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2015/09/30

コラム

山本太郎直伝 黒鯛流儀 ウキダンゴ釣りのキモ「ダンゴ使い(1)」

ダンゴ作りはウキダンゴ釣りのキモのひとつ

ウキダンゴ釣りにおいて、ダンゴ使いとタナ取りは最も重要なポイント。この釣りの「キモ」といっても過言ではない。私自身、釣り番組や雑誌の解説においても「ダンゴ3年、タナ取り5年」と、よく言ってきた程だ。


ただ昨今ではメーカーから作りやすく、扱いやすい専用ダンゴが数多く登場しており、全くの入門者でも数回の釣行でその使い方に馴れてくる。専用のダンゴをしっかり使いこなすためには、ダンゴの役割、効能等をよく考えながら、同釣法に馴染んでいくとよい。

ダンゴ作り

市販されているダンゴは、袋の裏に作り方や水分量が詳しく記載されている。とりあえずダンゴ作り自体に馴れるまでは、マニュアル通りに作り、馴れてきたら徐々にアレンジする事をお薦めする。

ダンゴの役割

ダンゴは簡単に説明すると、魚を集める、エサトリからサシエを守る、仕掛けを確実かつ素早くタナ(底)へ届ける、といったような大切な役割を担っている。ただし、それぞれに深い意味合いがあって、使い方ひとつで薬にも毒にもなると、解釈しておこう。

ダンゴの水分量を考えるヒント

ちなみにダンゴの握り方だが、馴れないうちはどうしてもコツが分からず、芯までしまり切れずに空中分解や着水分解を多発させてしまう。ダンゴの扱いに馴れるまでは、マニュアルの水分量よりやや多めにして、まずは握りやすさを優先しよう。


覚えておいていただきたいのは、ダンゴは水分量を多くすると、握りやすさが向上するが、割れるタイミングが遅くなる。逆に水分量を控えめにすると、握りにくくなるが、着水後、水を多く吸って割れるタイミングが速くなる。

※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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