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2023/04/17

コラム

22エクスプライド解説×佐々一真

22エクスプライド解説×佐々一真
2022年にフルモデルチェンジされたシマノバスロッドの中核を担うシリーズ、エクスプライド。現代のバスフィッシングを網羅する豊富なラインナップから、黒田健史に続き、プロスタッフのJBTOP50プロ、佐々一真が得意とするフィネス系モデルの性能を実釣と共に解説する。

シェイクを意のままに操れる:259UL

6ftを切るショートレングスのエクストラファストテーパーモデル。そのレングスとシェイクしやすい繊細なブランクスは、ボートの真下を狙うシューティングの釣りにマッチする。タフな状況でもバスに口を使わせるために、使い手に意のままに質の異なるシェイクの演出が可能になっているのが特徴だ。実釣では水深18mのディープで魚探に映る魚の状況によりシェイクやポーズを織り交ぜてヒットさせた。「それ(バスがワームにじゃれついていること)を感じながら、今いい感じだからもうちょっと何か変えたらいけるかなっていうのを繰り返してしっかりバイトに持ち込めたという感じです」。

ワーム系のフィネスの釣りではマストとなるシェイクのピッチがより細かく出せる。

ワーム系のフィネスの釣りではマストとなるシェイクのピッチがより細かく出せる。

群を抜くドラグ性能のステラのエクストラハイギア(C2500SXG)がベストマッチ。
群を抜くドラグ性能のステラのエクストラハイギア(C2500SXG)がベストマッチ。
魚のワームへの動きを竿で感じて喰わせ、フックセットに持ち込んだ。

魚のワームへの動きを竿で感じて喰わせ、フックセットに持ち込んだ。
<タックル>
ロッド:エクスプライド259UL
リール:ステラC2500SXG
ライン:マスティフFC3lb
ルアー:3インチクラスワームダウンショットリグ

ゆったりしたシェイクのリグに最適:261SUL+

エキサイトトップを搭載したスピニング(265UL+、267L+)に新しく追加された6.1ftのULモデルで、3インチクラスのワームやライトウエイトのリグなど、265UL+では強いというシチュエーションを得意とする。シェイク時のティップの可動域が広がるというエキサイトトップの特徴を活かし、佐々さんはミドスト、スモラバ、ネコリグ、ジグヘッドワッキーなど、振り幅の大きめなシェイクで使うリグで愛用している。

あえての硬めのティップ(エキサイトトップ)が、ラインスラックを自動的にコントロールする。

あえての硬めのティップ(エキサイトトップ)が、ラインスラックを自動的にコントロールする。

ライトラインでの安定したドラグ性能と、ウエイトバランスの良さから佐々さんはステラをチョイス。
ライトラインでの安定したドラグ性能と、ウエイトバランスの良さから佐々さんはステラをチョイス。
水深14m前後のフラットボトムをシェイクしながら引いて喰わせた1本。

水深14m前後のフラットボトムをシェイクしながら引いて喰わせた1本。
<タックル>
ロッド:エクスプライド261SUL+
リール:ステラC2500SXG
ライン:フロロカーボン2.5lb
ルアー:3インチクラスワームジグヘッドリグ

繊細でパワフルなマルチスピニング:263L-S

ショートバイトでもしっかり喰い込ませられる高強度ソリッドティップ、タフテックインフィニティと、強いバットが共存するブランクスにより、スレたビッグサイズとのやり取りでも主導権が握れるパワフルなフィネスロッド。フィールドやリグ、アクションを問わないオールラウンドな性能で、「基本どこでも持っていく」という佐々さんイチ押しのモデルだ。実釣では、重めのウエイトのダウンショットをロッド操作でワームをダートさせてリアクションバイトを誘発。バットでキビキビと動かして誘い、ショートバイトをしっかり掛けられる、263L-Sだからキャッチできた1本だった。
喰い込みのいいティップで水深20mの超ディープでのバイトを感知し引き寄せた。

喰い込みのいいティップで水深20mの超ディープでのバイトを感知し引き寄せた。
<タックル>
ロッド:エクスプライド263L-S
リール:ステラC2500SXG
ライン:マスティフFC4lb
ルアー:3インチクラスワームダウンショットリグ

フロッグゲームにもシェイクがマッチ:265UL+

前述の261SUL+同様、エキサイトトップが搭載されたゆったりしたシェイクが可能なロッド。ウエイト的には3機種(261SUL+、265UL+、267L+)の真ん中に相当し、4インチクラスのワームを用いたリグにマッチする、地域を問わないマルチな使い勝手が特徴だ。本道のミドストやスモラバなどのリグ以外で佐々さんがおすすめするのは、PEラインと組み合わせたスモールフロッグゲーム。エキサイトトップのシェイクがベイトタックルを凌駕する高速ドッグウォークを容易にし、スレたバスにもスイッチを入れ、キャストのしやすさも相まってより精度の高いゲームが展開できる。
振れるティップが振り幅の大きいシェイクを演出。適合ワームのサイズから、日本全国のフィールドに対応する。

振れるティップが振り幅の大きいシェイクを演出。適合ワームのサイズから、日本全国のフィールドに対応する。
<タックル>
ロッド:エクスプライド265UL+
リール:ステラC2500XG
ライン:マスティフFC4lb
ルアー:4インチクラスワームジグヘッドリグ

スモールフロッグではPEラインとのマッチングによる高速アクションとキャスト性能でより効果を発揮する。
スモールフロッグではPEラインとのマッチングによる高速アクションとキャスト性能でより効果を発揮する。

スモールフロッグではPEラインとのマッチングによる高速アクションとキャスト性能でより効果を発揮する。
<タックル>
ロッド:エクスプライド265UL+
リール:ステラC2500XG
ライン:ピットブル8+ 0.8号
ルアー:スモールフロッグ

プロフィール

佐々 一真(さっさ かずま)

[インストラクター]

山中湖をホームグラウンドとするJB TOP50プロ。ルーキーイヤーの2016年は総合10位を収め、2017年もTOP50 第1戦最終成績2位を獲得している注目の若手アングラー。

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