トップページ >  CONTENT >  釣種から探す >  撃つ、遠投がこの一台で可能。伊藤巧の頼もしい相棒、24メタニウムDC

2024/09/25

コラム

撃つ、遠投がこの一台で可能。伊藤巧の頼もしい相棒、24メタニウムDC

撃つ、遠投がこの一台で可能。伊藤巧の頼もしい相棒、24メタニウムDC

前作から9年。メタニウムDCがネオバーサタイル機として生まれ変わった。低慣性MGLスプールⅢ、NEW IDC-5 ブレーキ。さらにDC搭載機初のコアソリッドボディ採用によって、ボディのコンパクト化、軽量化、高剛性化を 同時にもたらす。「DCの歴史が変わったというと言い過ぎかもしれないけれど、そんな感覚を持ってしまうようなリールが、NEWメタニウムDCかなと思います」と語る伊藤さんは、NEWメタニウムDCの実力をどのように感じているのだろうか。

秋の高滝湖をショア、ボートから釣る

アメリカで開催されている世界最高峰のバストーナメント「B.A.S.S.」において、最上位シリーズである「ELITE」にエントリー。参戦3年目にして早くも優勝を果たした伊藤巧さん。日本でも数々のトーナメントを制し、現在はアメリカを主戦場にしているが、その彼が一時帰国して秋の千葉県・高滝湖を訪れた。手にするのは9年ぶりにモデルチェンジをした24メタニウムDC。アメリカではすでに実戦投入し、その実力はDCの歴史を変える名機になりうると評価をする。
この日の高滝湖は強風が吹き荒れるという状況であり、岸からのアプローチを強いられ、風が収まる翌日にボートフィッシングをすることになった。

日本での実績を重ね、現在はアメリカのトーナメントを主戦場とする伊藤さん。

日本での実績を重ね、現在はアメリカのトーナメントを主戦場とする伊藤さん。

伊藤さんが車を走らせて向かったのは、ワカサギが豊富な湖として知られる高滝湖。

伊藤さんが車を走らせて向かったのは、ワカサギが豊富な湖として知られる高滝湖。

コンクリート護岸のブレイクをBTスピンのリフト&フォールで探り、50cmアップがヒット!

コンクリート護岸のブレイクをBTスピンのリフト&フォールで探り、50cmアップがヒット!

スロープを21gのヘビーキャロライナリグで攻めてバスをキャッチ。

スロープを21gのヘビーキャロライナリグで攻めてバスをキャッチ。

秋は魚が広範囲に散っているので、ロングキャストで広く探るのが有効。

秋は魚が広範囲に散っているので、ロングキャストで広く探るのが有効。

巻き物、撃ち物、どちらのルアーも使いこなせるのが魅力。

「24メタニウムDCは巻き物、撃ち物、どちらもできる。日本で岸釣りをするときには、撃つ、巻きをこの1台でやっている」と語る伊藤さん。24メタニウムDCの印象は「まず、今までのメタニウムDCはブレーキが効きすぎと感じていたけれど、それが解消された。それでいてノーマルのメタニウムよりも圧倒的にバックラッシュしない。おかげでキャスト数が増えるので魚が釣れることに繋がるのかな。手前の釣りもできるし、沖の遠距離系の釣りもできる。近距離、遠距離、高次元にできちゃうリール」
強い逆風にさらされている場所で「この向かい風でド遠投してみていいですか?」と問う伊藤さん。サミングをほぼすることなくルアーは遠くのスポットに飛び、着水。「ノーバックラッシュ!」。「このリールなら、風を怖がらずに思いっきりキャストできるから、必然的に遠くに飛びますね」


逆風下で力いっぱいのフルキャスト。結果は「ノーバックラッシュ!」

逆風下で力いっぱいのフルキャスト。結果は「ノーバックラッシュ!」

ロングキャストの釣りだけでなく、撃つ釣りにも対応するのが24メタニウムDC。

ロングキャストの釣りだけでなく、撃つ釣りにも対応するのが24メタニウムDC。

ロープロファイルなのに歪みを感じないボディ。

伊藤さんは24メタニウムDCの軽さにも注目している。
「24メタニウムDCの凄いところは、DCが備わっているのに、ノーマルのメタニウムと同等の重さということ。その恩恵は、DCのなかで最軽量なことは言うまでもなく、普通のメタニウムと同じように扱えるということ」
それでいて、軽さだけを追求したのではない。ノーマルのメタニウムにある剛性感が備わっている。
「コアソリッドボディなので歪みがない。思い切りアワセられる。そのときに微塵も歪むような感覚がない。アメリカのトーナメントトレイルで使える耐久性がある」と口にする。

渾身の力でフッキングをする。この時に歪みのない剛性を感じられるという。

渾身の力でフッキングをする。この時に歪みのない剛性を感じられるという。

テクニカルなキャストが誰にでもできるリール。

24メタニウムDCはマイクロモジュールギアによって、巻き物をしているときに滑らかに巻ける。ルアーの振動を感じながら巻けることが特徴だ。それに加えてコアソリッドボディでもある。
「ロープロファイル系のリールは、若干歪みが出たりする。24メタニウムDCはまったく歪まない。ガシッとした感覚で巻き物ができる。で、マイクロモジュールが入っているので、歪みなく、滑らかに巻ける。それがバーサタイルに使えることに繋がっている」

搭載されているMGLスプールIIIは、ノーマルのメタニウムと同等のスプール。遠投はもちろん、より低弾道でカバーの下にスキッピングできる。カバーのキワを狙った連続キャストも容易だ。
「テクニカルキャストを高次元に繰り出せる。簡単に言えば、誰が投げてもそういったキャストがやりやすくなったスプールですね」と言う。

剛性の高いボディとマイクロモジュールギアによって、ルアーの動きが手元へクリアに伝わる。

剛性の高いボディとマイクロモジュールギアによって、ルアーの動きが手元へクリアに伝わる。

ワカサギ喰いのバスをパブロシャッドでキャッチ。

ワカサギ喰いのバスをパブロシャッドでキャッチ。

外側から、瞬時にブレーキ調整ができる

24メタニウムDCのブレーキ設定は簡単。モードダイヤルはN(ナイロンラインモード。ブレーキ力弱め)、F(フロロラインモード。ブレーキ力中間)、P(PEラインモード。ブレーキ力強め)の3モードがある。
これにプラスして5段階のブレーキ力の調整が可能だ。追い風で飛距離を重視するときにはナイロンモードでブレーキはミニマムを選択。フロロラインを使う場合は通常Fモードを選択するが、あえて糸巻量を少なくなくして使う場合は、FではなくNモードにして対応するなど、あらゆるアングラーのニーズに応えるブレーキ設定が可能。これらの設定を、ボディのサイドにあるダイヤルで瞬時に行えるのだ。

外側に付いているダイヤルを回すだけでブレーキ調整が可能。

外側に付いているダイヤルを回すだけでブレーキ調整が可能。

「DCの歴史が変わった… そんな感覚…」と伊藤さんはメタニウムDCについて語った。

「DCの歴史が変わった… そんな感覚…」と伊藤さんはメタニウムDCについて語った。

プロフィール

伊藤 巧

伊藤 巧(いとう たくみ)

[インストラクター]

国内では数多くのトーナメントで優勝及び年間優勝を獲得。2019年より活躍の場を米国へと移し、B.A.S.S.セントラルオープンで初年度年間4位の好成績。オープンプロ参戦1年目にして悲願のエリートツアー昇格を達成した。2020年からは最高峰カテゴリーに参戦し、世界の頂点に挑む。

SNS:

facebook twitter instagram

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

この記事をシェアする:

この記事で使用している製品

メタニウム DC
リール

メタニウム DC

この記事に関連するタグ一覧

関連記事

RELATED COLUMN

弊社では、お客様が常に快適にウェブサイトをご覧いただけるようCookieを使用しています。

 ”同意します”ボタンをクリックすることによって、弊社のポリシーに従ったCookieの使用に同意されたものと見なします。弊社のCookieの使用方法に関して詳しくは、 こちらをお読みください。