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2016/03/16

コラム

山本太郎直伝 黒鯛流儀 ダンゴは筏・カセ釣りのかなめ中の要

ダンゴの役割

筏・カセのかかり釣りにおいても、ダンゴはかなめ中の要。大変重要なアイテムだ。


先に解説したウキダンゴ釣り同様、多くの魚達を足下に寄せ、足止め。更には軽い仕掛けを素早く確実に海底に送り、途中で待ち受けるエサトリからもサシエを守ってもらう。といった大きな役割を担っている。それだけにダンゴひとつで釣りが大きく左右される事を念頭に置いておきたい。


現在、一般化され最も多用されているのは、市販の箱ダンゴと袋ダンゴをブレンドしたもの。
・沈みが速い
・沈みは若干遅いが拡散性が高い
・集魚力を高める
・粘りを高め、握り易さを重視する
等々自分の釣りスタイルに合わせ、希望通りのダンゴが手軽に作れて大変便利だ。

入門者にとってダンゴ作りは悩みの種

ただ、これから始めてみようといった入門者やかかり釣りを始めて数年程度の初級者にとっては、意外にもダンゴは悩みの種…。今一つダンゴに自信が持てない釣り人が多い。


その最大の理由は、「何をどれだけ混ぜたらいいのか?」というブレンド内容と「海水をどれ位加えたらいいのか?」という水加減。やはり確かに考えれば考える程悩みは強くなる。


ウキダンゴ同様、かかり釣りのダンゴはウキフカセ釣りとは違い、割れるまで密接に釣り手側に関わってくる。沈みが速いか、割れが遅いか?全ては仕掛け・ラインを通してダンゴの特性をハッキリと伝えてくるのだ。だからこそ要のダンゴに対し、決して苦手意識を持つことなく、自分の強い武器へと持ち込めるようにしたい。

ダンゴエサのブレンドは簡素化するのがコツ

ダンゴもやはり「習うより慣れろ!」水加減や握り具合は身体で覚える事が一番だが、先ずはあれこれブレンド内容に迷わず、自分の定番を決めてしまうことをお薦めする。


市販ダンゴはそれぞれの特性やセールスポイントがあり、細分すれば釣り場やシーズン、海況に応じてブレンドを変えるのが最良であることは確か。だがある程度ダンゴ自体に馴れるまでは同じ銘柄のダンゴ、同じブレンドで通し、使い込むのがベスト。よほどの急潮や深場の釣り場でない限り、市販ダンゴで不便を感じる事はない筈だ。


安価で量がある箱ダンゴをベースにし、集魚力やネバリ、拡散性等、アップさせたい特性を持つ袋ダンゴを1~2アイテムブレンドする。あまり難しく考えず、もっと簡素化する事だ。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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