2025/01/14
コラム
2024年12月年末・境水道釣行 【伊藤幸一】
釣行日 2024年12月28日~30日
場所 鳥取県/島根県・境水道
天候・気温 曇り時々雪・みぞれ 3℃前後
釣果 16cm~25cm 約80匹の釣果(3日間合計)
- 使用ロッド: スピンパワー405BX+/425BX
- 使用リール: キススペシャル45CE
- ライン: キススペシャルG5 PE 0.8号、0.6号
- 力糸: スピンパワー0.8号⇒7号(太い方100cmカット)
- 仕掛け: 自作仕掛けチモト夜光塗料塗布(ピンク/グリーン)・キス鈎8号3本鈎~5本鈎仕掛け
- スナズリ: フロロカーボン2.5号60cmテンビン側に18号スナップサルカン、仕掛け側にフカセ用極小サルカン
- テンビン: 鉛素材27号、28号ブラテンタイプ アーム長150mm、L型固定29号、30号アーム長さ10cm途中ステン線0.6mmへ変更
- エサ: 高知産ジャリメ(イシゴカイ)
2025年、明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
神奈川の伊藤幸一です。
今回は、鳥取県/島根県・県境の境水道へ、年末恒例の遠征釣行をしてきました。
今シーズンは、途中高速道路も雪景色であり、慎重な運転で無事、目指していた境水道へ到着しました。
移動途中、大型スーパーで、弁当や飲み物を購入。
すでに、みぞれ?氷雨?のようなものが降ってきており、体感温度は0度以下です。寒いぃー
これだと、車を盾にして、風とみぞれを避けられる島根県側へ移動しました。すでに高知の先輩、地元の方が竿を出しています。状況を尋ねると、ポツポツだが良い型が釣れるよ!とのことなので、急いでタックルの準備をします。
ロッドは、飛距離に特化したスピンパワー405BX+にキススペシャル45をセットします。飛距離最強コンビです。ラインは、西風があるのと境水道は、潮の流れが強い時間があるので、それに対応するため、キススペシャルG5の0.6号、比重のあるラインを選択。
テンビンはブラテン(浮きゴムでブラ部を規制)28.5号、仕掛けは、モトスフロロカーボン1.75号、ハリスフロロカーボン1号、キス鈎8号の5本鈎仕掛けです。エサは、ジャリメの頭を取り、ハリスまでコキ上げて大きく装着します。
準備運動してから、1投目からフルパワーでキャスト!風にあおられるので、最後はサミングして余計なラインスラックを出さないようにします。6色半くらいから探れそうです。
この時期は、越冬ギスと言われるように、かなりシロギスの活性は低い。なので、超スローのサビきで喰う間を与えるように丁寧にサビく。
6色目のオレンジがスプールに巻かれた頃に、アタリが来ました!「クックッ!」とシャープなアタリだが、さすがに強くは無いアタリだ。前アタリの可能性があるため、じっくり喰いこませる。できれば巻き上げ抵抗の負荷を考えて、鈎を2本くわえて欲しいところです。
1分ほど待って巻き上げると、20cmほどのなかなかのサイズ。これなら上出来です。
すぐに、次のキャストをして、同じ距離探ります。これまたすぐにアタリがあり、今度ははっきりと分かるアタリで、そのまま動かさず、仕掛けをSTAYさせて、風で煽られる分だけをリールのハンドルを回して、ラインスラックを取ります。そうしていると、2匹目と思われるアタリが来たので、巻き上げると20cmと19cmのダブルでした。良かった、今シーズンは、境水道内へ魚が入ってきている・・・。一安心と言ったところです。
そのまま釣り続けていると、途中、強風にみぞれ交じりの状況になったりと、さすがに修行のような状況に・・・(笑)
初日としては、20cm主体に20匹以上釣れたので、十分であるし、移動の疲れもあり、遅めの昼食を取ったあとは、初日はそのまま予約ホテルにチェックインすることにしました。
翌日は、風向きを考慮して、鳥取県側でやってみることにします。
朝一番は、天候が安定せず、強い西風とみぞれ、霰交じりで、身体に打ち付けます。
でも、確かに寒いですが、今回は完全防備としていたので、実はそれほど苦にはなっていなかったのです。
インナーには、メリノウール素材のアクティブウォームインナーシャツを着ており、想像以上の暖かさで、冷えを感じません。
パンツも、オプティマルパンツを着用し、生地に厚さがあり、裏フリース地になっているので快適です。
アウターはもちろん、安心のGORE-TEXインサレーションレインジャケット・レインパンツ中綿入りで完全装備。これで、寒さはあまり感じなく釣りをすることが出来ました。
その中でも、今回かなり活躍してくれたのが、ウールサポートソックス。通常のソックスと明らかに暖かさの違いを感じました。それでいて、サラッと快適なところも好きです。
極寒の釣りで、大事な防寒グローブ。GORE-TEXウインドストッパーフリースグローブ
これがなかなかの優れもので、冷たい風はシャットアウト、水ははじくし、保温性もありこれは極寒の釣りには必需品です。
釣りの方は、なかなかの高活性で、昨日よりもアタリも大きく、連で釣れてくる確率も高く、入れ喰いとまではいかないが、この時期にこれだけ連れてくれれば、御の字だと思います。
ただ、できれば26cm以上の一発大物が欲しいところです。今日2日目は、数は30匹以上釣れましたが、大きさが揃ってしまい一番大きくても21cmでした。
大物は、最終日に期待し、それでも大満足でしたので、ロッドを気持ち良く仕舞えました。
いよいよ最終日です。朝から曇り空ではあるものの、風も弱く、この遠征の中では、一番の釣り日和になりました。
早速、準備をします。前日と同じものを使います。
昨日良かった、中海側へ釣り座を構えました。昨日よりも少し?活性が低い感じはしますが、20cmクラスが朝から2連2連とかなりいい感じです。
もう数はそんなに望んでいなので、できるだけ釣り座を移動して大型を探します。
2時間ほど、良型のシロギスを釣りつつ、大型を探して、今度は、外海側へ大きく移動します。
そこで、手があまり付いていないであろう7色付近へキャスト。
潮の流れに任せ、ラインスラックを丁寧に取っていると、いきなり「グンッ!グッーン」とスピンパワーBX+の穂先を引き込みます。
そのまま30秒ほど待っていると、鈎掛かりした振動が伝わって来たので巻き上げると、水面から現れたのは、今まで釣っていたものより一回り大きいサイズです!計測すると25cmジャストの丸々と太った抜群のConditionのシロギスでした。目標の26cmオーバーは出ませんでしたが、釣り終了時刻まで、狙い続け、最高の釣り納めとすることが出来ました。
関連記事
RELATED COLUMN