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2016/09/26

コラム

オフショアキャスティングコース:鈴木 斉と行く『青森県・津軽海峡』

釣果レポート


釣行者 (順不同)
野坂 健人様 (当選者)、和田 圭祐様 (当選者)、鈴木 斉(シマノ インストラクター)

釣行日程・場所
2016年9月26日(月)~28日(水) in 青森県・津軽海峡



青森空港で初対面!当選者は大阪府から参加の野坂健人(のさか・けんと 写真右)さん、京都府から参加の和田圭祐(わだ・けいすけ 写真中央)さん。緊張気味のお二人に、「こんにちは!」ときさくに声を掛ける鈴木斉(すずき・ひとし 写真左)さんです。



釣行の拠点となる小泊港までは青森空港からレンタカーで約1時間半。まずはフィールド全体を見渡せる竜飛崎へ向かうことにしました。



関西地方在住のお二人は東北地方に馴染みが薄く、津軽海峡を眺め、感動することしきりでした。



竜飛崎からはクロマグロを狙う多くの職漁船、遊漁船が見えました。今年は200kg前後のクロマグロが何本もキャスティングでキャッチされています。



西日を受けながら洋上で操業する職漁船。明日は我々があの景色のなかに溶け込みます。



観光用のマグロオブジェとともに記念撮影。これだけで来た甲斐あり!?



竜飛崎から小泊港へ移動。翌日の釣行に備え、港で講習会を開きます。ラインシステムの作り方からタックルの扱い、キャスティングやアクション方法など、短時間でも内容の濃い講習会です。



野坂さんはヤエンでのアオリイカ釣りやショアジギング、和田さんはバスフィッシングやアジングなどが得意。使い慣れないマグロ用ヘビータックルに戸惑いを隠せません。



釣行前夜の親睦会ではさまざまな話題で盛り上がりました。ちなみに応募動機は、「自分のいつもの釣りから一番遠い釣りを選びました」(野坂さん)。「釣りではなくインストラクターで選びました」(和田さん)。人で選んだという言葉に鈴木さんも大喜び!



期待に胸を膨らませ船へと向かう3人。クロマグロ釣りの朝は早い!と思いきや、午前8時とゆっくり。これが津軽海峡の定番です。



お世話になったのは人気船「太郎丸」。6隻ある船のうちシケに強い大型船、通称「大太郎(おおたろう)」に乗船します。



「ルアーが大きいですね」と和田さん。スケールの大きさに驚きを隠せません。「最近はシイラとイワシを喰っているマグロが多いんですよ」と鈴木さん。シイラパターンにはフローティングペンシル、イワシパターンにはシンキングペンシル、と使い分けます。



小泊港を出て北進!竜飛崎へ向かいます。タックルはフローティングペンシル用に、オシアプラッガーBG FLEX ENERGY S79MH&ステラSW18000HG。ラインはオシア EX8 PE 8号+ナイロンリーダー170lb。シンキングペンシル用に、オシアプラッガーBG FLEX ENERGY S80M&ステラSW14000XG。ラインはオシア EX8 PE 6号+ナイロンリーダー100lbを用意しました。



クロマグロのジャンプであったり、トリヤマであったり。サインを見逃さないよう、海面を凝視します。釣行日はベタ凪でしたが、「船に弱いのでこれ以上、波があると危険でした」と和田さん。幸運の持ち主です。



津軽海峡を知り尽くす山下船長。気さくな人柄と確かな操船でアングラーの人気を集めています。



港から走ること30分ほど。聖地、竜飛崎が見えてきました。「いいね、イワシが浮いているし。雰囲気あるよ」と鈴木さん。



「いま、跳ねたの見えました?」と鈴木さん。「えっ、どこですか」と野坂さん。やはりプロの目は違います。ちなみに今シーズン、鈴木さんは今釣行までに20日以上の釣行を重ねていました。



突如、射程範囲内でクロマグロの跳ねあり。最初のキャストチャンス、と思いきや、間に合いませんでした。



「ポコンと海面に出た背中が見えましたよ!」と和田さん。「僕は全身を出して横っ跳びしたマグロを見ました」と野坂さん。お二人とも大興奮。次なるチャンスを探します。



周りにはライバルの船もいます。クロマグロを見つけたのか全速力で走って行きました。ライバル船との駆け引きも釣果を左右する大きな要因です。



イワシダンゴ発見!二人のキャストはバッチリでしたが、反応なし。「マグロの数が多くはないみたいですね」と鈴木さん。残念です。



午後1時半の満潮に近づき、潮が止まりかけてきたのか、海面は少し静かになってしまいました。潮上へと大きく場所を変えます。



操業している漁師さんも釣っている様子はありません。




近くの船がヒットさせたようです。大型のようでしたが、後ほどの情報では残念ながらバレてしまったとのことです。



気分転換、とばかりにジギングを楽しみました。竜飛崎周辺ではワラサやブリ、マダイなど、クロマグロ以外にも多くの魚が狙えます。



オフショアジギング初挑戦の和田さん。すぐにコツを掴んでしまったところはお見事!



来た!と思いきや根掛かりでした。海底形状が複雑な竜飛崎周辺。根掛かりには要注意です。



竜飛崎周辺をいったり来たり。クロマグロの聖地はさまざまな表情を見せてくれました。



「どうですか?」と、知り合いの船長たちと情報交換する鈴木さん。「気配はけっこうあるけど、なかなかヒットまでいかないねえ」との返事でした。



少しのんびりした時間が流れていましたが、鈴木さんがいきなり「出た!」と叫び、方向を指示しました。



向かってみるとトリヤマ!チャンスです!



すかさずキャストするお二人。残念ながら届きません!



その後も何回かトリヤマに遭遇しましたが、いま一歩のところで届きません。残念ながら帰港時間が迫ったので、港へ向けてゆっくり走り出します。



諦めかけていたそのとき、いきなり何匹かのクロマグロが全身を出してジャンプ!100kgクラスも交じっていたようです。



最後のチャンス!とばかりにフローティングペンシルをキャスト。しかし、海面は割れず…。ストップフィッシングとなりました。



夕食時には鈴木さんのサイン入りプラグがお二人に贈られました。



釣れなかったからお店で食べよう!とマグロの刺身に舌鼓。「なかなか来ることが出来ない釣り場に連れてきてもらい、貴重な体験をさせていただきました。釣れなかったけれど、マグロの姿は見れましたので、それだけでも満足です」(野坂さん)。「凄かったです。掛けた人も見れましたし。すべてが規格外。こんな機会を頂いて感謝です。今晩は寝れないかも知れません(笑)」(和田さん)。「チャンスは多いほうだったと思いますよ。釣れる釣れないは別にして、こうした時間を経験できたことは貴重だったと思います。これからのお二人の財産になると思いますよ」(鈴木さん)。わずか一日でしたが、オフショアキャスティングゲームの魅力の一端に触れることができた夢釣行でした。

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