2024/05/13
コラム
2024年4月鳥取県・島根県GW釣行 【伊藤幸一】
釣行日: 2024年4月27日~29日
場所: 鳥取県・島根県境水道周辺
天候・気温: 晴れ時々曇り 23℃前後
釣果: 15㎝~24㎝40匹~60匹くらいの釣果
- 使用ロッド: スピンパワー405BX⁺、425BX
- 使用リール: キススペシャル45CE
- ライン: キススペシャルEX4/G5 PE 0.8号、0.6号
- 仕掛け: 掛けキス50連グロータイプ6号、自作仕掛け:キス鈎8号無限仕掛け・ハリス蛍光イエローフロロカーボン、クリアカラーハリス1.0号 夜光ビーズピンク、グリーン装着、モトスフロロカーボン2.0号4本鈎で使用
- スナズリ: フロロカーボン2.5号60cmテンビン側に18号スナップサルカン、仕掛け側にフカセ用極小サルカン
- テンビン: 鉛素材28.5号、30号、31.5号L型固定アーム長85㎜/ブラテンタイプ25号(樹脂キャップ浮力材入り)アーム長120㎜
- エサ: 高知産ジャリメ(イシゴカイ)
皆さん、こんにちは、神奈川の伊藤幸一です。
今回は、鳥取県・島根県境水道に釣行してきました。
釣り場には、9時頃到着し、先行しておられる高知の大先輩、地元の大先輩と鳥取県側で合流します。
釣況を尋ねると、あまり良くないとのこと。
さらに、外海方向へ移動するとのことなので、ここでは竿を出さずに、外海側へ移動しました。
通称:白灯と言われるポイントにやってきました。
早速、準備を始めます。ここでは、キャストスペースがかなり狭いので、ロッドは425ではなく、スピンパワーの405BX⁺とします。リールは、キススペシャル45CEに、ラインは、キススペシャルEX4 0.8号に、L型固定無垢テンビン28.5号をセットします。
仕掛けは、シマノ・掛けキス6号グロー仕様4本鈎仕掛けとします。エサは、ジャリメの1匹掛けとし、大きい個体は、頭をカットし、鈎の上部までコキ上げて、キャスト時の風圧で外れないようにします。
力糸のタラシをバッドガイド付近へセットして、地面へ置きます。本来であれば、#2~#3の継ぎ目辺りまで、タラシを取りたいところですが、背後が草むらとなっており、タラシが長いと、キャスト時に仕掛けが草むらに掛かってしまうので、バッドガイドくらいの長さが適切な長さになります。
ファーストキャストは6色半付近へキャストします。ラインスラックを取りつつ、超スローでサビいて、探りをいれます。今シーズンは、境水道含め周辺のポイントは、あまり好調では無いとのことなので、魚影は薄いと予想して、いつもよりも更に丁寧に探るようにしました。
1投目は、4色付近まで探るも、アタリもなく空振り。エサにも触った形跡もない感じです。
同行者には釣果があったようです。距離を聞くと、4色を切った辺りとのこと。「比較的近い距離に居るのか?」と独り言・・・。
次のキャストでは、3色半先で、「クックッ!」とシロギスだと思いますが、魚信が小さく感じます。
巻き上げると、なんと!魚が付いていません・・・。残念!鈎掛かりしませんでした。
予想以上に、喰いが渋いようです。マジか⁈
ここで、逆の発想で、鈎のサイズを7号へサイズアップしてみます。エサは、あまり大きくは付けずに、ジャリメの頭をカットし、3㎝ほどでセットしました。
丁寧に探ります。先ほどと、同じ距離で、アタリが入りました!「クックッン!」「グッン!」と、複数匹の魚がアタックしているようです。巻き上げると、連できています!中型ですが、3連です。
鈎の号数アップが良かったのか?エサの大きさを少し小さく付けたのが良かったのか?その後も、シングル、ダブルと入れ喰いとまでいかないまでも、まずまずの釣れ具合となってきて、狙いの20㎝オーバーも顔を出してくれ、何とか形になりました。
初日なので、移動してきた疲れもあり、少し早めに上がりコンディションを整えることにします。
まずまずの釣果であるものの、いつもの境水道と比べると、Bigサイズが出ないことが少し気になります。
2日目は、ホテルの朝食をたくさん食べて、エネルギーチャージして挑みます。
とりあえず、弓ヶ浜の状況がみたい!との私の希望で、ジャパンカップ本部下付近で、竿を出してみます。
1時間ほど、遠く、近くを探ってみましたが、事前情報通り、まったくのノーバイト・・・。参った。
すぐに、移動しました。今日は、島根県側の美穂関方面でやってみます。
護岸ではなく、岩場なので、ロッドは、取り込みに有利なスピンパワーの425BXをチョイス。根が張り出しているところなどでは、チョイ長めが扱いやすいです。
ここでは、大型を意識して、鈎は8号を使用します。エサも遠投の必要が無いので、ジャリメの頭を落とさずに大きく付けました。3色付近へキャストします。かなり水深があり着底まで時間が掛かります。10m以上ありそうです。
ゆっくり引いて、海底の状態を見つつ、ポイントとなる障害物の様子も見ます。
2色が少し入ってきた距離で、いい感じのアタリが入りだしました!そのまま仕掛けの移動を止めて、追い喰いを誘います。連続してアタリが入るので、巻き上げると16㎝~20㎝の3連です。この近距離から、このサイズのアタリですから、釣り味は最高です♪
キャストする方向を、少しずつずらしながら、探っていくと、ほぼカラ無く釣れ続き、楽しめる展開です。
そうこうするうちに、ひと際大きくアタリが入りました!「ギューン!」「ゴンッ!」と一気に、スピンパワー425BXの穂先が1m以上引き込まれました!すぐに巻き上げに入ります。手前のハエ根に注意しながら取り込むと、良い型のシロギスです。25㎝超えているかな?と思いましたが、残念ながら24㎝ちょっとでした(悔しい)でも2色の近距離からのアタリでしたので、非常に楽しい釣りです。
この日は、アタリが遠のく夕方まで頑張り、大型は出なかったものの、平均サイズは良かったので、満足のいく釣行となりました。
これからが、本格的シーズンに突入します。通常であれば、GWから二潮回れば確実だと思いますので、弓ヶ浜、境水道と皆様もぜひ、チャレンジしてみてください。
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