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2016/10/11

コラム

ショアキャスティングコース:辺見 哲也と行く『秋田・雄物川周辺』

釣果レポート



釣行者 (順不同)
加辺 正章様 (当選者)、辺見 哲也(シマノ インストラクター)

釣行日程・場所
2016年10月11日(火)~13日(木)in 秋田県・雄物川周辺



当選された加辺 正章(かべ・まさあき 写真右)さんと辺見 哲也(へんみ・てつや 写真左)さんが秋田空港で落ち合い、名物のなまはげを横に記念撮影。当選者はお二人でしたが、お一人が都合によりご参加できなくなり、加辺さんお一人を辺見さんが案内することに。ルアーマンなら誰しもがうらやむマンツーマンツアーになりました。



初日の午後にやってきたのは、日本海と八郎潟とをつなぐ船越水道。安定した釣果が見込める釣り場で、夕暮れから夜半にかけて最初の勝負をかけます。



「実はシーバスを釣ることより、辺見さんにキャスティングの技術を教わりたくてドリームツアーに応募しました」と加辺さん。「じゃあ、マンツーマンでびっちり教えますよ」(笑)との言葉通り、辺見さんの丁寧なレクチャーが始まりました。



普段は神奈川県のサーフでルアーを投げている加辺さん。きれいなフォームでルアーを大遠投。「実は釣ることより投げることが好きなんじゃないかと思うときがあります」(笑)



ポイントに入る前に辺見さんアドバイスの元、遠投ができるルアーをセレクト。右がナチュラルカラーの日中用、左がチャートカラーでシルエットが目立つナイトゲーム用です。



辺見さんがエクスセンス サルベージ85Sで探ってくると、ハリにシラウオが引っ掛かりました。水面を注意深く観察すると、あちこちにシラウオが群れていて、自然の豊かさを実感しました。



右岸側に移動してウェーディングでアプローチします。「ウェーディングは初めてで、こんなに足に水圧がかかるとは思いませんでした」と加辺さん。



夕暮れ時のゴールデンタイム、辺見さんはさらに集中力を高めて探っていきます。鋭いスイング音が冷気を切り裂くように辺りに響き渡ります。プロアングラーの釣りはかくありきといった見事なキャスト&リトリーブです。



「どのぐらいのスピードでリトリーブすればルアーが一番よく泳ぐか確かめながら釣ることが大事」という辺見さんのアドバイスに従い、加辺さんはルアーの適正スピードを意識しながら探ります。



エクスセンス トライデント115S AR-Cをキャストしていた加辺さんにファーストヒット。セイゴクラスですが、まずは魚の顔が見られてホッ!



右投げ右巻きだった加辺さんを見て「右投げなら、キャスト後にすぐにリトリーブに入れる左巻きが有利ですよ」と辺見さん。「3日間ガマンすれば左巻きに慣れるから、この機会にチャレンジしましょう」とのアドバイスを受けて、加辺さんがハンドルを左にセット。



残念ながら初日は良型シーバスは不発。ホテルに入って近くの料理店で地魚を中心としたおいしい料理を堪能しました。



2日目は、強風吹き荒れる中、男鹿半島の潮瀬崎に入りました。イナダやサゴシの回遊が見込めるとのことで、風に向かってジグをブン投げます。加辺さんの愛用ロッドAR-C TYPE VR S1000MHが頼もしい存在です。



サラシを狙えばシーバスが出る可能性も。荒波の中、広範囲にルアーを通してポイントをチェックする辺見さん。



強風を逆手にとって追い風となるポイントに移動。追い風に乗せてエクスセンス サルベージ85ESを大遠投していた辺見さんにガツンと来ました!



狙い通りイナダを仕留めた辺見さん。「風に乗せて130mほど投げて、110mラインでヒットしました」



「イナダを寄せるときに、ほかの青物もついてきているはずだから、今がチャンスですよ」と辺見さんからアドバイスを受けて、加辺さんのキャスト&リトリーブも俄然気合が入ります。



「キャスティング技術は一生モノ、釣果は一時のもの。だから今回は真剣にキャスティングを学びたい」と加辺さん。風を避けられるサーフに行き、熱のこもったキャスティング講習会が始まりました。



一つ一つの動作を細かくチェックしながらキャスティングの基礎を覚えて実践します。加辺さんが疑問点を口にすると、辺見さんから的確なアンサーが返され、キャスティング重視の加辺さんにとっては、まさにドリームな講習会となりました。



加辺さんが持参したデジカメで辺見さんのキャスティングフォームを動画撮影。今後の参考にされるそうです。



ご覧ください、加辺さんの力感の入ったキャスティングフォーム。「肩と腰の捻転力がしっかりロッドに伝わっていて、体重移動もできている。基本はマスターできましたね」と辺見さん。当然、飛距離もグーンと伸びました。



キャスティング練習していると、波打ち際近くでボイルが始まりました。



ボイル周辺を狙って、辺見さんが何度もルアーを通しましたが、残念ながら不発!



近くの堤防に移動。辺見さんがエクスセンス サルベージ 70Sで探りを入れると、さっそくサゴシが連発。



しばらくして加辺さんもファーストヒット。「初めてサゴシを釣りました。嬉しいです!」。辺見さんが「たくさん釣って楽しんでくださいよ~」。このあと加辺さんはサゴシを3尾追加されました。



サゴシのヒットが落ち着いたとき、辺見さんに60cm級ヒラメのサプライズヒット。「エクスセンス サルベージ 85ESでボトムを取って上げた瞬間にゴンッと来ました」。加辺さんも「こんな大きなヒラメが釣れるところを見たのは初めてです」と興奮しきり。



夕暮れ時、遠浅のサーフにウェーディングして沖の鳥山へフルキャスト。



船越水道に移動してナイトウェーディング。ピンと張り詰めた夜気の中、鋭いキャスト音が響きます。



「来た、来た!」。暗闇に響く加辺さんの声を聞きつけ、辺見さんが駆け寄ってランディング。



加辺さん、ついに本命をキャッチしました!エクスセンス レスポンダー 109F XAR-Cに喰ってきた約60cmのシーバス。障害物の多いシャローエリアで、掛かってから一気に寄せたことが勝因となりました。



3日目の早朝、辺見さんが惚れ込んで通っている雄物川の河口へ。デイゲームで80cmオーバーが出るランカーポイント。ここで3時間のほどの最終決戦です。



人工物のない広大な河口部の攻略法を辺見さんがアドバイス。「広くても流芯は流れが速いですから、流れの境目を中心にルアーを通して下さい。あと、ドン深なんで、あまり深く立ち込まないように」。



エクスセンス S910M/R “Respect the Sanctuary 910”とヴァンキッシュ4000XGは、プロアングラーである辺見さんが絶大な信頼を寄せる“相棒タックル”です。



正しいキャスティングフォームを身に付けて、すっかりロングディスタンスでの釣りを物にされた加辺さん。



最初は違和感のあった左巻きも、板に付いてきました。



やや上流の橋脚ポイントも攻めてみました。50m以上先のピンスポットを狙い撃つ精度が求められる釣り場。遠投に加えて、キャスティング精度、流れという条件がシーバスへのハードルを押し上げます。



河川の釣りを初体験して「川の釣りは海よりはるかに難しいですね」と加辺さん。これから経験を積むことで、その難しさが面白いと感じる日がくるに違いありません。



最後に辺見さんがサインをプレゼント。



「シーバスが釣れたことも、キャスティングが学べたことも嬉しかったですし、雑誌やテレビで紹介されない釣りの中での所作が学べたことも大きいです。辺見さんもスタッフの方々もすごくご親切で、まさに一生の思い出となるドリームツアーでした。今回の経験を生かしながら、これからもいろんな釣りが楽しめればいいなと思います」。・・と当選者さんから嬉しいコメントをいただき、大満足のツアーを終えることができました。

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