2019/07/24
コラム
松本圭一のニューライトゲームCI4+使いこなしガイド【外房イサキ編】
四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回はシマノフィールドテスターの松本圭一が、様ざまな釣りに対応するゲームロッドの最新モデル
「ニューライトゲームCI4+」で、ベストシーズンを迎えた外房のイサキを狙う。
イサキの釣り場は各地にあるが、今回釣行した外房大原では4月から夏にかけてが主な釣期となり、今年は25~30センチ級主体にトップが規定数50尾に達する日も珍しくない好模様でファンを喜ばせている。
「外房のイサキは1年ぶりなので楽しみです」と意気揚々の松本が持参したタックルは、ニューライトゲームCI4+のタイプ73 MH195とM200の2本(いずれも右巻き仕様)。
「イサキ釣りで使用するタックルは、コマセカゴの標準オモリが40~60号でアミコマセを使う外房~三浦半島方面と、オモリ80~100号でオキアミコマセを使う伊豆~駿河湾と大きく分けて2通りです。
ニューライトゲームCI4+には多様化する沖釣りのニーズに応えた12のアイテム(持ち手により24種類)があって、ハリス3号6メートルほどの長めの仕掛けで指示ダナに合わせて待つ釣り方が主流の東伊豆~駿河湾では、置き竿でも仕掛けを安定させやすい、胴調子に近いしなやかさを持つタイプ64が最適です。
しかし、大原方面のイサキはハリス1.5号3メートルと短めの仕掛けで、手持ち竿で積極的にタナを探る釣りなので、操作性に優れたタイプ73がピッタリなんです」
攻めの釣りはMH。ライトな仕掛けで引きを楽しむならM
大原港の利永丸に乗り込み4時半ごろ港を離れ、30分ほど走って大原沖の30メートルダチに到着。まずはタイプ73 MHをセットし、上から18~20メートルの指示ダナでスタートとなった。
松本は指示ダナの範囲を小刻みにシャクって誘い、1~2分に1回ほどのハイペースで手返しする。
最初はアタリが遠かったが、30分後、シャクった竿先がクンと曲がって25センチ級を釣り上げると、続けて同級をトリプルでキャッチ。
その後はアタリが続き、見る見るうちにオケの中のイサキが増えていく。
「イサキは反応があってもアタリが遠いときに、積極的にシャクって誘うと魚の活性が上がって喰いが立つことがあります。胴に張りがあるタイプ73 MHは、そんなふうに誘って掛ける攻めの釣りに最適なんです。
そしてこの竿は、リールシートに疲労を軽減してくれる”Xシートエクストリームガングリップ„を搭載しているので、長時間シャクる誘いを繰り返しても疲れを感じません」とアドバイスしてくれた。
船長は喰いが一段落すると潮回りをしてくれて、再び入れ喰いになる展開。松本は30尾を数えたところで竿をM200にチェンジ。コマセカゴをライト用のオモリ40号に付け替えて再投入。
再びシャクって誘うと、グイッと強いアタリがきて竿が大きく曲がり、30センチオーバーの良型を釣り上げた。
「M200はシャクるときの操作性は先調子ですが、魚が掛かるとしなやかに胴に曲がり込むのでヤリトリが楽しいんですよ。よりライトなタックルで攻めの釣りを楽しみたい人におすすめです」
その後も喰いは順調。松本は規定数の50尾を釣り上げて沖上がりを迎えた。
5月下旬現在、外房方面のイサキは連日トップで40~50尾釣れていて高位安定の様相。最新ゲームロッドでイサキの引きを満喫しよう!
NEW LIGHTGAME CI4+
新次元リールシートを搭載 ゲームロッドの最高峰!
ニューライトゲームCI4+
「ニューライトゲームCI4+」は、細身のブランクスにネジレを押さえ込む強化構造のスパイラルX構造を採用し、リールシートは疲労を軽減するXシートエクストリームガングリップ、穂先はタフテック∞にカーボンテープをX状に巻き付けて強化したハイパワーXソリッドなどシマノ独自の最新テクノロジーを搭載した新次元のゲームロッド。
使用タックル製品情報
ニューライトゲーム CI4+ TYPE73 MH195
ニューライトゲーム CI4+ TYPE73 M200
バルケッタ プレミアム 150
Xシートエクストリームガングリップ
手のひら全体で包み込むように面に近い感覚でホールドできる新次元のリールシート。従来のリールシートよりもパーミング時の負荷を45パーセント低減し、リーリング時のブレは30パーセント減を実現。手持ちで攻める釣りのパワーロスを抑えて疲労を軽減する。
バルケッタ プレミアム
松本がイサキで愛用するリールはバルケッタ プレミアム。仕掛けの沈下速度の調整がワンタッチで可能なフォールレバー、高強度で滑らかな巻き心地のマイクロモジュールギアなど最新テクノロジーを搭載したカウンター付き小型両軸。
INFORMATION
外房・大原港 利永丸
0470-62-4601
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