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2025/04/15

コラム

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渓流彷徨い日記 ■雨後の日置川支流前ノ川■

釣行日   2025年4月12日
場所    和歌山県 日置川支流 前ノ川
天候    晴れ
釣果    アマゴ他(むしろほぼオイカワ)
使用ロッド   エサ釣り:お蔵入り小継プロト
使用ロッド   テンカラ:渓流TENKARA
仕掛け   エサ釣り:天井糸0.6号、水中糸0.2~0.25号、オモリ:G5~G4、ハリ:4号、エサ:川虫、ミミズ
仕掛け   テンカラ:レベルライン3号、ナイロンリーダー1.2号、自作毛鉤
釣り人   ちぬ

前回、日高川では人が多過ぎて釣れなかったと言い訳しましたが、人が少なければ釣ることは出来るのか?最近は腕が落ちてきたような気がしてなりません。
前日までに雨が降ったこともあるので、3/1の解禁以来の日置川水系前ノ川へと足を運んでみました。
まずは川虫をゴソゴソと・・・あまりたくさんは採れません。カワムカデ、クロカワ、カワゲラ、ヒラタなどが採れます。ちょっと増水気味なので採りにくいのもありますが、小一時間程度ならミミズ併用でしのげそうな数を確保して釣り開始。

小振りながらもすぐに一尾目。ミミズでも川虫でも反応は良い感じです。

小振りながらもすぐに一尾目。ミミズでも川虫でも反応は良い感じです。
二尾目も比較的すぐに。これならミミズで通しても良いかな?とこの時は楽観。
どちらもセオリー通りの場所で喰ってきたので、この感じなら今日は良さそうかも?
と淡い期待が。

第一回戦は一時間ほどで4尾。人が少ないから?今日は20尾くらいまでは伸ばせるかも?後半はあまり反応がなかったのが気になりながらも、妄想は膨らみます。

第一回戦は一時間ほどで4尾。人が少ないから?今日は20尾くらいまでは伸ばせるかも?後半はあまり反応がなかったのが気になりながらも、妄想は膨らみます。
膨らんだ妄想は弾け飛ぶのが世の常?この後、2回戦、3回戦と全くアマゴのアタリが出ません。掛かるのはオイカワ、カワムツ・・・3回戦に至ってはそれら他魚すらアタらず(泣)
川岸に踏み跡はないし、先行者は朝一、奥へと走って行った車一台のはず。
やっぱり腕が年々落ちているのか?
こんな時は飯でも食べるしかありません、ってことでいつものようにカップ麺。時刻はまだ11時にもなっていませんが。

家で食べも美味しいとは思わないカップ麺、釣りの時は何故か美味しい。

家で食べも美味しいとは思わないカップ麺、釣りの時は何故か美味しい。
4回戦はどうなるか・・・
ダメです。相変わらずオイカワ、カワムツばかり。川虫もすぐになくなるし、ミミズも激しく消耗。
気温もかなり上がってきてハッチが始まっています。モンカゲロウ?があちこちで飛んでいました。

気温もかなり上がってきてハッチが始まっています。モンカゲロウ?があちこちで飛んでいました。

踏み跡はないし、今日はほぼサラ場と思っていましたが、渡渉して岸へ上がろうとした際、川底に足跡が・・・よどんだ場所の砂地にしっかりと。
前日の夜半に雨が降ったようで、陸の踏み跡が消されていたようです。前の日までに人が入っていたようです。それにしても、アタリが遠すぎるのは、腕のせいなのか歳のせいなのか。
目印の大きさも、以前と同じでは見えづらくなってきているし、よくこけるし。

5回戦はテンカラです。
竿は渓流TENKARA
デビューが2012年ですから、もう13年ものロングランですが、そろそろ何とかしたいですね!
渓峰TENKARA、
天平TENKARA

でも良いのですが、川相の変化に富む釣り場だと、長さ調整が出来るズームがありがたいのです。

目印に雑魚が飛びつく状況でもあったので、アマゴが駄目でも何かしら他魚は掛かるはず、とタカをくくっていましたが、それすらないままに5回戦終了。
6回戦は再びエサ。手持ちのミミズも川虫もそろそろ底をつきます。
前日までに釣り人が入っているとしたら、釣り残しそうな場所を探すしかありませんが、前ノ川も人気の川ですから、そう簡単には釣らせてくれません。
中洲で流れが二股になっている場所へやってきました。そこそこ大きな中洲。竿を出していないなら向こう側の流れ?と半信半疑で向こう側へ。その一投目。あっさりと釣れてしまいました。
こんな単純な話なの?とりあえず、小さいのでそのままお帰り頂いて、単純な話なのかそうでないのか、更に釣り進みます。

やはり出ない。出てもオイカワの連発。結局、二股の向こう側も思ったような結果には至らず。

やはり出ない。出てもオイカワの連発。結局、二股の向こう側も思ったような結果には至らず。かなり丁寧に仕掛けを入れて時間を掛けて釣り歩いたつもりなんですが。
釣り荒れなのか?やはり年々、腕が落ちているのか?やはり後者ですな・・・
自分の腕ではこれ以上無理やな、ってことで二時過ぎで納竿としました。
そろそろ次回は、あそこへ行ってみます。

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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