2019/09/25
コラム
鈴木新太郎のバイオインパクト ライトヒラメ使いこなしガイド
四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回はシマノフィールドテスター・鈴木新太郎が、最新ロッド
「バイオインパクト ライトヒラメ」で九十九里飯岡港出船の夏ビラメを狙う。
ヒラメは寒い時期の釣り物と思いがちだが、水温が安定して魚の活性が上がり、アタリが多いうえ喰い込みもよくなる夏場は、ビギナーのヒラメ釣り入門や腕を磨きたい中級者にもってこいの時期。
そんな夏ビラメを楽しめるのが千葉県の銚子~九十九里飯岡。釣行した三次郎丸は今期も好調で、当日は飯岡~銚子沖の水深15~30メートル前後を狙い、0.5~2.4キロ級が1~5枚。鈴木は2.4キロを含む5枚を釣り上げた。
使用した竿は最新ロッドの「バイオインパクト ライトヒラメ」。今回は鈴木が開発に携わったライトヒラメ専用ロッドの特徴と魅力を紹介しよう。
軽快な操作性と高感度を支える、シマノ独自の最新テクノロジー
「バイオインパクト ライトヒラメの特徴は『軽快な操作性と高感度』です。竿を軽快に操れるから積極的に誘えるし、一日手持ちでもほとんど疲れません。感度も抜群で、底質の変化やエサの生きイワシの様子がよく分かります」
それらを支えているのが数多くのシマノ独自の最新テクノロジー。メインのカーボンブランクスは、ネジレを抑え込む基本構造「スパイラルXコア」をカーボンテープでX状に締め上げる「ハイパワーX」構造でさらに強化、穂先は高強度カーボンソリッド「タフテック∞」に極細カーボンテープをX状に巻き付け強化した「ハイパワーXソリッド」を搭載し、微かな変化を伝達する高感度を実現している。
「Xシートのおかげで、従来モデルに比べて竿を片手で操作するのが格段に楽になりました」
もう一つのテクノロジーが、手のひら全体で包み込むようにホールドする「Xシートエクストリームガングリップ」。従来のリールシートよりもパーミング時の負荷が45パーセント低減(当社比)し、リーリング時のブレは30パーセント減(当社比)を実現。パワーロスを抑えて疲労を軽減する新発想のリールシートだ。
つまり、スパイラルXコアでネジレが抑えられて竿を動かしたときのロスがなく軽快な操作が可能になり、疲労を軽減してくれるXシートが疲れを感じさせず、手持ちで攻める釣りに最適なモデルということだ。
様ざまな状況に対応する3アイテム
バイオインパクト ライトヒラメの3アイテムは6:4調子と7:3調子があり、硬さは64 M225と73 M235がオモリ負荷20~80号、73 MH245が20~100号と2段階の設定。
それぞれの竿の使いこなし方について聞くと、
「64 M225は操作性に優れたショートモデルです。高感度カーボンソリッドトップは張りが強い傾向がありますが、このモデルは穂持が軟らかめなので喰い込みがいいのが特徴です。胴~元部は2キロオーバーのヒラメでは物足りないと感じてしまうくらいのバットパワーを備えているうえ、魚の引きに追従するように曲がり込むので安心してヤリトリができます。」
「全長2.45メートルの73 MH245はウネリが高いことも多い外海に面した釣り場でも仕掛けを安定させやすいモデル。全体に張りがあるので、横流しで道糸が反対舷に入り込むケースにも対応しやすいです。」
「全長2.35メートルの73 M235はオモリ20~80号対応ですが、100号を使った横流しでも対応できるオールラウンドモデルでヒラメ入門にもおすすめ。」
「3アイテムそれぞれに個性があるので、釣具店などで実際に手にして好みの竿を選んでください」とアドバイスしてくれた。
7月中旬、九十九里~銚子エリアの夏ビラメは好調をキープ。この3本の最新ロッドを使いこなしてヒラメの引きをたっぷり楽しもう!
BIOIMPACT LIGHT HIRAME
細身で軽量、感度抜群の3アイテム
バイオインパクト ライトヒラメ
「バイオインパクト ライトヒラメ」は、スパイラルXコアで締め上げた細身で軽量なブランクスが軽快な操作性を実現。穂先はXガイドを装備し感度に優れるタフテック∞+ハイパワーXソリッド、リールシートは疲労を軽減するXシートエクストリームガングリップなどシマノ独自の最新テクノロジーを搭載したライトヒラメ専用ロッド。
使用タックル製品情報
バイオインパクト ライトヒラメ 64 M225 RIGHT
バイオインパクト ライトヒラメ 73 M235 RIGHT
バイオインパクト ライトヒラメ 73 MH245 RIGHT
バルケッタ プレミアム 150(右)
ベイゲーム 150(右)
オシア コンクエスト 200HG(右)
INFORMATION
九十九里飯岡港 三次郎丸
0479-57-3371
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