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2024/05/08

コラム

渓流彷徨い日記 今年一回目の奥越釣行

釣行日   2024年4月26(金)
場所    福井県 九頭竜川水系 奥越漁協管内
天候    晴、風強め
釣果    ヤマメ
使用ロッド   原点流 抜70(一部改良ver.)、テンカラ竿プロト3.3m
      仕掛け(エサ釣り)天井糸 ナイロン0.6号、水中糸 0.25号
      オモリ:G5
      ハリ:4号
      エサ:川虫(クロカワ、ヒラタ)
      仕掛け(テンカラ) レベルライン3.5号フロロ、フロロカーボンハリス1.0号
釣り人   ちぬ

例年、二月にスタートしている奥越釣行。大野市漁協が二月解禁、奥越漁協が三月解禁という事もあって、ここ最近は三月にスタートするようになって、とうとう今年は四月に入ってからのスタートです。
いつものように一泊二日のテント泊釣行を計画して、前日の夜に出発して、現地で仮眠を取ってから、まずはエサの採集。
いつもの場所は・・・か、渇水です・・・垢腐れまくりで果たして採れるのか?

少しでも水当たりの良い場所で石を撫で、川底をゴソゴソしてみますが、思うように採れません。

少しでも水当たりの良い場所で石を撫で、川底をゴソゴソしてみますが、思うように採れません。まいったな、こりゃ・・・垢腐れなので触りたくなかったですが、片手で拾える程度の石を持ち上げてみると、ヒラタが。ゴソゴソで動かなかった石は、クロカワが巣を作って動きにくかっただけ。居場所を見つけてしまえばこっちのものです。30分ほどで半日分を確保。ふと対岸を見ると、渇水の中でも支流からの流れが入り、何となく良さげ。ちょっとだけ竿を出してみると、小さいながら綺麗なヤマメ。でもここで釣りたいのは、このサイズではありません。

まだ朝早く水温は上がっていなので、ひとまず支流の石徹白川へ移動。

まだ朝早く水温は上がっていなので、ひとまず支流の石徹白川へ移動。
最初に入ったポイントは下流150mくらいに先行者が見えます。ここまで上がってくるかはわかりませんが、頭を叩くのは避けたいので、別のポイントへ。
来るたびに魚が反応してくれる鉄板ポイント。そして毎回、掛けた魚を落とすポイント。今回も喰ってくれました。魚が小さいこともあって、今回はポロリ無し。

とは言っても、やっぱり渇水気味。その後が続きません。

とは言っても、やっぱり渇水気味。その後が続きません。
場所移動、石徹白川の支流へ。入口の渓相がかなり狭く、入川し辛そうな雰囲気なので、これまで竿を出したことはありませんでしたが、ここでちょっとテンカラを。

入り口を見る限り、狭そうな印象しかありませんが、奥は開けていて面白そうな渓相。

入り口を見る限り、狭そうな印象しかありませんが、奥は開けていて面白そうな渓相。
今年最初のテンカラ、竿を伸ばして準備していると、バコッ!勝手に流れていった毛鉤に喰ってきました。
なんの準備もしていなかったので、アワセを入れることもできず、ラインが張った瞬間に鈎外れ。
喰い気はありそうなので、期待は持てそう。と釣り上がるとすぐに掛かりました。

喰い気はありそうなので、期待は持てそう。と釣り上がるとすぐに掛かりました。

今年の初テンカラヤマメ。機嫌よく釣り上がるとすぐに2尾目が!と思いましたが、立ち位置が悪く、流れに乗って落ち込みへ走られて、ジ・エンド。
一時間ほど釣り上がって、この日のテンカラは一旦ここで仕舞います。
気温も上がって汗ばむ陽気に。となれば本流へ行くしかないでしょう!

気温も上がって汗ばむ陽気に。となれば本流へ行くしかないでしょう!

本流での釣りの前にちょっと一休み、荒島岳を眺めます。まだまだ雪が残った荒島岳を見ながらの釣りが、この時期の釣りだった思いますが、今年は、ほぼほぼ融けてしまっていますね。川には青藻がはびこっていることから、雪シロも大したことなく、川を掃除してくれるほどではなかったのだろうと思います。
さて、釣りへ戻りましょう。どこもかしこも渇水なので、少しでも水量、水深がある場所に狙いを絞り、幸先よく狙い通りに一尾目、二尾目と続きますが、その後がいけません。
良いサイズが喰った!と思った次の瞬間、目の前から仕掛けが消えました。天井糸と水中糸の接続部が切れて仕掛けごとロスト。天井糸を何度も使い回していたのが駄目でした。
結果、小さいのが二つ、小マシなのが一つで結果が伸びません。

この日最後の場所移動。

この日最後の場所移動。
ここをしっかり釣り歩いて、午後2時で仕舞いのつもりでしたが…
30分度釣り歩いたところで、垢腐れの石を踏んで転倒。川の中でなく、ちょっとした水溜まりだったので油断していました。
左半身は水没してビショ濡れ、左側に挿しているタモを破損。完全に戦意喪失。タモが使えないと、釣りにも支障が出てしまいます。ケガはありませんでしたが、釣れる魚も小さいし、翌日は雨予報。二日釣りのつもりでしたが、今回はトンボ帰り、五月にリベンジです。
今回は川に落ちたのではないので、事なきを得ましたが、皆さん、ほんとに足元には注意してくださいね。

プロフィール

ちぬ

渓流・本流竿・鮎竿・チヌかかり竿・ワカサギ穂先の開発をおもに担当。渓流・チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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