2024/09/05
コラム
アタリも引きも面白い!エキサイトゲーム XR登場
シマノ最新タックルを手に名手が実釣する「タックル最船端」。今回はゲームロッド「エキサイトゲーム XR」を手に松本圭一がライト深場を満喫する。
とにかく良く曲がって楽しい。なのに、感度がよく、ブレにくく、操作性もいい。
そんな竿があるなら使ってみたい。それをカタチにしたのが「エキサイトゲーム XR」だ。
シマノロッドテクノロジー満載のカーボンフルソリッドブランクスは細身でありながらネジレに強く深く曲がり込み、不快感なくしっかりと立ち上がっている。
「クロムツのアタリはガツガツと鋭角的、メダイはフワッときてから強く動く感じ。なら、このフワフワとしたアタリから鋭く動くのは……何でしょうね」
伊三郎丸のライト深場、城ケ島沖の水深300メートルにてエキサイトゲーム XR 73HH220でとらえた魚信と竿の動きから、次なるターゲットを推測して楽しむ松本圭一。
上がってきたのはキンメダイ2尾。深場ながら投入回数が多く、さまざまな魚種がほどよくアタるライト深場は、実は遊びの要素が多く楽しい。
「底から1.5メートルほど上にタナをキープしようとすると、起伏があって結構忙しいですから、竿を手に持っているほうがよくアタる気がします」
置き竿が一般的なライト深場にあって松本は手持ちの時間が長い。底を取り直し、アタリを感じアワせる一連の動作は深場と思わせない軽快さだ。
「巻き上げが長いから、竿の動きや感触からいろいろと考えてワクワクしますね。エキサイトゲーム XR 73HH220でアタリから引きまで十分に楽しめました」
エキサイトゲーム XRセレクト術
自分流の楽しみ方を求めたい、1尾の魚ともっと濃密に遊びたい……。エキサイトゲーム XRはそんな人にぜひ手にしてほしい竿だと松本。
「64、73について、私なら64はより竿を曲げて楽しみたいときに選びます。最低限コマセを振り出せれば、あとはとことん曲げたい。イサキやマダイなら64MH、ワラサやビシアジなら64Hというセレクトです」
6アイテムをそろえる73については、誘いやアタリに対するアワセなど、テクニカル面を加味した選択になるという。
「73はイサキ、ライトアジ、マダイ、ヒラメ、テンビンタチウオ、アマダイ、そしてライト深場やライト泳がせまで、M、MH、H、HHそれぞれ適合オモリ号数を目安にセレクトすれば、専用竿のようにピンポイントではなくとも、いずれも十分な機能を発揮します」
長さについてはショートモデルなら軽快性、ロングタイプは安定性優先という選択になる。
「この魚はこの竿でなくてはダメということありません。ぜひ、存分に曲げて楽しんでください」と松本圭一。遊び心を刺激し満たす8アイテムの登場だ。
FISHING TACKLE
【エキサイトゲーム XR 73HH220】
釣り人の本能を刺激する“曲げる楽しみ”を追求したバットジョイント2ピースロッド。ブランクスは細身のフルカーボンソリッド。タフテック∞フルソリッドのコアにカーボンシートを巻き付け、最外層にハイパワーXを施したハイパワーXフルソリッド仕様。アイテムは64が2種、73タイプ6種でライトアジやイサキからマダイ、ヒラメ、青物全般、ライト深場やライト泳がせまで、全8アイテムでフォローする。
【フォースマスター 2000】
青物、マダイ、沖イカや中深場までカバー。前モデルから2倍のギア耐久性アップ、探見丸スクリーン搭載などパワー&タフ、情報力に及ぶ進化を遂げた。
【取材協力】神奈川県三崎外港・伊三郎丸
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