2021/01/27
コラム
松本圭一のミッドゲームSS使いこなしガイド【ヒラメ編】
四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回はシマノフィールドテスターの松本圭一が、様ざまな釣りに対応する最新ゲームロッド
「ミッドゲーム SS」で外房大原のヒラメを狙う。
ヒラメは冬の沖釣りを代表するターゲットの一つ。今回釣行した外房大原港出船では1キロ級主体に3キロ以上も交えつつトップで5枚前後釣れている。
松本が持参した竿はヒラメ専用竿ではなく最新ゲームロッド「ミッドゲーム SS」のタイプ64 M235 (右巻き仕様)、使用する電動リールは「フォースマスター 600DH」。
この竿を選んだ理由を松本に聞くと、
「細身軽量で感度抜群のゲームロッドは海底の変化やエサのイワシの様子がよく分かるので楽しいんです。
ミッドゲーム SSはライトゲームシリーズよりもワンランクヘビーな仕掛けの使用を想定したシリーズで、軟調から硬調まで7アイテムがラインナップされています。今回使ったタイプ64 M235はオモリ40~120号まで背負えるので、ライト、ノーマル問わずほとんどのヒラメ釣り場に対応できます。6:4調子ですが胴調子に近いしなやかさで魚がエサをくわえたときに違和感を与えず、喰い込みも抜群にいいですね。
このシリーズは上位機種の性能を受け継いだ、コストパフォーマンスに優れたベーシックモデルなのでヒラメ入門にもピッタリだし、コマセダイやイナダ五目など幅広い釣り物で活躍します」と説明してくれた。
シマノ独自のテクノロジーがもたらす軽快な操作性と高感度
つる丸に乗り込み5時ごろ港を離れ、1時間ほど走って太東沖の水深50メートル前後に到着。当日は風が強く波も高い状況のなか、点在する根周りのポイントをエンジン流しで狙った。
当地のヒラメ船の標準オモリはノーマルタックルが80号、道糸PE1.5~2号のライトタックルで60号となる。
松本はオモリ60号のライトタックルの仕掛けでスタート。底から1メートルにタナを取り、時折竿を大きく上下に動かして誘うこと10分、小さなアタリに続いてグイッと竿が引き込まれ、1キロ級を釣り上げる。
「タイプ64 Mは穂先の感度が抜群でイワシが暴れる様子や小さなアタリがよく分かるし、エサの喰い込みもいいですね。Xシートのおかげで竿を軽快に操れるから、手持ちで積極的に誘い続けてもほとんど疲れません」
新しいエサを付けて再投入。サイズアップを狙って誘いを繰り返す。
「ヒラメは起伏のあるポイントを狙うことも多いので根掛かりがつきもの。しかしフォースマスター 600は”NEW海底・魚群水深表示”で、カケ上がり、カケ下がり、フラットと地形の変化や海底までの水深が手元で視認できるので根掛かりを軽減できます」
1~2分に1回のペースでタナを取り直し、誘いを繰り返して15分後、竿先を押さえ込む変化をとらえ、乗せるように大きく竿を持ち上げてヒット。慎重に巻き上げ2キロ級を取り込む。
その後も喰いは順調。松本は1~2キロを5枚釣り上げ11時半に沖揚がり。
「12月には茨城方面が全面解禁、色んな釣り場でこの竿を使ってみたいですね」と言いながら、笑顔で大原港をあとにする松本だった。
MIDGAME SS
上位機種の性能を受け継ぐベーシックモデル
ミッドゲーム SS
「ミッドゲーム SS」は、ライトゲームシリーズよりもワンランク重い仕掛けの使用を想定したパワータイプのゲームロッド。スパイラルX、Xシート エクストリームガングリップ、フロントEVAグリップなどシマノ独自の最新技術を搭載し、上位機種の性能を受け継ぐコストパフォーマンスに優れたベーシックモデル。
使用タックル製品情報
ミッドゲーム SS TYPE64 M235 RIGHT
フォースマスター 600DH(右)
NEWタッチドライブ搭載
フォースマスター600 / 600DH / 601 / 601DH
親指1本で快適な操作が可能な中間速設定を採用したNEWタッチドライブを始め、リール単体で海底・魚群水深表示する簡易魚探機能(ACCU-FISH®対応の親機搭載船に限る)、スピードクラッチなどシマノ独自の数かずの機能を搭載。
INFORMATION
外房大原港 つる丸
090-4377-5777
船GAMEROD
地域&アイテム別対応釣種や各製品特徴など、シマノ船ゲームロッドのすべてがわかるスペシャルサイト 「船GAMEROD」もどうぞご覧ください。
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