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2025/03/11

コラム

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■2025活動スタート?? 超渇水の日置川解禁■

釣行日   2025年3月1日
場所    和歌山県 日高川支流 将軍川
天候    曇り時々晴れ
釣果    アマゴ(どれも痩せて小さい)
使用ロッド   原点流 N70
仕掛け   天井糸0.6号、水中糸0.2号
      オモリ:G6~G5
      ハリ:4号
      エサ:川虫
釣り人   ちぬ

今年は1月、2月と強烈な寒波と大雪に見舞われました。久々に2月の越前大野釣行を画策していましたが、またもやお流れ。3月1日解禁の和歌山で2025の活動をスタートすることに。ですが、全国的に昨年から雨不足の状況に和歌山の各河川では慢性的に渇水状況にあるとの前情報。魚はいても厳しい状況が予想され、撃沈覚悟。今回選んだ場所は日置川支流の将軍川。以前から気になっていたものの、大阪からだと一旦、合川ダムの下流へ下り、市鹿野集落から山を迂回する形で向かう必要から、なかなか足が向きませんでした。
ストリートビューと航空写真を何度も確認して入川場所をリサーチ。たまたま川沿いに走る林道将軍川線を走破するYouTube動画が上がっていたので、これも参考に。
とは言え一度も走ったことのない道、安全の為にも明るくなってから走りたいので、5時過ぎに大阪を出発。遊漁券はこの日からFISHPASSを通して購入できるとあって、途中で取扱い所を探す必要もなく、直で将軍川へ。のはずが、やはり二回ほど分岐点で道を間違えたのでした。林道起点に着いた頃には明るくなっており、安心しての走行。のはずが、バイパス区間が崩土による通行止め。僅かな区間ではありますが、トンネルで真っすぐ市鹿野集落先の山を貫通するはずが、ひたすら旧道を進むことに。

林道起点に着いた頃には明るくなっており、安心しての走行。のはずが、バイパス区間が崩土による通行止め。

途中、川の様子を確認すると…思った以上の渇水。ひとまず目星を付けていた場所へ。
川へ下りる場所を探すのに苦労しましたが、何とか川に辿り着いて仕掛けの準備。ここで何も考えずに手にしていた竿が70だったことに気付く…どう考えても5mくらいの場所です。
下りてきた斜面を上がるのは厳しいので70でやってみましたが、予定通り何度も木に引っ掛けて仕掛交換する羽目に。
そうれはそうと、第一投目。幸先よく掛かりました…が小さい、細い。

写真の背景と魚の比率の関係で小さく見えるのではありません。実際に小さい。

写真の背景と魚の比率の関係で小さく見えるのではありません。実際に小さい。
このあとも、超渇水の割りには反応ありながらも、きっと同じように小さ過ぎて川虫すら一口で食えないくらい小さいようで、なかなか鈎掛かりには至りません。

ほぼほぼ水溜まりと化した川の中、ようやく流れらしいポイントを見つけては仕掛けを打っていきます。

ほぼほぼ水溜まりと化した川の中、ようやく流れらしいポイントを見つけては仕掛けを打っていきます。

釣れども釣れどもこのサイズでは…

掛るには掛かるのですが、とにかく小さい、細い。小さいと言うより、渇水ゆえにエサの流下量が少なく昨年の稚魚が成長できていないと考えるべきか?
釣れども釣れどもこのサイズでは…

気分を取り直して川底ゴソゴソしてみますと、そこそこ川虫は入ります。ヒラタ、キンパク、クロカワ、マダラなど。

気分を取り直して川底ゴソゴソしてみますと、そこそこ川虫は入ります。ヒラタ、キンパク、クロカワ、マダラなど。これだけ川虫がいても、アマゴの元へ流されるだけの川の流れがないのです。これは川底を掻き交ぜてくれるくらいの増水待ちでしょうね。
川から上がって、ストリートビューで気になっていた将軍神社へ。ストリートビューでは鳥居の足が折れて傾いておりましたが、既に修理されて鮮やかな朱色にお化粧直しもされていました。

川から上がって、ストリートビューで気になっていた将軍神社へ。ストリートビューでは鳥居の足が折れて傾いておりましたが、既に修理されて鮮やかな朱色にお化粧直しもされていました。

帰りの無事を祈願して、川を下りながら次のポイントを探します。
が、どこも渇水に変わりなく、釣れるサイズも変わりなく…

帰りの無事を祈願して、川を下りながら次のポイントを探します。が、どこも渇水に変わりなく、釣れるサイズも変わりなく…

一旦、ランチタイムで気分をリセット…のつもりでしたが、腹ごしらえだけ済ませて、この日はこれで納竿としました。
一雨降って十分に水かさが増えたら出直し釣行です。

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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