2023/11/16
コラム
2023年11月・湘南平塚海岸釣行
釣行日: 2023年11月5日
場所: 神奈川県・平塚海岸
天候・気温: 晴れ、21℃
釣果: 12cm~20cm 138匹の釣果
- 使用ロッド: キススペシャルCX
- 使用リール: キススペシャル45CE GOKUHOSO
- ライン: キススペシャルEX4PEテーパー0.8号
- 仕掛け: 掛けキス50連グロータイプ6号、自作キス鈎8号無限仕掛け・ハリス蛍光イエローフロロカーボン、蛍光ブルーポリエステル1号、夜光ソフトビーズピンク、グリーン装着、モトスフロロカーボン2号8~10本鈎で使用
- スナズリ: フロロカーボン2.5号60cm
- テンビン: タングステン素材25号L型ブラテンタイプ・アーム長150mm
- エサ: ジャリメ(イシゴカイ)
皆さん、こんにちは、神奈川の伊藤幸一です。
今回は、湘南平塚海岸に釣行してきました。
釣り場には、6時半頃到着し、花水川寄り100m付近に入りました。
釣れている情報が回っているのか、かなりのキャスターが、すでに竿を出しています。
タックルの準備をしながら、左右のキャスターの様子を見ていると、どうもキスは上がっていない様子。
とりあえず、仕掛けをセットし、昨日は、3色付近で釣れた?とのことなので、3色半先へキャストし、丁寧に探ってみます。確かに3色を切った辺りに、良い掛け上がりがあり、ポイントとなりそうな感じです。そこを重点的にじっくり探って引いてみますが、アタリはありません。 あらっ、?マークが頭を駆け巡ります。
試しにそのまま、2色目のオレンジラインを引いて、1色に近い距離でアタリが来ました!
「グッグッ!」悪い感じのアタリではなく、キスっぽい魚信です。
巻き上げて確認すると、17cmクラスのシロギスでした。隣の知り合いのキャスターは、3色でアタリがあった。と言い、18cmくらいのが掛かっていました。アタリのある距離にバラツキがある?この状況から、まだ、シロギスの群れが入っていないと判断。じっくりとシロギスの回遊を待つこととします。
30分程が過ぎ、探っていた1色を切る辺りで、小さいですが連続してキスと分かるアタリが入りました。
そのまま、低速でキススペシャル45のハンドルを回し、連掛けを狙います。このキススペシャル45は、インフィニティドライブ、サイレントドライブを搭載しているため、低速でのリーリングが非常に滑らかで、リールサビキを多用する自分にとって、心強い味方となってくれています。
話が逸れてしまいましたが、連続して入るアタリを感じ取りながら、10mほど探り巻き上げると、小型ですが、12cm~14cmの5連です。シロギスの群れが入ってきてくれたか?その前兆だと良いのですが。
少しずつ、アタリが出だしました!ゾロゾロではありませんが、単発から2連3連で釣れてくるようになり、18cmクラスも入ってきます。少しずつですが、群れが入りだし、シロギスの活性も上がって来たようです。
周りのキャスターもポツポツですが、釣果が出てきているので、広範囲に群れが居るのかもしれません。俄然やる気が出てきて、釣れる距離が、1色前後と超近距離なので、アタリが強烈で楽しいです。
何投目かには、良型を含む7連、8連と絶好調になってきました。
エサは、ジャリメのみですので、アピール系として、一番上鈎には、小さめのジャリメの1匹掛けとし、動きでアピールする作戦です。
明らかに周りより、自分の釣果が良いと感じたので、効果があったとすれば、夜光系のグロータイプの効果か、夜光ソフトビーズの効果かも知れません。
平塚海岸は、両サイドに花水川、相模川と挟まれている地形になっているため、普段から適度に薄濁りがあり、アピール系の仕掛けに反応することが多いです。ただし、フグも多いところなので、ケースバイケースの使い分けにはなります。
どんどん、シロギスの活性が上がってきているようで、アタリも大きく感じます。ヒットゾーンが近い距離であり、また、10m程度と狭いため、サクサクとリールサビキで引いてしまうと、ヒットゾーンをすぐに通過してしまい、連で掛からないため、どうしてもデッドスローでの誘い方になります。そうすると、キスの活性は高いため、仕掛け絡みを誘発してしまいます。
デッドスローでサビいていると、いきなり「ガッガッーン!グッグッン!」と連続してアタリがありますが、魚信として伝わる間隔が短く、一気に喰ってきた感じがしましたので、サビキの速度を速めて対応します。巻き上げてみると、「あーやっぱり!」そうです。いわゆるキスバナナ状態になっていました(笑)サビく範囲が狭く、活性が高いので、ある程度は仕方ないですね。
そんな高活性の状態が、午前中いっぱい続き、晴天の絶好の釣り日和の中、湘南の落ち前の荒食いを堪能することができました。たくさん釣れたので、小さめのキスは、から揚げ、南蛮漬け、型の良いキスは、握りずしにして、自然の恵みに感謝しながら頂きました。
これからの時期は、日ムラはあるものの、湘南の落ち前の荒食いシロギス釣りは、年末まで楽しめると思います。ここのところの温暖化の影響で、年明けまで続くかもしれませんので、ぜひ一度、皆さんも挑戦してみてください。
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