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2020/04/22

コラム

鈴木新太郎のミッドゲーム CI4+使いこなしガイド【マハタ編】

四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回はシマノフィールドテスターの鈴木新太郎が、様ざまな釣りに対応するゲームロッドの最新モデル
「ミッドゲーム CI4+」で外房のマハタを狙う。

外房のマハタはここ数年増加傾向にあり、それにともない活きイワシをエサにする泳がせ釣りのスタイルで狙う専門船も増えている。釣行した勝浦川津港の基吉丸もそのうちの1軒で、1キロ前後を主体に2キロオーバーを交じえつつ、いい日はトップで5尾前後を釣っている。

「マハタを狙うのは久しぶりなので楽しみです」と意気揚々の鈴木が持参した竿は、ゲームロッドの最新モデル「ミッドゲーム CI4+」のタイプ64 M225 RIGHT(右巻き仕様)。

ミッドゲーム CI4+はライトゲームシリーズよりもワンランクヘビーな仕掛けの使用を想定したシリーズで、沖釣りの多様化するニーズに応えた8アイテム(持ち手により10種類)がある。その中からタイプ64 M225を選んだ理由を聞くと、「この釣りは、向こう合わせが基本です。胴調子に近いしなやかさを持つタイプ64 M225は、魚がエサをくわえたときに違和感を与えず、喰い込みもいいので最適なんです」とのこと。

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▲ 鈴木はマハタを7尾キャッチ

早朝のチャンスタイムに3キロオーバー浮上

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▲ ネジレを抑え込むスパイラルX構造のブランクスを採用し、誘いも軽快

基吉丸に乗り込み6時ごろ港を離れ、40分ほど走って御宿沖の水深50メートル前後に到着。底から3メートルの指示ダナでスタートとなった。

竿を大きく上下に動かして誘うこと15分、小さなアタリに続いてグイッと竿先が引き込まれ、1キロ級を釣り上げる。

「やっぱりタイプ64はエサの喰い込みがいいですね。それにこの竿は、Xシートのおかげで竿を軽快に操れるから、長時間誘い続けてもほとんど疲れません。穂先の感度が抜群で、イワシが暴れる様子や小さなアタリもよく分かります」

その性能を支えているのがシマノ独自の最新テクノロジー。手のひら全体で包み込むようにホールドする「Xシートエクストリームガングリップ」は、従来のリールシートよりもリーリング時のブレを30パーセント低減(当社比)するとともに、パーミング時の負荷は最大45パーセント減(当社比)。パワーロスを抑えて疲労を軽減する新発想のリールシートだ。

本体はブランクスに採用したネジレを抑え込むスパイラルX構造が軽快な操作性をもたらし、穂先はタフテック∞をハイパワーX構造で強化した「ハイパワーXソリッド」が小さな変化を伝達する高感度を実現している。

鈴木は新しいエサを付けて再投入。サイズアップを狙って誘いを繰り返す。

「マハタのポイントは底の起伏が大きいので、まめにタナを取り直すことも大事なんです」

1分間に1回のペースでタナを取り直し、誘いを繰り返して5分後、いきなり竿が曲がった。

「これは大きいですよ!」

慎重に巻き上げ、船長がタモですくい上げたのは当日最大3.1キロ。

「この竿はマハタが引くと追従するように曲がって、弱って止まるとバットの復元力で魚を引き上げてくれるので、3キロ級が楽に上がってきました」と破顔一笑。

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▲ 早朝のチャンスタイムに当日最大3.1キロが浮上

その後も喰いは順調。鈴木は0.8~3.1キロを7尾釣り上げ11時に沖揚がり。

「自分は手持ちで積極的に誘って攻める釣り方が好きなのでタイプ64 M225を選びましたが、置き竿でのんびり楽しみたい人には全長2.55メートルのロングモデルで仕掛けを安定させやすいM255がおすすめです」とアドバイスしてくれた。

最新ゲームロッドでマハタの引きを楽しもう!

MIDGAME CI4+

沖釣りの多様化するニーズに応えた8アイテム(10種類)
ミッドゲーム CI4+
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「ミッドゲーム CI4+」は、ライトゲームシリーズよりもワンランク重い仕掛けの使用を想定し、スパイラルX構造、Xシートエクストリームガングリップ、タフテック∞+ハイパワーXソリッドなどシマノ独自の最新技術が集約されたパワータイプのゲームロッド。ムーチングアクションのタイプ64はM225・255の2種類(RIGHTとLEFT仕様で4種類)、7:3調子のタイプ73はH190・220・250、HH200の4種類、先調子のタイプ82はH200、HH195の2種類をラインナップ。オモリ負荷はMが40~120号、Hが50~150号、HHが60~200号の設定で、タイプ64はマハタやヒラメ、マダイなど、タイプ73&82はアカムツやオニカサゴなど中深場の人気魚を始め、ワラサやブリ、ビシアジなど幅広い釣り物で活躍する。

使用タックル製品情報

ミッドゲーム CI4+ TYPE64 M225 RIGHT

オシア コンクエスト 300HG(右)

タナトル 8

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▲ 全種ワン&ハーフの2本継ぎ仕様。デザインの基調は黒とシルバー

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▲ リアEVAグリップは、肘にも当てやすく、脇挟みもしやすい長めの設定

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▲ ロッドホルダーを取り付ける部分に丈夫なカーボン製ホールドポジションを採用

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▲ 穂先はタフテック∞にカーボンテープをX状に巻き付けて強化したハイパワーXソリッドを搭載

Xシートエクストリームガングリップ
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▲ Xシートは疲れにくく手持ちで攻める釣りに最適なうえ、大型魚とのヤリトリでも力負けしない新発想のリールシート。

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INFORMATION

渡辺 優 船長

外房勝浦川津港 基吉丸

0470-73-3521

船GAMEROD

地域&アイテム別対応釣種や各製品特徴など、シマノ船ゲームロッドのすべてがわかるスペシャルサイト 「船GAMEROD」もどうぞご覧ください。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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この記事で使用している製品

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ロッド

ミッドゲーム CI4+

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リール

オシアコンクエスト

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ライン

タナトル 8

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