2025/05/21
コラム

「新製品アクティブキャストとは、こんなリールだ!」 【日置淳】
みなさんこんにちは。インストラクターの日置淳です。
ここ最近は気温が25度を超える日が増え、水温も確実に上昇してきましたね。
と、なると、待ちに待ったシロギスのシーズンインになります。事実、各地から「シロギス開幕!」の便りが届くようになりました。ただ、まだ水温が安定していないので、安定して釣れ出すのは、5月後半ごろと予想します。
今回は実釣のレポートではなく、今年の新製品であります「アクティブキャスト」というリールをご紹介したいと思います。
今年のフィッシングショーで発表されました投げリールの新製品は、「サーフリーダー」シリーズで、こちらは、多くのお客様からご好評を頂きました。
実は、もうひとアイテム投げリールの新製品が存在するのです。
それは、「アクティブキャスト」シリーズなのです。
全5アイテムでのラインナップとなり、シロギスの引き釣りから、大物磯投げ、また、磯でのカゴ釣りにまで対応する、まさにスーパーリールなのです。
各アイテム、性能は勿論の事、コストパフォーマンスに優れ、実売1万円くらいという、超お買い得アイテムに私自身、発表当時から密かに目をつけていましたアイテムです。
それでは全5アイテムを順を追ってご紹介させていただきます。
●アクティブキャスト細
ドラグ機能無しのモデル。ラインキャパは、PE0.8号を250m巻く事が出来、基本的には、サーフからのシロギス釣りに使用するアイテムになります。
上位機種である「フリーゲン」同様、大口径35mmストロークが搭載されている為、ラインの放出性能に優れ、本気でフルキャストすれば、7色(約180m)以上沖へのキャストも可能。また、「サイレントドライブ」が搭載されていますので、サビキ時及び、仕掛け回収時におけるハンドル回転の滑らかさは最高です。
ベテランキャスターの方は勿論、これから投げ釣りを始めてみようと思っておられる方々
にも最適のモデルです。

●アクティブキャスト標準
こらも「細」と同様、ドラグ機能無しのモデルになります。ラインキャパは、PE2号を200m、また、ナイロン3号を200m巻く事が出来、サーフは勿論の事、防波堤や護岸からのシロギス狙いや、置き竿でのカレイ・黒鯛等の中物狙いまで幅広い魚種に対応するモデルです。
また、下巻きをすれば、PE1号以下も巻く事が出来、サーフから遠投でのシロギス狙いにも対応します。
こちらのモデルも「サイレントドライブ」が搭載されていますので、サビキ時及び、仕掛け回収時におけるハンドル回転の滑らかさは最高です。

●アクティブキャストSD1060
こちらは「SD(スピードドラグ)」ドラグ機構が搭載されたモデルになります。
基本的には防波堤や磯場からの置き竿にて大物狙いに使用します。
ラインキャパは、ナイロン5号を250m、また、PE4号を225m巻く事が出来、カレイ・アイナメの中物から、マダイやコロダイの大物まで安心して狙う事が出来ます。
ドラグ機構が搭載されているので、アタリをドラグ音で知る事が出来、何の前ブレもない強烈なアタリが訪れた場合にも余裕を持って対応出来ます。

●アクティブキャストSD1080
ラインキャパが、ナイロン8号200m、PE6号185mと、磯場でのコロダイや、大型マダイ狙いに最適なモデルです。また、活きエサを使用した青物狙いや、磯場からのカゴ釣りでヒラマサ等を狙う場合にも使用出来ます。
投げ釣りでの置き竿釣りにおいては、ドラグを緩めてアタリを待つ事が出来るので、予想でいない超大物にも余裕を持って対応可能。また、ボディ剛性がある事と相まって、巻きの滑らかさが、ゴリ巻きにも余裕で対応出来ます。

●アクティブキャストSD1120
シリーズ最大のラインキャパを誇るモデル。
ナイロン12号が200m、PE8号が200m巻ける深溝スプールが、大物にも対応可能です。個人的には、磯場からのイシダイや大型のハマフエフキ狙いに使用したいと思っているのですが、沖縄でのガーラ狙いや活きエサを使用しての大型青物、また、磯場からのカゴ釣りで超大型の青物を狙う事も可能なので、チャンスがあれば、私自身もチャレンジしようと思っています。
ハマフエフキ狙いでのゴリ巻きも余裕で対応出来、大型の青物狙いにおいては、ドラグ性能の高さがラインブレイクを防いでくれます。

各モデル、今シーズンは色々投げ釣りに活躍してくれそうなので、随時、実釣レポートしたいと思っています。
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