2025/12/15
コラム
【ボートエギングファン】フレッシュアングラー4人で挑む、福井県・三国沖のメタルスッテゲーム
4人のフレッシュアングラーが、ボートエギングの魅力を伝えるために始動した新企画「ボートエギングファン」。初回は、福井県三国でケンサキイカなどを狙うメタルスッテゲームに挑戦。メタルスッテの楽しさを思う存分お伝えする。シーズン終盤という状況下を、ボートエギングファンのメンバーはどのように攻略していくのか…?
ボートエギングの楽しさを多くの人に伝えるために集まった、フレッシュな4人
ボートエギングファンのメンバー。左から、角井さん、清水さん、加藤さん、谷田さん。
※詳しいプロフィールは、本記事の下部に明記
今回、ボートエギングというテーマで、4人のフレッシュアングラーが福井県・三国に集った。そのメンバーとは、大阪湾のインショア船のキャプテンをつとめる角井良隆(かどい・よしたか)さん。大江川・五三川でのバスフィッシングやさまざまなソルトルアーゲームにも精通する加藤貢嗣(かとう・こうじ)さん。山形県で漁師として活躍しながら、オフショアの釣りの探求にも余念がない谷田 圭(たにた・けい)さん。そして、福井県の遊漁船「神海丸」の中乗りをしながら釣りのテクニックを吸収する清水彩香(しみず・あやか)さんの4人。このメンバーでボートエギングの楽しさをお伝えしていく。
エリアは福井県・三国沖、遊漁船の神海丸にて、メタルスッテゲームを4人で楽しんでいこうという企画。ケンサキイカシーズンの終盤での実釣で、どれほど釣果が上がるか、期待半分不安半分での出船となった。
角井「フレッシュなアングラーが集まって、ボートエギングの魅力を伝えていくのがこの企画のテーマです! 今回はこの4人で、三国沖のメタルスッテゲームを楽しんでいきましょう」
加藤「メタルスッテは、私もとてもハマっている釣りですが、福井県でやるのは今回が初めて。以前から来てみたかったので、とても楽しみです!」
谷田「普段は、山形でティップエギングやメタルスッテをやっているんですが、私も福井は初めてなんで、いつもやっている釣りと違いがあるのか、色々と試してみたいと思っています。よろしくお願いします」
清水「私は、いつもこの海の状況を見ているんですが、最近の傾向として、釣れるサイズも釣れるスッテのカラーも、日替わりといった状況です。ただ、今は数もサイズも狙えるので、自分も全力で楽しみながら、皆さんの釣りをサポートしていこうと思います」
ベーシックなメタルスッテ仕掛けと、オモリグ仕掛けの2本立てで展開
今回は、メタルスッテ仕掛けと、オモリグ仕掛け、2つの釣り方で、ターゲットを狙っていく。(※左がメタルスッテ、右がオモリグ)
ターゲットはケンサキイカ。釣り方は、メタルスッテとオモリグ。メタルスッテは下にオモリの役目を果たすドロッパーと、上に浮きスッテを装着したもの。オモリグは、オモリの下にエギを装着したシンプルな仕掛けだ。
18時ごろに出船し、30分ほどでポイントに到着。集魚灯を点けてプランクトンやベイトフィッシュを寄せる。そのベイトフィッシュを目当てにイカが集まってくるのだ。水深90〜95メートルほどのエリアで実釣開始。船長の指示するタナに合わせて、仕掛けを投入していく。
ボートエギングファンのリーダー的存在でもある角井さんは、メタルスッテも得意としており、実釣開始早々にケンサキイカの反応を引き出し、船中最初の釣果を手にした。使用していたのは、コロコロスッテの30号に、スイスイスティック80フラッシュブーストの組み合わせでヒット。
角井「水深は60メートルくらいです。スイスイスティック80フラッシュブーストのほうに抱いてきました。まだ明るい時間なのに、良い感じに釣れましたね」
使用していたのは、スイスイスティック80フラッシュブースト。カラーはモテモテパープル。角井「僕が大好きなカラーですね」
釣れた状況をメンバーと共有することで、メタルスッテはさらに楽しくなる!
船長の指示ダナは60メートルより少し上、そこから10〜15メートルほど誘い、また仕掛けを入れ直す。誘いのアクションは、2回シャクってからステイを入れ、ターゲットからの反応を見る。仕掛けを止めた時にアタリが集中するので、この時にティップの微細な変化をよく見ておくことが大切だ。さらに、アクションのリズムやエギのカラーは、その日のヒットパターンを探してこまめにローテーションしていくことが重要となる。
加藤「その日のヒットパターンは必ず存在します。まわりのアングラーがどのような釣り方をしているのか、確認しながら展開していくことがとても重要です。特にタナはとても大切で、反応があった水深が何メートルなのかをしっかり把握し、仲間と共有していくことで、メンバーにとっても、そして自分にとってもメリットが大きいし、メタルスッテの楽しさでもあると思います」
集魚灯を点けてからしばらく時間が経過すると、ベイトの群れのレンジが上がってきた。イカの活性も上がってきたのか、加藤さんも谷田さん、清水さんも立て続けにケンサキイカをキャッチ。
加藤「スイスイスティック80フラッシュブースト、カラーはモテモテパープル。偶然、角井さんが釣ったのと同じカラーですね」
谷田「50メートル付近でヒットしました。福井県の初のイカ、嬉しい!」
清水「ちょっと出遅れたけど、ちゃんと釣れました! 潮がやや緩いので、コロコロスッテを30号から25号にチェンジ。スイスイドロッパー1.5号です。どんな釣りでも殺気が出ているのはよくないですね(笑)」
加藤さん(左)、そして谷田さん(右)も良型のケンサキイカをキャッチ。
アタリが止まらず数もサイズも大満足。これがメタルスッテの醍醐味
その後、イカの反応は順調に続き、2人同時ヒットや4人同時にヒットなども起こるという、連発劇が繰り広げられた。様々な誘い方を試したり、仕掛けをメタルスッテからオモリグに変えてサイズを狙ったり、さらに、ふたつのチームに別れてどちらが早く釣るか早掛け勝負をしたりと、4人が自由に釣りを楽しんでいった。
角井「満足のいく釣果を得られて、その喜びをリアルタイムで共有できるのがメタルスッテの釣りの醍醐味の1つ。その日のイカの気持ちは読めないからこそ、観察力が大事です。実績のあるカラーや、まわりでよく釣れているカラーなど情報を収集すれば、その日の傾向が読めてくる。それも、また、この釣りの面白いところですね」
加藤「アクションについても、試行錯誤するのが面白い。自分は、イカの活性が高い時はステイをほぼ入れず、ジギングのようにシャクリ上げる動作を繰り返します。『動かしっぱなしで釣れるの?』って聞かれますが、活性が高い場合は、このやり方のほうが効率が良いし、釣れるタナを探るのにも効果的なんです」
谷田「シーズン中は、多い時は週に4〜5回はメタルスッテを楽しんでいます。その都度、釣れたエギの種類やカラーをメモしていて、実績のあるものから使うようにしています。私の経験から言うと、赤緑や黄色などは実績が高く、実際、人気もあって使っている方も多い印象ですね」
清水「イカのアタリが多い時は、アタるけど乗らないということもよくあります。そういう時は、そのままゆっくりフォールさせたり、その場で細かくシェイクさせる、ということをよくします。そして、イカの触りがあったら、すぐにアワセることも重要ですね」
メンバーそれぞれが自分のスタイルで楽しみながら、情報や喜びを共有することで、メタルスッテの魅力はさらに増していく。
オモリグ仕掛けに、良型のケンサキイカ好反応!
良型のケンサキイカもキャッチ! 加藤「このサイズが釣れてくれると楽しいですよね!」
仕掛けをオモリグにチェンジしてからは、大剣クラスも混じる展開に。シーズン後半ということで、釣果に不安もあったが、結果的には大満足の内容となった。
4人のフレッシュなアングラーが集まり、三国沖のメタルスッテゲームをそれぞれ大いに楽しんだ、今回の実釣。ボートエギングファンは、これからも各地のボートエギングに挑戦し、その魅力をお伝えしていく予定。今後も、4人のメンバーの活躍を楽しみにしていてほしい。
【メンバープロフィール】
角井 良隆(かどい よしたか)
大阪湾を拠点に活動するインショアボート「シーマジカル」のキャプテンを務める。サワラのキャスティングゲームにおいて、「釣らせる船長」として多くのアングラーから信頼されている。自身も熱心なアングラーで、メタルスッテやテンヤタチウオなど多彩な釣りに精通している。シマノフィールドテスター。
加藤 貢嗣(かとう こうじ)
大江川、五三川、琵琶湖など中部エリアをホームフィールドとし、様々な釣りに精通。卓越したテクニックで大型のターゲットを釣り上げる能力が高い。メタルスッテやティップエギングなど、ボートエギングも得意としているアングラー。シマノのモニターとして活躍する。
谷田 圭(たにた けい)
初めて釣ったハゼに心を奪われ、釣りに一気にのめり込む。釣り経験は10年ほどだが、その熱量は凄まじく、ほぼ毎日のように海に出て竿を振る。現在は山形県で漁師として独立、自身の船を操り漁を行う一方で、ジギングやメタルスッテなど、多彩な釣りを行う。シマノ サポートアングラー。
清水 彩香(しみず あやか)
福井県の遊漁船「神海丸」の中乗りとして活躍中。メタルスッテやティップエギング、鯛ラバ、サワラキャスティングなど、ソルトルアーゲームに傾倒。釣りの幅広い知識を持ち合わせている。シマノ サポートアングラー。
福井県三国港・神海丸
TEL:090-4685-0797
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