2021年11月上旬 新潟県・上越釣行

皆さんこんにちは、神奈川の伊藤です。
今回は、11月上旬に新潟県・上越方面へ釣行して来ました。

当日は、快晴微風で絶好の投げ釣り日和！まずは、定番の柿崎海岸へ７時頃に入りました。
平日にも関わらず、柿崎川河口方面には結構な釣り人が竿を出しています。投げ釣り師もおりますので、期待が高まります。早速、準備してフィールドに。ロッドは、スピンパワー385X、リールはフリーゲン、ラインはキススペシャルG5（ファイブ）PE0.8号、力糸はスピンパワーテーパーちから糸EX4　PE0.8号~7号をセットします。テンビンは、タングステン素材の27号L型ブラテンに、スナズリ・フロロカーボン2.5号60㎝を繋ぎ、仕掛けは掛けキス50連6号×10本鈎ビーズ仕様としました。潮は澄んでおり晴天なので、ビーズ仕様の効果が高いと期待しての選択です。エサはジャリメ（イシゴカイ）を使用します。

１投目を5色付近へキャストして、比較的速めにサビいて様子をみます。4色に入ったところで大きくは無いですが、小気味良いシロギスらしいアタリを捉えました！そのままのスピードで3色までサビいて巻き上げると16㎝クラスのシロギスが2連で掛かっていました。掛かっていたのが、上鈎と下鈎付近なので、キスの群れが薄いか？サビキのスピードが速いか？のどちらかだと感じて、次の投入からは、少し遅くしてゆっくりとサビきます。6色ほどキャストし、5色半くらいからアタリが入ります。「クックッ！」、「グッグッン」とシロギスらしいアタリが続きますが、軽い感じの「コンッコンッ」も感じます。あれ？キスじゃないなぁー？何だろう？と思いつつ、3色までサビいて巻き上げに入ります。凄い重さです！なんだぁ？リールのハンドルに重さを感じつつ、巻き上げると15㎝から17㎝のシロギス4連とメゴチの5連です！あちゃー！これが軽いアタリの正体だったようです。

サビくスピードを落としたので、メゴチが喰ってきてしまう状況になってしまったようです。次からはスピードを探りながらの釣りとなります。

シロギスだけでゾロゾロという訳にはいきませんが、メゴチが1~2匹まじりながら、シロギス５連が最高でした。シロギスの魚影はさほど濃くない状況でしたが、サビくスピードや投げる距離などを調整しながら、メゴチを避けて、釣りとしてはテクニカルな状況になりましたが、これはこれで駆け引きとしては楽しい柿崎海岸での体験でした。

午後からは、気になっていた西側の鵜の浜海岸へ移動しました。ここはメゴチが少なく、釣りやすいですが、シロギスの群れが小さくアタリの無い時間もあります。活性の高いシロギスの群れが回ってくると、サビくスピードが遅い場合仕掛けが絡んでしまう状況になり、それに苦労しながらの釣りになりました。ヒット距離は、5色前後で、あまり速く仕掛けを引いてしまうと、群れと遭遇できる確率が低くなるので、5色前後では仕掛けを止めてアタリを待ちます。「ツンッ！」と仕掛けにキスが触る感触が伝わります。そのままじっと待っていると、「グッグッ！グッグッン！」と良いアタリが入りました！仕掛けを伸ばすように、低速でリーリングして仕掛け絡みを防ぎシロギスが追いかけてくるように誘います。連続してアタリが入り、１色ほどサビいて巻き上げると、16㎝から18㎝のシロギス6連です！

なかなか、好調になってきました！仕掛けを止めている間に、一気に喰ってくるアタリもありバナナ状の仕掛け絡みを発生してしまう場面も・・・。その後は、5連以上の連掛けは無いものの、晩秋の心地よい秋風に吹かれながら、上越のシロギス釣りを楽しみました。
これからの時期は、浜からの釣りは厳しくなってくると思いますが、大きな港の中や大きな河川の河口などで、落ちギスが釣れ盛るフィールドがありますので、皆さんも防寒対策とコロナ感染対策を万全にして挑戦してみてはいかかがでしょうか。