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2016/06/01

コラム

山本太郎直伝 黒鯛流儀 穂先の「入り感度」と「戻り感度」について

穂先の「戻り感度」は超重要!

さて、シマノ筏竿シリーズは前回紹介した6種類の穂先の調子があり、最もこだわっているところは「表現力の豊かさ」。「チヌのアタリはチヌアタリらしく、エサトリのアタリはエサトリらしく」を念頭に掲げている。


釣り人の多くは穂先が引き込まれた時に曲がる「入り感度」ばかりを気にするのだが、その後の「戻り感度」を気にする人は非常に少ない。意外に盲点となってしまっている部分だが、表現力が乏しいとチヌアタリとエサトリのアタリの見分けが大変難しく、アワセのタイミング、ひいては釣り自体に迷いばかりが生じてくる。

あなたの穂先はチヌアタリを見分けることができるか?

昨今のかかり釣りは、「チヌだけを寄せて狙うのではなく、多くの魚達を一緒に寄せ、多発するアタリの中からいかにチヌアタリだけを捉えていくか!」に尽きる。分かり易く説明すると、喰い込みばかりを重視した軟調子では、エサトリアタリもチヌアタリに見えてしまう・・・・・。逆に感度ばかりを重視したピンピンの先調子では戻り反発が勝り、チヌアタリがエサトリのアタリにも見えてしまうという訳だ。


穂先選びは、薬にもなるし毒にもなる!確かに「入り感度」は大事だが、「戻り感度」はもっと重要であることを頭に置いておきたい。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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