2024/06/05
コラム
見せる力 セフィアクリンチフラシュブースト3.5号×湯川マサタカ

あるとないとでは大違い!と称賛されているフラッシュブースト。その機構のリアルな実力を、シマノインストラクターの湯川マサタカさんが、セフィアエクスチューンとともに長崎県黒島で実釣解説。高精度かつストレスフリーなロッドで操る革新的エギの3.5号。「止めて誘える」、そのパワーはいかに!?
INDEX
寄ってから抱く
3.5号は軸となるメインの号数だという湯川さん。注目するのはその生命感だ。
「ボディが大きくてシルエットで目立たせてアピールして、さらにフラッシュブーストが搭載されているっていうのは、かなり強みやと思うね」。
大きさは違和感ではなく、ボディサイズが大きい分、潮の影響を受けフォールスピードが遅くなることもある。だからこそ見せた時のフラッシュブーストの効果は重要だ。
「寄ってからの警戒か、寄ってからの抱きつくかって差は(釣果に)相当あると思うね」。


朝マズメ、着水からのフォール中にラインが走り良型を捕獲。光量が少ない時間帯でもしっかりとアピールできる。

使い手からの見えやすさでカラーを選ぶのが湯川さん流。Fモテモテピンクで良型を追加した。

歩き回ってフレッシュなシチュエーションを探す。ラン&ガンもまた湯川さんのスタイルだ。

Fアボカドケイムラでキャッチ。ゲソ1本の掛かりでも、しなやかなロッドがキャッチまでサポートしてくれる。


アタリではない違和感も確実に手元に伝える超高感度ロッド、セフィアエクスチューンによる手感度で捕獲。

寄ってきて見切るのではなく、さらに興味を引かせることができるのが、フラッシュブーストならではの強みだ。
光でアピールが強くなる
「まず先に投げたい。特に競争率多かったりしたらね、我先キャストで獲っていくっていうのはありだから(笑)」。
ターゲットが喰うべきところでしっかり見せられるか。見せることに特化したエギは魅せる力も優れている。
朝マズメから日中、そして夕マズメと、光を味方に付けてキャッチに成功。その実力を存分に発揮して実釣は終了となった。
「光でよりアピールが強くなる。フラッシュブースト最高!」。

フラッシュブーストだからこそ、あえてのスローフォール仕様で見せてアピールするのが狙いだ。


S92ML+で遠くのブレイクを狙う。ロングロッドより効果的に使える短距離移動のスラックジャークで可愛いサイズをキャッチ。

ハイピッチジャークを得意とするショートロッド(S79ML)でテンポよくラン&ガン。夕マズメにもまた良型に出会えた。
関連記事
RELATED COLUMN