2023/04/17
コラム
アーマジョイント190SF×房総リザーバー×黒田健史
「いろんな機能が詰め込まれたアーマジョイントなので、本当にね、シマノ渾身のビッグベイトだと思ってもらっていいかなと思います」。アーマブーストを搭載したジョイントビッグベイト、アーマジョイントの活用法をインストラクターのJBトップ50プロ、黒田健史が雨の降る春の房総リザーバーで実釣解説する。
マッチタックル、直結の理由
今回黒田さんが挑むのは、千葉県房総半島の人気リザーバー、豊英ダム。豊富な自然に囲まれた近年バス釣りが解禁されたフィールドで、多くの釣り人が訪れている。使用タックルはエクスプライド172H+アンタレス(LEFT)+マスティフFC16lbと、普段はジグ、テキサスなどに用いているセッティングでもある。ルアーを直結にするのは、動き出しからの数アクションを大事にしているためで、長い距離を引いたり巻きを中心に使う場合はスナップやリングを用いるのももちろんありだ。
ビッグベイトを使う心得
アーマブーストがもたらす効果
アーマジョイント最大の特徴はジョイントビッグベイトの常識を覆した機構のアーマブースト。多々あるその効果のひとつとしてまず挙げられるのはキャスト性能で、遠投のみならず、カバーを通すためのキャスト精度も高く、喰わせの確率を向上させている。そして多彩なアクション。短距離ではトゥイッチ&ジャーク、長距離ではただ巻き、さらにリトリーブスピードによる動きの変化と、ルアーひとつで多くの役割をこなすのもアーマブーストならではといえるだろう。「みんなが(アーマブーストを)生き物だと思って、こんなこともできるんだ、こんな使い方自分には向いてるなっていうのを実際に試してもらうのが一番いいと思います」。
アーマブーストを支えるプチロック
トーナメンターとして使いたい理由
ジョイントビッグベイトの可動域が大きくなることが生み出すさまざまなメリットを具現化したアーマジョイントで、最大のメリットと黒田さんが考えるのがフッキング率の向上だ。バイトはあってもフックセットまで持ち込めない、あるいはファイト中に1本掛かりでバレるといったことが多かった、ビッグベイトのマイナスイメージを打破した功績は大きいという。「アーマブーストって飛距離だけって思わずに、こういった副産物もあるルアーだっていうことも覚えておいてもらえると、これは本当にすぐわかるから僕はおすすめですね」。
使用タックル
ロッド:エクスプライド172H
リール:アンタレス LEFT
ライン:マスティフFC16lb
ルアー:アーマジョイント190SF
関連記事
RELATED COLUMN