2024/05/24
コラム
沖イカ×イカセブン 深場の沖イカ攻略 松田竜也
沖イカ釣りの現状
「釣り手に優しい状況というのが、以前と比べれば少なくなっている」。
そう語るのは、シマノフィールドテスター、松田竜也さん。
近年は深場でアプローチしなくてはならないことが多い。そして如何にそこでサワリを捉え、無事に取り込むことができるのかが昨今の沖イカ釣りのカギとなっている。決してイージーではない現状だ。
「でもイカはいるんですよね」。
「水深207m」。
船長の声に反応して仕掛けを投入する。
今回も水深200m前後がメインぼ釣り場となった。
沖イカ釣りとイカセブン
松田さんが沖イカロッドに望む要素のひとつは、バランスの良さ。
深場や速潮の中、場合によっては200号近いオモリをシャクり、イカからの反応をダイレクトに感じられないと釣ることが難しい。
また、重量感のあるスルメイカが多点掛けした時には、ビッグゲームのような負荷がかかり、当然それに耐えうるブランクスのパワーがなくてはならない。そんな釣りに対応するのが、イカセブン。
さらに、Xシートガンエクストリームグリップのホールド性能で釣り人をサポートしてくれる。
迷いなく、思ったように仕掛けを動かせるタックルであることが重要。タックルとそれを保持する身体との一体感によって感度は形成される。
ラインナップ
最も短く硬いH155は直結仕掛けの使用がメイン。
長さがあり胴に入るMH170におすすめなのは少し浅場の小型のスルメイカ。動よりも静の釣りにマッチし、直結仕掛けもブランコ仕掛けにも対応する。
M185は長さと柔らかさを生かしたヤリイカ釣りのメインアイテムとなる。波が強い時にも有効だ。
「沖イカの釣り、簡単ではないけども、イカと出会えるチャンスはこうした専用竿を使うことで格段に確率は高くなると思うので、イカセブンで沖イカの釣りを堪能してほしいですね」。
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