2019/05/22
コラム
松本圭一のニューライトゲームCI4+使いこなしガイド【ウィリー・ライト五目編】
四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回の釣り物はウイリー仕掛けで狙うライト五目。シマノフィールドテスターの松本圭一が、
ゲームロッドの最新モデル「ニューライトゲームCI4+」の使いこなし術をお届けする。
今回釣行したのは内房保田港の村井丸。同宿のライト五目はウイリー仕掛けでアジを主体にタイ類や青物など多彩な魚が釣れるうえ、釣ったアジなどを泳がせてのハモノ狙いも大歓迎の船宿だ。
松本が持参した竿は、ゲームロッドの最新モデル「ニューライトゲームCI4+」のTYPE73 M200とMH195の2本(いずれも右巻き仕様)。
ニューライトゲームCI4+には沖釣りの多様化するニーズに応えた12のアイテム(持ち手により24種類)があるのだが、その中からこの2本を選んだ理由を聞くと、
「ウイリー仕掛けのライト五目は手持ち竿で積極的にタナを探る釣りなので、操作性に優れたTYPE73がマッチします。
指示ダナが海面から40メートル以浅の浅場なら軟らかめのM200、50メートル以深の深場ではやや硬めでシャクリにメリハリを付けやすいMH195の出番です。
ハモノ狙いでヒラメやワラサも釣れているようなので、チャンスがあれば手元の張りが強くて大型魚に対するパワーがあるMH195に泳がせ仕掛けをセットして狙ってみます」と答えた。
疲労を軽減するXシート エクストリームガングリップ
村井丸に乗り込み6時ごろ港を離れ、15分ほど走って釣り場に到着。まずはTYPE73 M200をセットし、40~45メートルの指示ダナでスタートとなった。
指示ダナの範囲をシャクリ上げて探ること10分後、クンと小さなアタリをキャッチ。上がってきたのは20センチ級のアジだ。
「ニューライトゲームCI4+は、細身のブランクスにネジレを抑え込むスパイラルX構造を採用しているので誘いが軽快で、タフテックインフィニティをハイパワーXで強化した高感度穂先が小さなアタリも表現してくれます。
そしてこの竿の一番の特徴は、リールシートに”Xシート エクストリームガングリップ„を搭載したことです。手のひら全体で竿を包み込むようにホールドできて疲労を軽減してくれるので、長時間シャクリ上げる誘いを繰り返してもほとんど疲れませんよ」
Xシートは従来のリールシートよりも、リーリング時のブレを30パーセント低減し、パーミング時の負荷は45パーセント減を実現。パワーロスを抑えて疲労を軽減し、大型魚とのヤリトリでも力負けしない新発想のリールシートといえる。
その後は、アタリが遠くなると潮回りをして再び喰いが立つ展開が繰り返され、足元のオケがアジで一杯になったところで松本はMH195にチェンジ。泳がせ用の仕掛けに小アジを付けて海中に送り込み、指示ダナの下限に合わせた。
するとグイッと強いアタリがきて竿が曲がる。慎重に巻き上げ、海面に浮かんだのは40センチ級のマトウダイ。次投もタナに合わせた直後に喰いつき、同級を追加した。
「MH195はマトウダイでは物足りないと感じてしまうくらいのバットパワーを備えているうえに、魚の引きに追従するように曲がり込むので、ヒラメやワラサなど鋭く突っ込む魚が相手でも安心してヤリトリできますよ」とアドバイスしてくれた。
3月中旬現在、村井丸ではトップ50尾以上とアジが絶好調。ハモノ狙いでは1キロ級のヒラメや3キロ級のワラサが釣れている。最新ゲームロッドでアジの小気味いい引きを楽しみつつ、アジの泳がせでビッグワンを狙ってみてはいかがだろう。
NEW LIGHTGAME CI4+
最新テクノロジーを搭載してフルモデルチェンジ!
ニューライトゲームCI4+
フルモデルチェンジした「ニューライトゲームCI4+」は、スパイラルX構造で締め上げた細身で軽量なブランクスを採用し、Xシート エクストリームガングリップ、タフテック∞、ハイパワーXソリッドなど、様ざまなシマノ独自の最新技術を搭載した最新ゲームロッド。
使用タックル製品情報
ニューライトゲーム CI4+ TYPE73 M200
ニューライトゲーム CI4+ TYPE73 MH195
スティーレ 100HG
スティーレ SS 150HG
INFORMATION
内房保田港 村井丸
0470-55-1121
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