2019/01/23
コラム
鈴木新太郎の炎月一つテンヤ使いこなしガイド
四季折々の釣り物をシマノの最新タックルで狙う。
今回のターゲットは一つテンヤで狙う外房大原のマダイ。
シマノフィールドテスターの鈴木新太郎が、一つテンヤの最新モデル
「炎月一つテンヤマダイ」の使いこなし術をお届けする。
師走を迎えたというのに、外房の一つテンヤマダイの拠点となる大原港出船では、水深15~25メートル台とまるで秋のような浅場でマダイが釣れている。釣果も1キロ級主体にトップ4~6枚ほどとまずまずだ。
鈴木が持参した竿は、一つテンヤマダイの最新モデル「炎月一つテンヤマダイ」の7本。
「炎月一つテンヤマダイは245M、225MH、240MH、255MH、240H、255H、B240Hと様ざまな状況に対応できる7アイテムがあるので、今回は浅場で釣れているマダイをエサとルアーで狙ってみようと思います」と勇躍、長福丸の午後船に乗り込んだ。
テンヤ3号の落とし込みでヒット
テンヤ3号の落とし込みでヒット
12時に港を離れ、20分ほど走った大原沖15メートルダチでスタート。 まずは245Mにテンヤ3号をセットして投入。得意の落とし込みで誘い、アタリがなければ積極的に入れ替えて新しい場所を探っていく。1時間後、スッと竿先が引き込まれる明確なアタリをキャッチ。上がってきたのは400グラムほどのマダイ。
「しなやかなカーボンソリッドを独自技術で強度を高めた新開発の”タフテック∞(インフィニティ)„は感度抜群です。とくに軟調の245Mは、竿先の振れ幅が大きくてアタリが取りやすいので、軽いテンヤが使える浅場攻めにピッタリですね」
その後はアタリが遠のき移動となり、水深19メートルで再開。鈴木は240Hにチェンジし、40グラムのメタルジグをセット。
「エサ釣りでアタリが遠いときにルアーで探ると食ってくることがあります。硬めで操作性がいい240Hはルアーにも向いていて、一つテンヤと一緒にタイジグやタイラバで楽しみたいときにも対応しやすいアイテムなんです」
キャストとリトリーブを繰り返して30分後、ゴンと竿先をたたく強いアタリでヒット。トルクのある引きで竿が深く曲がり、青物と判断した鈴木は強気で巻き上げる。
「バットから胴にパワーがあるので、遊ばれることなくグイグイ上がってきます」と余裕で1キロ級のイナダをキャッチ。
その後もキャストを繰り返し、夕マヅメのチャンスタイムに再びヒット。鋭い段引きでラインが引き出され、本命を確信した鈴木が慎重に巻き上げる。船長が差し出すタモに無事収まったのは後検量1.5キロのマダイ。
「タイジグで釣れるマダイは平均して型がいいですね」
狙いどおりに釣り上げた1枚に鈴木の顔がほころぶ。今回は出番がなかったアイテムの使いこなし方について聞くと、
「225MH、240MH、255MHは浅場も深場も対応できるオールラウンドモデルです。3本の中から体格に合った長さを選ぶと使いやすいと思います。たとえばショートモデルの225MHは、取り回しが楽で合わせも効くため、小柄な人や体力に自信がない女性におすすめです。
ベイトモデルのB240Hは、いわゆるベイトテンヤ用です。スピニングリールが苦手な人や、カワハギやフグ釣りなどの経験者と相性がいいはずです」とアドバイスしてくれた。
外房の一つテンヤは12月も期待大。最新ロッドでマダイの引きを満喫しよう!
ENGETSU HITOTSUTENYA MADAI
最新テクノロジーを搭載してフルモデルチェンジ!
炎月一つテンヤマダイ
フルモデルチェンジした「炎月一つテンヤマダイ」は、スパイラルX構造で締め上げた細身で軽量なブランクスを採用し、タフテック∞、Xガイド、パーフェクションシートCI4+リールシートなど、様ざまなシマノ独自の最新技術を搭載した最新一つテンヤ専用ロッド。
ENGETSU
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