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2019/02/27

コラム

松本圭一のフォースマスター600使いこなしガイド

四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回のターゲットはコマセ釣りのマダイ。シマノフィールドテスター・松本圭一が、
電動リールの最新モデル「フォースマスター600」の使いこなし術をお届けする。

▲ 釣り場は下浦沖の水深50メートル前後

コマセダイの釣り場は各地にあるが、この冬、首都近郊の沖釣り拠点・三浦半島剣崎松輪港出船では1キロ級主体にトップ5枚前後の好模様。いい日は10枚以上の釣れっぷりを見せることもある。


周年ライトマダイで出船する棒面丸に釣行した当日は、下浦沖の水深50メートル前後をメインに狙い、0.3~2.5キロ級が1~10枚。松本も1キロ級を釣り上げマダイの引きを楽しんだ。


当日松本が使用したリールは最新小型電動リールの「フォースマスター600」。今回このリールを選んだ理由を聞くと、


「フォースマスター600は、新機能のタッチドライブやスピードクラッチを搭載して片手操作の快適性を追求したニューコンセプトモデルで、軽い道具立てで手軽に楽しめるライトマダイにピッタリなんです」と答えた。

▲ 当日はフォースマスター600をメインで使用

新感覚の操作性を支える最新テクノロジー

従来の電動リールのスピード調整はレバー式かダイヤル式だったが、シーソー型感圧スイッチの「タッチドライブ」は親指1本で操作でき、かつ微調整が可能なシマノ独自の新機能。


リールを握ったとき、スイッチは自然に親指を置く位置に設定され、初期設定では手前が増速、向こう側が減速となる。


「このリールの特徴の一つが、親指の押圧でスピード調整できる”タッチドライブ„です。従来モデルは巻き上げレバーやダイヤルを目視して操作してましたが、このタッチドライブは指先だけで直感的に操作できます。

▲ ロッドを握る手の親指1本で、快適なスピード調整とクラッチ操作が可能

手巻きリールのように、魚の引きに応じて自分が最適だと感じる巻き加減を親指操作だけで自在にコントロールできるので、大ダイが掛かったときのヤリトリもスムーズです。コマセの詰め替えで巻き上げるときは、強く押せば瞬時に全速巻きになります。


タッチドライブは様ざまなパーソナル調整が可能で、感度設定はクイック、ノーマル、スローの3段階です。初期設定はノーマルですが、最初に使うときはノーマルより強い押圧でスピード調整が可能な(感度ダウン)スローがおすすめです」


「感圧」は文字どおり、指の押圧で31段階のスピード調整が可能。ソフトに押せば1速ずつ変速でき、強く押せば一気に全速までスピードアップする。


また、従来のレバー式やダイヤル式は、巻き上げから船ベリ停止の後、再投入する前に一度レバーやダイアルを手前に戻して速度表示を「0」にする必要があったが、タッチドライブは船ベリ停止すると自動的に「0」に戻るため、ワンアクション少ない手返しが可能になった。


「片手でクラッチのオンオフ切り替えができる”スピードクラッチ„もライトゲームにマッチした新機能です。スプールをサミングしながら仕掛けを落とし込んでいる最中でも、瞬時に狙いのタナでクラッチオンが可能です」


従来モデルはクラッチボタンでオフ、ハンドルを回してオンといったクラッチ操作。一方、スピードクラッチはレバーを押すだけですむ簡単機能、オフで1回、もう1回押すとオンになる。これによりクラッチボタンが消え、スプールをサミングした状態でのクラッチ操作が片手で可能になり、バックラッシュもしにくくなっている。


「このリールを一度使うと、指先だけで意のままに操れる感覚がクセになるはずです。ライトマダイを始め、タチウオやアマダイ、ヒラメ、イサキ、そしてマルイカなどライト系の釣り物で、ぜひ試してください」


2019年の釣りを最新電動リールの機能を駆使して楽しもう!

▲ 1キロ級のマダイをキャッチ

FORCEMASTER 600

片手操作の快適性を追求した最新テクノロジーを搭載!
フォースマスター600

電動リールのライトゲームに対応したニューコンセプトモデル。親指1本で快適な操作が可能なタッチドライブ、クイッククラッチを始め、ハイパワーを発揮するMUTEKIMOTOR+、リール単体で海底・魚群水深表示する簡易魚探機能、コネクター位置を変更しパーミング性能を向上させたSコンパクトボディ、一定のテンションを保ち巻き上げる楽楽モード、高耐久で滑り出しが滑らかなドラグ性能を持つカーボンクロスワッシャなどシマノ独自の数かずの機能を搭載。

タッチドライブの主な特徴

▲ 親指の屈伸動作で増速、減速の自在なスピード調節が可能

➀ 片手で快適な操作、押圧でスピード調節が可能。
➁ 31段階のスピード変速、小さな動作幅で1回押すごとに1速ずつ変速。
➂ 仕掛け回収後、船ベリ停止と同時にオートでスピード表示値が0に戻り、再投入時は増速側のスイッチを押すだけで電動で巻き上がる。
➃ 豊富なパーソナル調整。増速(オン)、減速(オフ)のスイッチ切り替え、3段階の感度設定(クイック/ノーマル/スロー)、押圧によるスピード調整とスイッチを押している間のみ電動で巻き上げる”TDチョイ巻„の選択が可能。

スピードクラッチ

クラッチレバーを押すだけの簡単操作でクラッチのオンオフ切り替えが可能。極太クラッチピンを採用し大幅に耐久性を向上。

簡易魚探「NEW海底・魚群水深表示」

リール単体で機能する簡易魚探機能。リールが探見丸の親機の電波をキャッチし、液晶画面に水深、海底形状、魚群水深が表示される(アキュフィッシュ対応の親機搭載船に限る)。

▲ フラット

▲ カケ上がり

▲ カケ下がり

▲ 魚群水深表示

INFORMATION

鈴木 俊一 船長

三浦半島剣崎松輪港 棒面丸

046-886-1451

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※記事内で紹介されている製品は、旧モデルの可能性がございます。

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