2025/05/28
コラム

「アクティブキャスト絶好調!」【日置淳】
釣行日 2025年5月12日
場所 和歌山県和歌山市
天候 曇り
釣果 シロギス
- 使用ロッド: サーフランダー385EX
- 使用リール: アクティブキャスト 細
- ライン: キススペシャルEX4 PEテーパー 0.8号-7号
- テンビン: 半遊動天秤
- オモリ: 25号
- 仕掛け: 攻めキス投げ仕掛け5号 ビーズ5本鈎
- エサ: イシゴカイ(ジャリメ)
みなさんこんにちは。インストラクターの日置淳です。
ゴールデンウイークが終わり、ようやくシロギス本番か?と思いきや、天候が不順で、思うように釣行出来ません。
しかし、どうしてもシロギスの顔が見たくなり、地元、和歌山市への釣行を決めました。
5月中旬、雨後の大潮。早朝の下げ潮のみしか釣りになりませんが、和歌山県和歌山市の浜の宮ビーチへシロギスを狙いに向かいました。短期決戦です!。
時刻はAM5時30分。ちょうど満潮の潮止まりの時間帯です。
朝イチの潮の高い時間帯にビーチに入釣、早速、準備に取りかかります。
この日は気温が低く、「ハイブリッド ダウンパンツ」を着用してのスタートフィッシングとなりました。
この釣り場は和歌川の河口に位置している為、前日の降雨の影響で、予想通り海水が濁っています。
おまけに上流から流れて来たと思われるゴミが多く砂浜に流れ着いています。
状況は決して良いとは思えません。
今回はライトなシロギス釣りに最適なタックルを選択することにしました。
リールは前回のコラムでご紹介させて頂いた「アクティブキャスト」の「細」を、ロッドは「サーフランダー385EX」を組み合わせました。
ラインは「キススペシャルEX4 PEテーパー 0.8号-7号」を「アクティブキャスト細」
に巻きます。

仕掛けは、低活性を想定して、また、海中でキラキラと光ってシロギスにアピールしてくれる「攻めキス投げ仕掛け5号」の ビーズ5本鈎を選択しました。

エサであるイシゴカイを2センチ程度に切ってハリに刺しますが、一番バリには、アピール力で良型を狙うべく、1匹掛けにします。
ファーストキャストは4色(100m)付近に投入し、ゆっくりと底を探ります。

水深は、ごく浅く、満潮時でも1~1.5m程度です。海底は、波打ち際へ向かって幾つかのミゾがあり、その深み前後の傾斜がポイントになります。
20m程度、仕掛けを引いたところで海底の砂の粒子が変化した場所をキャッチ、すると、いきなり竿先にアタリが出ます。雨後でフグからの攻撃を予想しましたが、明らかにシロギスからのアタリにホッとします。
1匹目のアタリをキャッチしてから、リールサビキで、ゆっくりと仕掛けを手前へ引きます。
「アクティブキャスト」には、「サイレントドライブ」が搭載されているので、サビキがとってもスムーズです。
明らかにシロギスと判るアタリを3回キャッチした後、巻き上げに掛かります。
波打ち際まで丁寧に引き寄せ、ゆっくりと引き上げると、13~14センチの小型ですが3連。1投目から3連掛けに成功です。

海岸から比較的近い場所にもカケアガリがあるのですが、とりあえずアタリがあった3色(70m)付近を重点的に攻めてみることにしました。
これが正解で、2連3連2連・・・と全く素バリがありません。
小型ですが確実に海底のミゾの部分を回遊しているようです。
しかし、潮がどんどん下げてきます。
もうしばらくすれば、シロギスからのアタリがなくなります。次は思い切って遠くのポイントを攻めてみることにしました。
6色(150m)付近を探ってみると、海底が小砂利で形成されている場所をキャッチ。
思わず仕掛けをステイさせます。と、いきなり竿先が大きく引き込まれました。
遠くに良型が居るようです。
ハリ掛かりした良型を泳がせて連掛けを狙います。続くアタリが出るものの、あまり大きくない様子。
ここで仕掛けを回収してみると、20センチオーバーを含む4連。
ちょうど、引き潮の潮目が沖に出たタイミングでした。

もちろん、次投も同じポイントを攻めてみますが、何故か小型が1匹のみ。
再び3色付近を攻め続けます。
素バリ無く釣れて来ますが、20センチオーバーは、先程の1匹のみ。
潮がどんどん下げ、沖にサンドバーが出だした頃に、この日初めて素バリを引いたのを機に、ストップフィッシングとしました。

短期決戦でしたが、雨にも遭わず予想外の好釣果を得ることが出来、満足した釣行になりました。
「アクティブキャスト」を使用した実釣レポート、次回のコラムにも続きます。

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