく、細かいシャクリにも対応する。
キャスト、シャクリにおける高負荷に対応するS86MH
ティップエギング用のセフィア アントラージュ シーグルのS0(3.5号・25g)を使っての実釣。水深が深いところや潮流が速い場所では、ショアからでもティップエギング用のエギが使える。そういった重たいエギを使うときにも対応するのが、MHパワーのS86MHだ。
「ジグ並みに飛ぶよ。攻められるところが増える」。あり余るほとのパワーはストレスのない高負荷の釣りを可能にする。
今回は春イカ狙いなので、シャロー中心の釣りになって出番は少なかったが、夏イカ、秋イカシーズンになって深いところを探るようになると、俄然このモデルの登場機会が増えてくる。
3号前後のエギを軽快かつ繊細に操るためのS82L
訪れたのは遠浅のワンド。根掛かりを回避するため、セフィア クリンチ フラッシュブースト3号を使い、ランガンスタイルで探ってみる。
選んだロッドはS82L。Lパワーで軽量なので持ち重りせず、移動がラク。
「S82Lは速いテンポのランガンスタイルに向いているLパワークラスのモデル」。
「Lパワーといっても3.5号も扱えるんだけれど、3号がメインでたまに3.5号を使う人に向いています」。
Lパワーといってもバットパワーがあるので、エギをしっかり動かすことができる。掛けたあとにロッドをしっかり曲げて楽しみたいという人にもオススメ。決して非力ではないので、秋イカにも対応するモデルだ。
タックルインプレッション
今回は湯川さんに、エクスチューンのNEWモデルを使い分けながら、春イカを狙ってもらった。
その使い分けとは…
「S82Lはシャロー撃ちを楽しみながらランガンをしたときに使いました」。
「S82Mは藻場にいる親イカを狙うときに使い、ロッドが持つパワーで、藻場に向かおうとするイカの突っ込みに、ドラグを若干締め気味にして対応することが可能なモデル」。
「S86MHは、今回はティップエギング用のシーグルを使いました。今回は春イカシーズンの真っ最中なので浅いところをメインに狙いましたが、夏イカ、秋イカのシーズンになって深いところ狙うようになると、重たいエギを扱えるこのモデルを使うことが多くなるのではないでしょうか」。
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