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2022/08/04

コラム

キススペシャルFX+で楽しむ、2022年北陸・越前海岸釣行~

皆さん、こんにちは、神奈川の伊藤幸一です。
今回は、北陸の釣友の声掛けで、福井県・越前海岸へ釣行して来ました。
事前情報では、中型・良型が、かなり期待できる!とのことで、期待しての釣行となりました。
当日は、曇り時々雨といった生憎の天候です。また、前日に前線の影響で吹き荒れた北西風が残り、海は波が高い状態のようです。
当初、予定していた三里浜での釣行は断念。三里浜より北側に位置する海岸へ移動しました。


現地に到着すると、波は多少静かですが、うねりと濁りが入っており、状況は厳しそうです。
また、アオサが多数打ち上げられており、キャストの際も苦労しそうです。
海岸を歩き、キャストしやすそうな場所にクーラーを置きました。


そしてタックルを準備します。ロッドは、キススペシャル405FX+、リールはキススペシャル45CEをセットします。
ラインは、正面からのアゲインストの風が少し強いので、キススペシャルG5 0.6号を使用します。
テンビンは、タングステン素材の25号L型ブラテンを使用。仕掛けは、スナズリをフロロカーボン2号60cmに、グロー仕様掛けキス5号50連から8本取り出してセットします。
エサは、東京スナメ、ジャリメを交互に付けて様子を見ることにします。


1投目を4色付近へキャスト。ゆっくりサビキながら誘いを入れます。
途中、かなり引っ掛かる感じが伝わります。海藻かゴミかな?と思いますが、高低差のある大きなヨブ状の凹みのようです。
そのままサビキ続けますがアタリは無く、1色(G5はオレンジ色)が入る頃に「ブルルゥーン」と小気味良いアタリが来ました。追加のアタリは無く巻き上げると、17cmの中型です。
「おっ!居るじゃん。」こんな濁りの中、シロギスが居てくれたことに感謝!
両隣の方にも釣果があったようです。2投目からは2色から手前を重点的に攻めることにします。1色(G5オレンジ)が入る頃に、「クックッ、グッグッン」と連続してアタリが入ります。そのまま仕掛けの移動を止めて、連掛けを狙うようにします。するとすぐにアタリがあり、巻き上げると15cmクラスのダブルでした。
その後も同じように攻めて二桁ほどの釣果があり、これはこれでOK!と納得の釣りができていました。


ところが天候が急変!
ゲリラ豪雨が降ってきます。すぐにレインウエアを着用します。朝のうちは涼しいくらいでしたが、時間がたつにつれて雨が降っているのに気温は上がってきており蒸し暑い。
着用したレイン「レインギアジャケット01」は、透湿性と通気性が良く快適です。ストレッチ性もありキャストの際にも突っ張り感が気にならないのも良い感じです。今回、蒸し暑いので、レインの下は履かずに、撥水性とストレッチ性に優れた「ドライバーサタイルショーツ」を着用しましたが、これが正解!蒸し暑さを感じずに、撥水性があるので雨が染み込むことなく、快適に過ごせました。


釣りの方は、手前の距離にアオサが漂い、テンビン・仕掛けに掛かりだし釣り難くなったので、気になっていた、杭があるポイントへ移動します。
杭に近づき過ぎると、ゴミが多いとのことなので、コントロールキャストで少し離したポイントへキャストしました。距離は5色ほど。サビキ始めてすぐにいいアタリが来ました。「グッン!ググッグンッ」とキススペシャルFX+の穂先を揺さぶります。ゆっくりリールサビキで引いて多点掛けを狙っていきます。良い感じでアタリを捉えたので巻き上げると15cm~18cmの6連です。こちらの方がシロギスの群れが大きいようです。すぐに仕掛けを交換して次のキャストをします。5色―4色間で、良いアタリが連発します。
4連、5連とエンジンが掛かってきました!ロッドがFX+なので、非常に楽しい。
通常なら、柔らかいロッド(穂先)は、アタリの振動を吸収してしまうので、掛かりは良いものの手元に伝わる振動(アタリ)は、小さくなってしまうのですが、このキススペシャルFX+は、増幅装置でも付いているかのように、鋭く鮮明に伝えてくれます。本当にキャスターを楽しませてくれるロッドだと思います。
その後も、3連―4連で、小型から中型ですが、連できてくれ楽しむことができました。

釣りの方は一旦終了して数えると29匹でした。この後は、昼食後、再度三里浜へ釣行してみることにしました。
まだ、波は落ち切ってはおらず、私はわずか1匹・・・。釣友は3匹から5匹釣っていました。そこで、今回の北陸釣行は、終了とし次回もっと良いときに再チャレンジすることを約束し海岸を後にしました。
車に戻ると、夏らしく気温はグングン上がり、車の中は灼熱状態。残りの餌、午前中釣った魚の状態を確認すると、氷もがっちり残っておりキンキン冷え冷えでした。

さすが!シマノフラッグシップのULTRA PREMIUM。これなら魚の鮮度を保ちながら持ち帰りができます。

プロフィール

伊藤 幸一 (いとう こういち)

インストラクター

地元 湘南の浜を中心に全国を釣り歩くトーナメンター。シマノ ジャパンカップ 投げ 第26回・第29回・第34回 優勝。

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