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2026/05/15

コラム

~シロギス前半戦スタート~

みなさんこんにちは。インストラクターの日置淳です。
今年の春は天候が不順な日が多く、なかなか思うような釣りができません。
毎週のように通過する低気圧や、4月中旬頃に日本の東海上を通過した台風4号の影響で、特に太平洋岸では波・ウネリが高い状態が続きます。
今年は黒潮の大蛇行が終息したお陰で、紀伊半島沖の海水温が高く、シロギスのシーズンインが早いと予測します。昨年同様、「今年のシロギス開幕戦は和歌山!」とするものの、前記したように波・ウネリが高く、和歌山釣行は断念せざるを得ませんでした。
そこで目を向けたのが日本海側。直前の情報では、鳥取県と島根県の県境に位置する「境水道」でのシロギス好調!との事なので、急遽、一路、日本海を目指しました。
 この日は、思い付きの急な釣行だった為、私の住む大阪からバスを利用しての釣行。
到着する現地では、地元の友人が出迎えてくれます。本当にありがたいことです。
友人の車の助手席に乗せてもらい、先週入れ掛かりが見られたという島根県側のポイントに案内してもらいますが、残念ながらカレイ狙いの先行者がいらっしゃったので、このポイントは諦める事にします。
少し東に移動し、境水道大橋近くの釣り場に入釣する事にしました。

この日は穏やかな日和で、多くの漁船が水道を往来します。
この日は穏やかな日和で、多くの漁船が水道を往来します。
時刻は、まだ5時台。最近は夜明けが早くなりましたね。

時刻は、まだ5時台。最近は夜明けが早くなりましたね。
準備が整ったところで、持参したイシゴカイ(ジャリメ)を4センチ程度に切ってハリに刺します。
ややエサが大きいのは、シーズン初期の喰い渋るシロギスにアピールするためです。
この日のロッドは、ここ最近お気に入りの「サーフゲイザー」30-405を使用しました。
スイートスポットが広く、とってもキャストしやすいロッドなんです。
ファーストキャストは6色(約150m)付近にキャスト。水深があるので、ゆっくりとテンションフォールして仕掛けを海底に沈めます。

ゆっくりと海底をトレースし、起伏のある場所を確認します。

ゆっくりと海底をトレースし、起伏のある場所を確認します。
4色(約90メートル)付近で、高低差の大きい岸に向かってのカケアガリをキャッチします。同時に仕掛けをステイさせ、海底に群れているであろうシロギスにエサをアピールします。

今のところ潮の流れは殆ど無く、ちょうど満潮の潮止まりの時間帯と予測されます。

今のところ潮の流れは殆ど無く、ちょうど満潮の潮止まりの時間帯と予測されます。
期待した1投目はノーシグナル。まさかの2投目、3投目もノーシグナル・・・。
「まぁ、潮止まりの時間帯だから・・・」と、気にせずキャストを続けます。
潮が、やや左に流れ始めた5投目、ようやく竿先が「ギュイ~ン」と数十センチ引き込まれます。久しぶりの境水道でのアタリです。
潮下から心地良い手応えを感じながらゆっくりとリーリング。水面に姿を現したのは、20センチ超えの良型と、小型の2連。
シロギスの口元を見ると、ハリは唇の皮1枚に掛かってるではありませんか・・・。
潮の流れ始めとは言え、喰いが相当渋いと判断します。

その後、毎投アタリが出たものの、全てが20センチ以下の小型ばかり。

その後、毎投アタリが出たものの、全てが20センチ以下の小型ばかり。
数投後、目が覚めるようなアタリを出してくれたのは、20センチを超える良型のキュウセン。

下げ潮の流れが速くなるに従い、ようやくポツポツと20センチ前後が大きなアタリを見せてくれます。

下げ潮の流れが速くなるに従い、ようやくポツポツと20センチ前後が大きなアタリを見せてくれます。
しかし、この日は大潮あとの中潮のため、その後、手を付けられない位の急流になったので、これを機に場所移動する事にします。
数か所の釣り場を見てまわった結果、干潮の潮止まり以降は対岸の鳥取県側のポイントで竿を出す事にしました。
潮的にこの日のストップフィッシングの時間は、お昼過ぎ頃です。

仕切り直して、やや遠めにキャスト。6色(約150メートル)付近から、ゆっくりとシロギスに対してアプローチします。

仕切り直して、やや遠めにキャスト。6色(約150メートル)付近から、ゆっくりとシロギスに対してアプローチします。
この釣り場では、1投目からシグナルが出ました。潮の流れが無く、海中でのラインの抵抗が少ないので、竿先に大きなアタリが出ます。

場所替えしての1投目は、20センチを超える良型と16センチの2連。

場所替えしての1投目は、20センチを超える良型と16センチの2連。
これは、釣り場選択が正解だったようです。
シロギスの群れはピンポイントと判断。次投は1メートルも誤差の無いところで仕掛けをステイ。
やはり竿先にアタリが出ます。
ハリ掛かりしたキスを泳がせ、周囲に居るであろうキスの活性を上げます。
目論見どおり、同様のアタリが出た後、「ギュィ~ン」と竿先が引き込まれます。
これは、ハリ数パーフェクトの20センチオーバー含め3連。うち2匹は小型ですが・・・。

この頃から、上げの潮がじわっと左に流れ始めました。

この頃から、上げの潮がじわっと左に流れ始めました。
予想通り、次から次へと素バリ無く釣れ続きます。そして、潮の流速が若干速くなった頃、今日一番のアタリが竿先に出ます。.
ゆっくりと喰い込ませ、続くアタリで鋭く小さなストロークでアワセを入れます。
潮下から心地良い手応えを楽しみながら水面に姿を現したのは、今日イチの良型。
これは24センチでした。

その後も毎投釣れて来ますが、左への流速が最強になった直後、全くアタリが無くなってしまいました。

その後も毎投釣れて来ますが、左への流速が最強になった直後、全くアタリが無くなってしまいました。
これを機にストップフィッシングとしました。
穏やかな天候の下、20センチオーバーが数釣れ、合計30匹以上の釣果。
大満足で境水道を後にしました。
今後、気温が高くなるにつれ、日増しに釣果は上がると思われます。

今回の釣行でも地元の方々に大変お世話になり、釣りを通じた人とのつながりに心から感謝しています。

穏やかな天候の下、20センチオーバーが数釣れ、合計30匹以上の釣果。

釣行日 2026年4月19日
場所 島根県松江市 鳥取県境港市
天候 晴れ時々曇り
釣果 シロギス・キュウセン
使用ロッド サーフゲイザー30-405
使用リール サーフリーダー35 HOSO
ライン キススペシャルEX4 PEテーパー 0.8号-7号
テンビン 半遊動天秤
オモリ 30号
仕掛け キスバリ7号 ハリス フロロカーボン1号 3本バリ ハリ間隔40cm
エサ イシゴカイ(ジャリメ)

プロフィール

日置 淳 (ひおき じゅん)

インストラクター

投げ釣りのスペシャリストであり、キスの引き釣りから磯投げ大物釣りまでこなすマルチアングラー。 四季の魚を求めて全国各地を釣り歩き、投げ釣りの楽しみを全国各地のキャスターに伝えている。 各種キャスティング大会では輝かしい好成績を残し、トップキャスターでもある。

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