JOURNAL
ヤマトイワナカラーでヤマトイワナを狙って。
こんにちは!シマノトラウトモニターの正者勇人です。今回は8月最終の土曜日に去年撮影ロケを行った長良川上流の支流でヤマトイワナに再び会いに行ってきた釣行を紹介したいと思います。
異常気象で変化した渓
今年は全国的にも異常気象でとても暑く、郡上市も真夏日猛暑日が続き記録的な気温(39.8℃)も観測されました。時折不安定な気圧によりゲリラ豪雨があり斜面崩落や倒木など多く見られ、これは急激な増水で起きたものだと思われます。前回来た時よりも荒れていた上、ひどく渇水し草木も伸び放題で厳しい釣行になりそうな予感が。
この渓を選んだ理由
ここの渓を今回選んだというと、総括ではヤマトイワナに会いに行くと書きましたが、この渓で尺を超えるイワナをキャッチしたものの撮影前に逃げられたり、掛け損ねたりと悔しい思いをしてきたので今年最後の目標に「尺上ヤマトイワナをリフレイン42Sのヤマトイワナカラーで釣る」を達成する為にここの渓に来ました。でも条件的にはよろしくない状況。暑い日が続き渇水で水温もぬるい。この状況下だとあまり活性がよくなさそうな気が・・・。
6時半に入渓してまずチャート系カラーで様子を見てみる。魚はいるのだが予想通り活性が低い模様。そこから立ち位置やアクション、カラーローテーションをしてようやく1時間後にようやく1尾目のニッコウイワナをキャッチ。小型ではあるがこの魚はパーマークくっきりのオレンジ斑点がなく白い斑点個体でした。とりあえず魚の顔が見えてホッとしました。それから1時間後にもう1尾追加。今回はいつも以上に厳しく目標達成は難しいかもと頭をよぎりました。
2尾目からはポツポツ釣れるが尺どころかヤマトイワナにも会えてない。実際ここの渓では魚止め近くでヤマトイワナが釣れてることがあるので焦りはなかったが、途中の小さな滝壺が見え、ゆっくり近づいた時、反転流の中に大きな魚影が!しゃがんで体を小さくする。見間違えじゃないかとそっともう一度確認する。間違いなく尺は完全に超えたイワナがそこにはいた。
ここは慌てず呼吸を整えリフレイン42Sのヤマトイワナカラーをセットしバックパックからランディングネットを外し戦闘態勢を整えいざ一投目!着水しフォール中に食ってきた!アワセを入れたが軽く咥えただけなのかフッキングせず。終わったかもしれない。少しだけ間を開けてもう一投!また同じ状況。この感じが何回か続きハラハラドキドキ状態。次はアワセを入れず向こうアワセでやってみたら見事フッキング成功!小さい場所だったけど無理に綱引きせずだましだまし寄せて無事キャッチ!勿論ガッツポーズしました笑。
それからじっくり魚体を見たら間違いなくヤマトイワナで計測したら36センチあり目標達成できました。老体で三つ口のシブい格好いいイワナでまさか道中で達成できると思わずその場所でしばらく魚を見ながら達成感に浸っていました。なかなかの盛り上げ上手なイワナでした涙。
この日はこれで終わらない
目標達成したものの来たからには魚止めまで向かいます。あれからも活性がいいとは言えないがイワナが釣れます。釣れる魚はニッコウイワナでヤマトイワナが釣れない。そして12時過ぎに魚止めに到着。魚の姿はぱっと見では見えなかったけど、キャストしてワンアクションいれた瞬間岩の隙間からこれまた大きな魚影が飛んできて重めのバイト!これもデカイ。先ほどの魚よりもよく引き少しドラグを出されましたが無事キャッチ!これまたヤマトイワナで先ほどの魚よりも太くコンディションが良い。サイズも34センチでとても神々しい魚で感無量です。一日に2尾のヤマトイワナに出会え、出来すぎな釣行になりました。
ただ気になったことは年々ここの渓でヤマトイワナの釣れる数が減っているのを感じ、この先もこの渓を見守っていこうと思いました。何かできることがあればいいのですが・・・悩ましいです。でも第一は素晴らしいイワナ達に出会えて感謝です。 また来年も新しい目標を目指して釣りを楽しんでこうと思います。
TACKLE & EQUIPMENT タックル&装備
使用タックル
ロッド:24ストリームプレミアムS48UL/G-4
リール:22ステラC2000SHG
ルアー:リフレイン42S
メインライン:ハードブル8+0.6号
ショックリーダー:フロロカーボン7lb
シューズ:ジオロックウェーディングシューズPROカットフェルト
ゲーター:シマノスタンダードゲーター
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ロッド24ストリームプレミアムS48UL/G-4 -
リール22ステラC2000SHG -
ルアーリフレイン42S -
メインラインハードブル8+0.6号 -
シューズジオロックウェーディングシューズPROカットフェルト -
ゲーターシマノスタンダードゲーター
※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。