2022/02/27
コラム
寒サバの多点掛けも楽勝!探検丸スクリーンも搭載したフォースマスター 3000登場
2022年、フォースマスター 3000がモデルチェンジして新発売される。
モーター&ギアは大幅に強化、リールのモニター画面には探見丸スクリーンも表示。
その実力をシマノフィールドテスター松本圭一が勝浦沖の寒サバ釣りで実証する。
冷たい外気が青く染まって見える早朝の外房勝浦沖。川津港の不動丸に乗り込んだ松本圭一さんが次つぎに釣り上げているのはタップリ脂を蓄えた寒サバだ。そのおいしさがウワサを呼び、ここ数年で人気魚に昇格した冬~早春のターゲットである。
寒サバのポイントは水深150~200メートルの深場。タナは底近くだったり宙層だったりと様ざまだ。その群れにオモリ180号をセットしたフラッシャーサビキを落とし込んで喰わせていく。
けっこうヘビーなこの仕掛けに太ったサバが4~5尾も付くと、電動リールには相当な負荷がかかるのだが、
「大丈夫、このリールならガンガン巻けます」
松本さんが手にするそのリールは、モデルチェンジして新発売されるフォースマスター 3000。
「魚探画像が表示される探見丸スクリーンが新たに搭載され、高級感のあるシックなカラーリングも好みです。そして今回試した寒サバ釣りで改めて感じたのはリールの中身の充実ぶり。今日は暴れるサバをできるだけスピーディに引き上げるために、ドラグをギッチリと締めてフルスピードで巻いていますが、パワーは十分あるしトルクも安定しています」
新たなフォースマスター 3000に内蔵されたモーターはMUTEKI MOTOR+。特殊希土類磁石を採用した高トルク&高パワーを誇るブラシモーターだ。ギアシステムも強化し、前モデルのフォースマスター 3000XPに比べて耐久性が2倍向上。最大ドラグ力も20キロとハイエンドに近い。
「そのおかげで、多点掛けした寒サバを深場からグイグイ巻き上げてくれるんですよね。巻き心地も滑らかです」
季節風が強まってシケ気味の中、松本さんは40センチ前後の寒サバを30尾以上釣り上げた。
その後は水深170メートル付近でリレー種目のヤリイカ釣りへ転じたものの、強まる風とウネリ、さらに厄介なサメまで現れて仕掛けごと喰いちぎられるアクシデントが多発。ほとんど釣りにならないまま11時に早揚がりとなる。
「海中の様子が一目で分かる探見丸スクリーンも、色んな場面で活用できます。今日は深場の底近くにサバが沈み、海況がよくないせいもあって魚群反応が映りにくかったのですが、例えば宙層に明確な反応が出る日であれば、そのタナをいち早く攻めることが可能です」
魚探画像を見ながら先手の戦術を取り、タフネスに巻き上げる。多様なフィールドとターゲットに対応するパワー&機能を装備したフォースマスター 3000。今年注目の1台だ。
Force Master 3000
フォースマスター 3000
モーター部には高温時もトルクを持続し駆動時のレスポンスが早いMUTEKI MOTOR+を採用し、強化ギアシステムを新たに組み込むことで耐久性も大幅に向上。さらにフォースマスターシリーズ初となる魚探表示機能「探見丸スクリーン」を搭載するなど、シマノの最先端機能が満載。パワーと耐久性が求められる大型魚、深場の寒サバ、イカ、根魚など多様な沖釣りシーンで活躍する。
使用タックル製品情報
フォースマスター 3000
ミッドゲーム CI4+ TYPE73 HH200
MUTEKI MOTOR+
フォースマスター 3000XPで実績と信頼を積み上げたパワフルなブラシモーターMUTEKI MOTOR+を継承。トルクが落ちやすい高温時も強さを発揮する。駆動時のレスポンスも早く、素早く底を切ったり、瞬時の巻き合わせなどがノンストレスで行える。
探見丸スクリーン
すべての探見丸搭載船で使用できる探見丸スクリーンを装備。リールのモニターにカラー魚探が表示され、海底水深、海底形状、魚群、単体魚の体長(ACCU-FISH®)などが表示される(※ACCU-FISH®機能は、ACCU-FISH®対応の親機搭載船のみ使用可能)。
強化ギアシステム
ギアの耐久性はフォースマスター 3000XPの2倍と飛躍的に向上。減速ギアはベアリング支持とし、ブレや摩耗を大幅に低減。
INFORMATION
外房勝浦川津港 不動丸
0470-73-5538
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