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2023/07/25

コラム

コンパクトボディに秘められた力 フォースマスター1000×高橋哲也

コンパクトボディに秘められた力 フォースマスター1000×高橋哲也

「MUTEKI MOTOR+(ムテキモータープラス)に強化ギアシステム、そしてドラグ力が15kgになったので、この組み合わせでどこまでの耐久性・信頼が得られるか」。大物釣りの第一人者、高橋哲也が、パワーアップしたフォースマスター1000を駆使して、波照間島で本気のビッグゲームを展開する。

相当な大物にも負けない

フォースマスター1000の本来のターゲットは、ヤリイカの多点掛け、ブリ、ヒラマサ、コマセマダイなどだが、それ以上の“相当な大物”でも問題ないというのが、高橋さんの結論。泳がせ釣りの初心者にはもちろん、「慣れてる方は普段使っている大物ロッドとは別に、遊び感覚、挑戦的な感じでチャレンジしてみたら楽しい釣りができると思います」。
今回はアルシエラBGと組み合わせての泳がせ釣りで大物を狙う。

今回はアルシエラBGと組み合わせての泳がせ釣りで大物を狙う。
ロッド:ARCIERA BG M135
リール:フォースマスター1000
ライン:TANATORU 8 3号・4号
リーダー:フロロ40号
ハリス:フロロ50号

感度

泳がせ釣りでキーとなる、生き餌の動きを釣り人に伝える感度にも卓越しているフォースマスター1000。根がかりなどのトラブルを避けるためにも、大物の接近を早く知り、バイトからの次の一手に繋げることが重要になる。「魚が来そうだ、当たった、フッキング、そして巻き上げる。安全地帯に持っていくまでスムーズに的確にやっていく」。1000のサイズ感、軽さは感度となり、大物釣りにも有効に機能する。
高橋さんが評価するのはNEWタッチドライブの中間速。意のままにスピードを操れる。
高橋さんが評価するのはNEWタッチドライブの中間速。意のままにスピードを操れる。
高橋さんが評価するのはNEWタッチドライブの中間速。意のままにスピードを操れる。
餌となるムロアジを釣る時にもタッチドライブやMUTEKI MOTER+などの機構が大いに役に立つ。

餌となるムロアジを釣る時にもタッチドライブやMUTEKI MOTOR+などの機構が大いに役に立つ。

パワーと操作性

釣ったムロアジを餌に、水深150mの海底付近から誘い始めると、早速の魚信が。「ピックアップボタンでアワセて海底から離してからタッチドライブ。中間速は20です。重量感はあるけど、しっかり巻いてきますね」。1000というコンパクトボディに内包されたパワーが安定したファイトをもたらし、ナガサキフエダイを捕獲。そのボディサイズは操作性にも影響する。「低重心でしっかりと握りやすい、パーミングしやすいライトなタックルで右手、左手、自分の使いやすい手で自由に仕掛けを操れるので、やっていて楽しいですよ」。
MUTEKI MOTER+が心地よい巻き上げ音を立てる。ファイトの始まりだが、不安感はない。

MUTEKI MOTOR+が心地よい巻き上げ音を立てる。ファイトの始まりだが、不安感はない。

このサイズのナガサキフエダイも、グイグイと巻き上げてきて難なくキャッチ。

このサイズのナガサキフエダイも、グイグイと巻き上げてきて難なくキャッチ。

17フォースマスター3000XPと同じモーターが、コンパクトなボディに収納されている。

17フォースマスター3000XPと同じモーターが、コンパクトなボディに収納されている。

MUTEKI MOTOR+&強化ギアシステム

フォースマスターの核となるMUTEKI MOTOR+。「ただモーターだけが強くなっても仕方がない。全てのバランス、ドラグ力とそのドラグを支えるギアシステム、それらが一体化してさらにバージョンアップしているので、使っていて本当に頼もしい。1000番クラスの電動リールで泳がせをやっていることを忘れてしまうくらい強かったですね」。強いとは、パワーだけではなく耐久性も意味する。海底付近ではハイパワーで引き離し、そこからはバラさない適切なスピード。「とにかく安定して、確実に着実に大きい魚を上げてくる」。強化ギアシステムが最適な仕事をする。

「頼もしい」と高橋さんが称賛するパワーで、オオヒメダイ(写真上)に続きアオチビキをキャッチした。
「頼もしい」と高橋さんが称賛するパワーで、オオヒメダイ(写真上)に続きアオチビキをキャッチした。
「頼もしい」と高橋さんが称賛するパワーで、オオヒメダイ(写真上)に続きアオチビキをキャッチした。

NEW海底・魚群水深表示

餌を海底でトレースしたり、ハタのような根魚を狙うときに役立つのがNEW海底・魚群水深表示だ。「液晶画面の中で、水深と海底が真っ平らか、かけ上がりか、かけ下がりかが見えるのでこれから水深が浅くなってくるなというのを前もって予測しながらNEWタッチドライブ、ピックアップボタン、ハンドルを使って書いて付近をギリギリにトレースしたり、魚群を見て上にいるなと思ったら引き上げて、何もなければクラッチを切ってもう一回落とし直す。チャンス、きっかけを自分で知るにはとてもいい機能です」。

液晶が海中の様子を伝えてくれる。まさに見える機構のサポートでカンパチを捕獲。
液晶が海中の様子を伝えてくれる。まさに見える機構のサポートでカンパチを捕獲。
液晶が海中の様子を伝えてくれる。まさに見える機構のサポートでカンパチを捕獲。

パワーを超越する総合力

「これは重い」。ボトムでの強烈な引きの主は、深海に潜むハタ系の巨大魚、カンナギ。そんな体躯の魚でさえも、余裕さえみせるファイトで仕留めることができた。「40kg、50kgでも根さえかわせば上がってくるんじゃないかなと思います」。サイズを超越したパワーと操作性。「スペックは最高な仕上がりなんですけど、釣り人の工夫、ドラグを締めたり緩めたり、NEWタッチドライブでスピードをコントロールしながら、時にはピックアップボタン、ハンドルと魚をいなしながらでかい魚を釣ってくるという、とても強い頼もしいフォースマスター1000」。
ノンストップ、ノンストレスで上げられたのは、カンナギ。あえての高負荷での使用も楽々とクリアした。
ノンストップ、ノンストレスで上げられたのは、カンナギ。あえての高負荷での使用も楽々とクリアした。

ノンストップ、ノンストレスで上げられたのは、カンナギ。あえての高負荷での使用も楽々とクリアした。

プロフィール

高橋 哲也 (たかはし てつや)

[インストラクター]

磯釣り・沖釣り・ボートフィッシングなど幅広いジャンルに精通するレジェンドで、現在活躍する中堅アングラーにも多大な影響を与えている。独自のスタイルで磯釣り界をリードし、今や日本を飛び越え海外の磯へも進出。BS釣りビジョンの「オフショアレボリューションNEXT」に出演中。世界最高峰の釣具作りに携わる。

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