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2024/10/03

コラム

~地元の海岸でシロギス快釣~【日置淳】

釣行日: 2024年9月22日(月)
場所:  大阪府泉南市
天候:  晴れ
釣果:  シロギス

  • ロッド: サーフランダー(並継)405CX
  • リール: フリーゲン35(極細仕様)
  • ライン: キススペシャルG5 PE 0.6号
  • 力糸: スピンパワーテーパー力糸 EX4 PE 0.8-7号
  • オモリ: 25号
  • 仕掛け: 掛けキス6号使用 自作5本バリ仕掛け
  • エサ: 石ゴカイ(ジャリメ)

みなさんこんにちは。インストラクターの日置淳です。
まだまだ暑い日が続きますね。
朝晩が少し涼しくなった先日、地元大阪府南部の海岸でシロギス釣りを楽しんで来ました。
ここは、沖合には関西国際空港が望め、大阪府でも数少ない自然のまま残っている海岸のひとつです。
私が投げ釣りを始めた45年以上前、南海電車の始発に乗って良く釣行した事を思い出させてくれる想い出深い海岸でもあります。
今日のスタートフィッシングはお昼前。満潮の潮止まりから数10センチ潮が下げるタイミングを狙います。
当初、河口部右側に広がるサーフからのキャストと決めていましたが、先行者の方や、バーベキューを楽しまれるご家族の方がおられましたので、ライフジャケットを着用して、右側の石積みからキャストする事にしました。

私が投げ釣りを始めた45年以上前、南海電車の始発に乗って良く釣行した事を思い出させてくれる想い出深い海岸でもあります。

この日のタックルは、ここ最近、プライベートでのシロギス釣りで出番が多い「サーフランダー(並継)405CX」。
元ガイドには、ハイエンドモデル「キススペシャル」同様、「Xガイド キャストチタン」が装着されており、ガイド絡みがほぼ皆無。感度の良さも加えて、何といってもスイートスポットが広くて投げやすいのがお気に入りの理由なのです。
組み合わせるリールは、今春、新製品として発表された「フリーゲン35 極細仕様」。
ボディ剛性からくるキャスト時のたわみの無さはもちろん、回転の滑らかさと、あと、何と言っても車のアルミホイールを思わせるスプール前面の美しいデザインが私のお気に入り。
ずっと見ていても飽きる事はありません。

この日のタックルは、ここ最近、プライベートでのシロギス釣りで出番が多い「サーフランダー(並継)405CX」。
組み合わせるリールは、今春、新製品として発表された「フリーゲン35 極細仕様」。
正面からの向かい風が程良く吹き、海面は少し白波が立っている状況。そう、ベタ凪よりもこういう状況下の方が海水中の酸素量も多くなり、シロギスの活性も上がるのです。
正面からの向かい風が程良く吹き、海面は少し白波が立っている状況。

エサである石ゴカイを2~3センチに切って、掛けキス6号に刺します。
久しぶりに地元の海岸での1投目、ワクワクします。
関西国際空港向け100m付近にキャスト、海底をゆっくりトレースします。
しばらくは変化の無い平坦な海底が続きますが、80m付近で高低差の緩いカケアガリをキャッチ。仕掛けをステイさせようとすると、いきなり「サーフランダー」の竿先にシロギスと解る小気味いいアタリをキャッチします。
「います。地元の海にもシロギスが・・・」。
5本バリ仕掛けを使用しているので、連掛けを狙うべく、仕掛けをステイさせますが、
続くアタリがありません。
20m程、ゆっくりとサビいてみるものの、キャッチしたアタリは1回のみで仕掛けを回収。
一番下のハリにシロギスが掛かっているのを確認し、ゆっくり抜き上げると、16センチクラスの本命。

一番下のハリにシロギスが掛かっているのを確認し、ゆっくり抜き上げると、16センチクラスの本命。

ファーストキャストは1匹でしたが、海底にシロギスが居るのを確認出来たところで、次投は、少し左手の淡路島向け100m付近にキャスト。ゆっくりと底を探ります。

ファーストキャストは1匹でしたが、海底にシロギスが居るのを確認出来たところで、次投は、少し左手の淡路島向け100m付近にキャスト。ゆっくりと底を探ります。

こちらの海底は先程のポイントと比べ、少し大きめの粒子の砂で形成されているようで、ところどころに小さな石があるようです。
ここも80m付近に先程同様のカケアガリをキャッチ。仕掛けをステイさせます。
ちょうど下げ潮に入ったタイミングなのか、海面に潮目が出来、底潮に仕掛けを漂わす演出でシロギスにアピールします。
すると、次から次へ竿先にアタリが出ます。こちらのポイントに溜まっているようです。
アタリが無くなったのを確認して巻き上げにかかると、心地良い手応えが伝わり、複数のシロギスがハリ掛かりしているのが確認出来ます。
オモリの後ろにシロギスが見えて来ました。1、2、3、4…。
2投目は4連掛けに成功です。
それからも素バリが無く、毎投2~4匹がハリ掛かりしてくれ、魚影の濃さが伺えます。
それも、不思議とサイズが揃い、釣れるサイズの全てが15~6センチと天ぷらに持ってこいのサイズです。
しばらくして、正面からの向かい風が更に強くなり、付近の海面に濁りが出始めました。
この濁りの出始めも、シロギスの喰い気が上がる状況で、これまた絶好のチャンスの到来となりました。

この濁りの出始めも、シロギスの喰い気が上がる状況で、これまた絶好のチャンスの到来となりました。

まさに、釣れる時間は海が教えてくれます。正直なもので、海面に濁りが発生してからは、4連掛けが連発。悪くても3連掛けと、下げ潮の時間帯と重なり、少しの時間、入れ掛かり状態になりました。
しかし、海面の濁りが広まると同時に、下げ潮が止まったのか、シロギスのハリ掛かりが単発になったタイミングで、この日は納竿としました。
短時間ではありましたが、秋晴れの空の下、秋風に吹かれて本当に気持ちの良い地元大阪府の海岸でのシロギス釣りでした。

短時間ではありましたが、秋晴れの空の下、秋風に吹かれて本当に気持ちの良い地元大阪府の海岸でのシロギス釣りでした。
今年は、まだ水温が高い状況が続いていますので、時間があれば、再度釣行したいと思っています。
今年は、まだ水温が高い状況が続いていますので、時間があれば、再度釣行したいと思っています。

プロフィール

日置 淳 (ひおき じゅん)

インストラクター

投げ釣りのスペシャリストであり、キスの引き釣りから磯投げ大物釣りまでこなすマルチアングラー。 四季の魚を求めて全国各地を釣り歩き、投げ釣りの楽しみを全国各地のキャスターに伝えている。 各種キャスティング大会では輝かしい好成績を残し、トップキャスターでもある。

SNS:

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サーフランダー(並継)405CX

ロッド

サーフランダー(並継)405CX

フリーゲン35(極細仕様)
リール

フリーゲン35(極細仕様)

キススペシャルG5 PE 0.6号
ライン

キススペシャルG5 PE 0.6号

スピンパワーテーパー力糸 EX4 PE 0.8-7号

力糸

スピンパワーテーパー力糸 EX4 PE 0.8-7号

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