2024/12/09
コラム
渓流彷徨い日記 ■年の瀬です■
執筆 ちぬ
2024年も既に12月、年の瀬となりました。読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
本当は、最後の執筆はサーモンフィッシングのつもりでいたのですが、抽選で落ちて参加できず、あるいは近年のサケの不漁から本年度は休止になったり、あるいは参加が決まったものの天候不順により調査中止となったり、などの事情でサーモンフィッシングに参加しないまま、2024年渓流、本流シーズンが終了となりました。
振り返ると、2024年は釣行回数が激減したように思います。プロフィールには年間20~40日の釣行と書いておりますが、今年は20回にも届かずでした。
「ちぬ」釣行も1回だけ、山歩きも月平均で1日にも届かず・・・
この冬はしっかりと体調を整えて、来シーズンを存分に楽しめるよう準備したいと思います、三日坊主なのが懸念材料ですが・・・
さて準備と言えば、道具の準備も万全にという事で、履物を新しくしました。
サーモンフィッシングで使う予定でしたが、2025解禁から初使用です。
お古、2シーズン使用→新品へ。
ウェーディングシューズ カットフェルト FS-003Vです。
ながらくひも靴タイプのウェーディングシューズを愛用していますが、このモデルは2足目です。このモデルの前にもひも靴タイプのウェーディングシューズを使っていましたが、靴の周囲の補強が不十分で1シーズンで生地が破けました。
このモデルではその弱点が克服されていて、どこかが破けてくるより前に、フェルトがすり減って要交換となりそうです。まだ1シーズンくらいは行けそうなので、その先、フェルトを交換してまだまだ使い続ける選択もありましたが、予備を持っていないこともあり、これはこれで予備にして、もう一足を新しく用意することにしました。
ところで何故、ひも靴タイプを好んで使うか、についてです。鮎タビや、靴と1体のウェーダーもあるわけですが、理由は何と言っても足首のホールド感です。年齢を重ねて足首周りの筋肉の衰えもありますし、そもそも足場の悪い場所を歩くことも多いため、足首のホールド性は重要です。山歩きで初心者にハイカットタイプのトレッキングシューズをお勧めするのと同じです。
また、レースコードで締めますから、鮎タビ、ウェーダーのように靴の中で足が滑ることが
少なく、しっかりと靴とフィットできることで、歩行時の安定がさらに良くなります。単独釣行の多い渓流域での釣りにおいては、転倒などでの事故は出来る限り避けたいので、この安定性はとても重要なことなのです。
鮎釣りでは鮎タビを使っていますが、これに比べても、1日歩き通しての疲労感は少ないように思います。それでもこけるのは運動不足と歳のせいです、私の場合。なので尚更、安定感ある靴が欲しくなります。
もし渓流釣行へ鮎タビや靴と1体のウェーダーを使われているのであれば、次回の買い替えのタイミングで、このようなひも靴タイプもご検討されてはいかがでしょうか?
2024年の投稿はこれで最後となります。
年が明けて1月にはフィッシングショーが予定されていますので、是非、会場へお越しいただいて、弊社のみならず、色々な釣り具メーカーの色々な製品を御覧いただいて、渓流、本流だけでなく、まだ経験したことのない釣りにも挑戦するきっかけにしていただきたいと思います。
わからないことは説明員を捕まえて聞いてみる、遠慮は不要です。聞いても聞かなくても入場料は同じです。なら、聞かなきゃ損です。ネット上にも答えは転がっているでしょうが、聞く方が早いです。説明員側も、自分から来場のお客さんに声を掛けるべきか、あるいは黙って見守るべきか悩んでいたりしますが。
2025年は何とか以前の釣行回数くらいまではペースを戻してみようと思います。
それでは2024年も皆さんの訪問回数のおかげで当ブログを継続できたことに感謝して終わりたいと思います。
皆さん、ありがとうございました。2025年も引き続きよろしくお願いします。
プロフィール
ちぬ
渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。
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